【元ネタ】北欧民話『リントヴルム王子』
【CLASS】
ライダー
【真名】『羊飼い』
【性別】女
【身長・体重】156cm・46kg
【属性】秩序・善
■ステータス
筋力:E 魔力:E
耐久:E 幸運:A++
敏捷:E 宝具:EX
■クラス別
スキル
◇騎乗:EX
騎乗の才能。技術的にはロバに乗るのがやっとのレベルだが、自身の宝具で召喚した竜種に限り万全に扱える。
◇対魔力:E
魔術に対する抵抗力。魔術の無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
ただの田舎娘にそんなものがあるはずなかった。申し訳程度のクラススキルである。
■固有スキル
◇飼育(羊):C
動物を飼育するスキル。ライダーの場合は羊の扱いに定評がある。
当たり前だが、羊が居ないと使えない。
◇竜の花嫁:EX
竜種と結ばれた者であることを示すスキル。
竜属性を持つキャラクターに対しAランク相当の『カリスマ』として機能する。また、自身が生前結ばれた竜のステータス全てを向上させ、傷を癒す。
【宝具】
『恐ろしくも哀しい竜王子(プリンス・リントヴルム)』
- ランク :EX
- 種別 :婚姻宝具
- レンジ :-
- 適用対象 :-
――ライダーが生前結ばれた、巨大な蛇のような竜種を召喚する。
この宝具はライダーが召喚された時点で自動発動し、ライダーが存在するフィールドの何処かに竜種『リントヴルム』が召喚される。
『リントヴルム』は単独行動スキルを持つ疑似サーヴァントとして自律的に行動し、周囲の人間(女性)を捕食して現界し続ける。
ライダーは直接対面した場合のみ、この竜種を従えることが出来る。
この哀れな暴竜は伝承で語られる通りに、ライダーと巡り合うその時まで人々を喰らい続ける。
竜種だが、臆病で卑屈な性格をしている。好物はミルク。
【Weapon】
『木の枝』
森や林に行けばその辺に落ちてそうな何の変哲もない木の枝。
間違っても宝具と打ち合ったりしてはいけない。
【容貌】
亜麻色の髪とふんわりと柔らかい雰囲気を持つ純朴な少女。
【経歴】
ある国の王妃は子宝に恵まれないことに悩んでいた。ある時王妃は魔女に出会い、子を授かるための助言を受けた。
しかし王妃は魔女の助言に正しく従わなかったため、程無くして身籠り産まれた赤子は、蛇のような姿の醜い竜(リントヴルム)だった。
リントヴルムは王に自分が子であることを認めてほしいと懇願したが、王は頑なに認めようとしなかった。
父に激怒したリントヴルムは「花嫁を見つけてほしい。それが叶わないならば王を喰い殺す」と脅し、王は地下にリントヴルムが住むための館を建て、美しい娘を集め花嫁候補とした。
しかし集められた娘たちは皆一様にこの醜い竜を愛さなかったので、リントヴルムは娘たちを皆喰い殺してしまった。
そして王子が竜であることが国中に知れ渡り、誰もが娘を差し出すのを拒むようになった頃、一人の羊飼いの娘が見初められた。
【備考】
心優しい女の子。
聖杯にかける願いは、王子様と共にかつてのように羊を追いかけながら幸せに暮らすこと。
ライダーは語り継がれる名前すら持たない、ただの田舎娘である。
そんな彼女が英霊として召喚されるのは、暴竜の呪いを解き、愛し、幸いを得た娘として、伝承に語られながら人々の心に残り続けたため。
よって戦闘能力は絶無。単体ではサーヴァント戦はおろかその辺の通行人にすら負ける可能性がある。
実質、本体は宝具で召喚される竜王子の方。「彼」といち早く巡り会い従えることだけが、このライダーを召喚したマスターが勝ち残る道だろう。
最終更新:2016年10月01日 21:28