【クラス】
ライダー
【真名】アンタイオス
【出典】ギリシャ神話
【性別】男
【身長・体重】130㎝~350㎝・20㎏~500㎏
【属性】 中立・中庸
【ステータス】筋力:E-~A++ 耐久:E-~A++ 俊敏:E-~A++ 魔力:E-~A++ 幸運:E-~A++ 宝具:A++
【クラス別
スキル】
対魔力:E-~A++
魔術を無効化にするスキル。
アンタイオスのスキルおよび宝具による自己強化によりランクが変動する。
騎乗:―
騎乗スキルはスキル『大地に愛されし者』によって失われている。
【保有スキル】
大地に愛されし者:A+
母である大地の女神ガイアが、愛する息子であるアンタイオスに授けた加護。
大地、すなわち母たるガイアに両足で触れている限り、全ステータスが上昇し、
スキル『虚弱体質』を含む、呪いや毒、精神汚染など全てのバッドステータスを無効化にする破格のスキル。
ただし、両足が地面から離れた場合、これ等は恩恵は即座に打ち切られる。
アンタイオスがライダーのクラスでありながら騎乗スキルを持たないのは、
自身が常に『大地の上に乗っている』と認識してるからであり、それ以上の騎乗物を必要としないからである。
神性:C
海神ネプチューンと大地の女神ガイアの子であるアンタイオスは本来最高クラスの神性を誇るが、
人々から恐れられる魔性の巨人としてその身を貶めている為、神性がランクダウンしている。
地滑走法:E-~A++
アンタイオスが生前身に着けた、足を上げなくても移動できる特殊走法スキル。
文字通り地面を滑るように移動する。アンタイオスの俊敏のランクよってどんどん速度が上がる。
虚弱体質:EX
巨人として生まれながらも何故か超虚弱体質。
EXランクはもはや呪いのレベル。
普段はスキル『大地に愛されし者』により無効化されているが、地面から永続的に引き離された場合、
ターンごとに様々な病や呪いのバッドステータスがアンタイオスの体中にランダムで発生し、
最終的には、幼い子供の姿にまで体が縮み全てのステータスが-E相当までランクダウンする。
ここまでいくと何もしなくても勝手に衰弱死する。
【宝具】
『海神神殿(ネプチューン・ナオス)』
ランク:C~A++ 種別:神殿宝具 レンジ:0 最大補足:-
父たる海神ネプチューンを祭る神殿を作成する宝具。
アンタイオスが指定した建築物を『大神殿』へと改造し、その周囲でのみステータスの上昇など様々な恩恵を受けることができる。
敵の亡骸や装飾品を捧げることでランクアップすることが可能で、ランクが上がれば上がる程、神殿の強度と恩恵の効果が上昇する。
宝具『我が身は母なる大地と共に在りて(ガイア・ズィナミ)』は、神殿の効果範囲のみでしか発動することができないが、『大神殿』の周囲に『小神殿』を建てることで発動範囲を広げることができる。
『我が身は母なる大地と共に在りて(ガイア・ズィナミ)』
ランク:A+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大補足:1人
母たる大地の女神ガイアの加護が宝具へと昇華したもの。
宝具『海神神殿(ネプチューン・ナオス)』の効果範囲内で、スキル『大地に愛されし者』が無効化されていない場合、常時永続的に発動可能。
伝説にある通り、両足が地面に触れている限り不死身の存在へとアンタイオスを進化させる究極の自己強化宝具。
敵からのダメージを即座に回復し、片足を上げ四股のように地面を踏みしめることで、全ステータスをランクアップすることができる。(このとき地脈から魔力を吸い上げる事もできる)
ただし、両足が一度でも地面から離れた場合、上昇したステータスは初期値に戻る。
アンタイオスを倒す為には、彼を何らかの方法で地面から引き剥がすか、神殿を破壊する必要があるが、どちらも並大抵のサーヴァントでは困難を極めるだろう。
【解説】
ギリシャ神話の巨人。
何の因果か自身の足で立てないほどの虚弱な体で生まれたアンタイオスは、父であるネプチューンに「不必要」と殺されそうになったが、
それを哀れに思った母ガイアにより、加護を授けられ不死身の強靭な肉体を手に入れた。
『父の神殿を守りその威光を人間達に知らしめる』という条件で何とか生かされる形になったアンタイオスは、力自慢の旅人達を次々と襲いその頭蓋骨と装飾品を父の
神殿へと謙譲していった。
その後、黄金の林檎を求めて旅をしていたヘラクレスに戦いを挑むも、両足が地面に触れていなければ力発揮できないという弱点を見破られ、
肩に担がれそのまま絞殺されてしまった。
ガイアの加護が切れた事により、幼い子供の姿に戻ってしまったアンタイオスの亡骸を見たヘラクレスの心中はさぞ複雑であっただろう。
サーヴァントして現界した場合、初期ステータス全てがCランクで、身長も180㎝程しかない。(『我が身は母なる大地と共に在りて(ガイア・ズィナミ)』に記されている初期値はこれ)
しかし、宝具とスキルの恩恵によりステータスがランクアップしていくにつれ、どんどんマッスルな巨人へと成長し、性格も尊大で傲慢、好戦的に変化する。
逆に、虚弱体質によりランクが低下した場合はどんどん幼く貧者な体に縮んで行き、性格も暗く悲観的になっていく。
不死身の肉体を得る宝具は単純強力だが、敵サーヴァントに攻め入るためには神殿を増やす手間がかかり、聖杯戦争序盤は殆ど戦う暇が無いだろう。
また、上空や遠距離に攻撃できる手段が無い為、
アーチャーや空中戦ができるサーヴァントには苦戦を強いられる事となる。
聖杯への願いは『加護を母へ返還すること』。子はいつか親離れしなくてはならず、自分の足で立ち上がる事、それこそが母への愛へ報いる唯一の方法だと彼は考えている。(重度のマザコン)
生前は父から与えられた仕事を果たす為、人々を襲っていたが別に人間を痛めつける趣味は無い。というより人間に興味が無い。
極めて強大な力を持つが所詮、親から与えられた力である為、本人は情けないと思っている。似た様に神から与えられた力を振るう英霊達を『自分の力じゃねぇだろ…』と呆れた目で見ている。
人間を煩い小動物程度にしか考えていないが、女子供老人病人など『弱者』に対する同情はあるようで、痛み無く一瞬で殺すことが彼なりの心遣い。
古代リビアレスリングなる謎の武術を扱うが、ヘラクレス曰く『児戯に等しい』レベルらしい。(レスリングのくせに容赦なく殴ってくる)
E-ランクの姿は、ガリガリに痩せた幼い少年で髪を肩まで伸ばしている。ランクが上がると段々血色が良くなり、E+~C+ランクまでは中々の美形だが、Bランクから急にマッスルになり髪が逆立ち血管が浮き出てくる。
Aランク時は、正に青銅色の肌を持つ巨人。逆立った髪にヘッドギア型の冠、青いパンツ。木の根のように浮き出た全身の血管は青く発行しており、腰にチャンピオンベルトを巻いている。
アンタイオスは本来、最も適性のある
バーサーカーで召喚することが望ましい。
何故なら、ライダーで召喚した場合、伝説に記される無敵不死身の力を神殿の効果範囲内という狭い領域でしか発動できないからである。
本来母からの加護だけで発動しているこの宝具にこのような縛りがあるのは、アンタイオスが『父であるネプチューンの顔も立てておかないとまずいかな…』という考えのもと発生しているからであり、
狂化により理性が消えた状態では、普通に神殿が無くても発動できる。
更に言うなら、ライダーでありながら騎乗スキルを持たないのでライダーで召喚する意味が全くない。
『我が身は母なる大地と共に在りて(ガイア・ズィナミ)』が完全に発動できるようになれば地脈から魔力を吸い放題なのでマスターがいなくても十二分にアンタイオスは戦える。
その為、理性の有るアンタイオスがマスターは不要と考えれば、即座に裏切られる事になるだろう。
バーサーカーの場合、神殿宝具そのものがオミットされてしまうが、神殿により得られるステータスアップは狂化スキルで十分補えるので何一つ問題は無い。
むしろ、面倒なアンタイオスの性格も狂化で抑えつける事ができるのでマスターにはメリットしかないと言える。
ぶっちゃけた話、魔性の類であるアンタイオスをライダーで召喚するのはマスター側に1つも良いことが無い。
デメリットがあるとするならば、狂化状態では地滑走法が使えず、ドンガドンガ足を上げて移動するので相手に隙を突かれ易いといった所か。
しかし、本人はライダーで召喚されたがるので、バーサーカーの枠が埋まってしまった場合は別のサーヴァントを召喚することを視野に入れた方が良いかもしれない。
+
|
セリフ集 |
FGO風セリフ集
召喚:「クファハハハハ!我が名はアンタイオス!偉大なるガイアの子!恐れよ、そして我が母を敬え!!!」
レベルアップ:「ガイアの夜明け…だな」
霊基再臨:「また一歩、大地を踏みしめてしまったようだな」
その2:「貴様等人間の一歩は酷く小さく惨めだが、俺の一歩は偉大で大きく逞しい…分かるか?」
その3:「クファハハハハハハ!とうとう後一歩という所まで来てしまったな!いいのかぁ?俺にここまで力を与えてしまって」
最終:「最後の一歩を踏みこんだぞ!よかろう…よかろう!とくと見るがいいこの恐ろしさ!我が母ガイアより授かりし真の力を!今更後悔しても遅いぞぉ人間!」
開始:「貴様等ぁッ!汚い足で我がガイアの上に立つな!」
その2:「見せてやろうぞ!古代リビアレスリングの絶技をな!」
スキル:「クファハハハハハハ!」
その2:「漲る!漲るぞ!!!」
選択:「命令だとぉ?この俺に?」
その2:「小さい、小さい」
その3:「クファハハハハハハ!よかろう!」
攻撃:「ガイアーーーー!」
その2:「ガイアッ!」
その3:「クファハハハハハハ!!!」
EX:「踏み潰してやるぞ!この巨大な一歩出なぁッ!」
宝具選択:「この一歩一歩で、貴様等は知ることになる…我が母ガイアの力をな!」
宝具:「我が身は母なる大地と共に在りて…ガイア・ズィナミ!(ズシンッ!ズシンッ!ズシンッ!ズシンズシンスシンズシンズシンズシン!)この一歩一歩が貴様の死の足音よぉ!踏み潰れろぉおおおおおおおおお!!!!!」
小ダメージ:「クファッ!?」
大ダメージ:「ガイア――――――――ッ!?」
戦闘不能「馬鹿…な?はは…うえ…もうし、わけ…」
その2:「認めん!俺がヘラクレス以外にぃ――――――――!!!」
勝利:「クファハハハハハ!貴様の首は、我が父の神殿に捧げてやろう」
その2:「俺を倒したければヘラクレスでも呼んで来い!」
会話:「なんだぁ?小さすぎて眼中に無かったぞ人間」
その2:「聖杯戦争…英雄と讃えられた連中がこうも未練がましいとはなぁ。正直幻滅といったところだ」
その3:「どいつもこいつも神から親から貰った力で偉そうに…てめぇらの力じゃねぇだろぉが…なあ!」
その4:「俺をライダーで呼んだこと今更後悔しても遅いぞ?何せ俺は貴様ら人間の恐るべき敵…巨人だからなぁ」
その5:「主従?人間の貴様がこの俺に…?ククク…クファハハハハハハ!」
その6:「あ?なんでライダーなのに騎乗スキルが無いかって?それは俺がすでに母上の上に乗っているから…変な意味じゃねぇぞ」
その7:「ほう?貴様ほどの男が狂気に囚われるとは無様だなぁへラクレス!…………チッ……無様…だな!」
好きなこと:「好きなもの…だと?もちろん我が母ガイアだ!我が命の源、美しき大地そのもの!なんだ貴様、母上について知りたいのか?よしよし教えてやろう教えてやろう!たっぷりとな!」
嫌いなこと:「嫌いなもの…だと?…正直言って父上は苦手だな…、だが何より嫌いなのは母上から与えられた力に頼るしかないこの俺自身の脆弱さよ」
聖杯について:「聖杯?正直くだらねぇと思うがなぁ…だが、願いが叶うならこの力を母上に返したいもんだな」
絆:「人間、ガイアの息子である俺が恐ろしくないのか?変わった奴だ」
その2:「別に人間は嫌いじゃねぇぞ?ガイアの上で汚らしく蠢く埃に一々関心するのも馬鹿らしいだけだ」
その3:「古代リビアレスリングは無敵よ!なにせ、俺は今まで一度しか負けてことが無いんだからなぁ!…これも母なるガイアのお導きといった所だ」
その4:「なあ人間。貴様、母親はいるか?…そうか、なら大事にしてやれよ。俺は何の親孝行もできなかったからな…」
その5:「思えば俺も貴様も偉大なガイアの上で生まれた兄弟みたいなもんか…癪だが母なる大地の危機だ今だけは認めてやるよ人間、いやマスター!」
誕生日:「貴様が母親から生まれた日。俺の母親の上で初めて目覚めた日。せいぜい感謝することだな、俺と貴様の母になぁ」
イベント:「まーたどこかでくだらねぇことやってるぜ。貴様は行かねぇのかよ?」
備考…実は母親であるガイアを一人の女性として愛してる。(ガイアは自分の子供と親子婚してアンタイオス達を産んだので別におかしいことでは決してない…はず)
通所 GPCM(ガチムチパンツクレイジーマザコン)
取り敢えず、ガチムチ形態の分。大体ランクB~A形態はこんな感じ。多分他の形態は書かない。
「アタランテにゴルゴーン姉妹、それからメディア・メルチ、おまけにミノタウロス…ギリシャ神話の有名どころが揃いも揃って首輪に繋がれるたぁ無様なもんだ」
「ケッ!ヘラクレス…所詮貴様も未練がましい英雄様のお仲間ってわけか!!!!」
「いいこと思いついた!いっそ地面に全身埋まっちまえば母上をより一層近くに感じられるぜ!おいっ早速埋めてくれよ!」
「う、動けねぇ…!い、いや、母上に抱きしめられてると思えばこれはこれで…!」
|
最終更新:2016年10月01日 23:05