【元ネタ】史実
【CLASS】
ランサー
【真名】ウィリアム・マーシャル
【性別】女性
【身長・体重】162cm・64kg(鎧込み)
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:C 耐久:A 敏捷:B+ 魔力:D 幸運:B 宝具:C
【クラス別
スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。魔術に縁がなかったためか三騎士としては低めの部類。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
馬上槍試合に於いて類まれな成績を残し、反乱を起こしたリチャード……後の獅子心王の命を握るまでに至った程。
【固有スキル】
騎士道:B
一人の主へ、或いは一つの矜持を貫く信念。悪辣を嫌い秩序を掲げる心意気。
最高の騎士とまで謳われたウィリアムの騎士道の現れ。騎士としての剣技や礼節を獲得する。
また一般的に卑劣とされる悪逆、主への謀反を行うことが出来ない。主に準ずる者への許可なき裏切るも同様。
不敗の忠義:EX
生涯無敗。騎士として幾多もの戦場を越え、5人もの王に仕えて尚屈する事は無かった鉄の忠義。
全ての精神干渉、魅了、混乱と言ったバッドステータスを完全無効化。また、ウィリアムに敗北は「許されない」。
Aランク相当の仕切り直し或いは戦闘続行を内包。勝つのではなく負けない戦いを得意とする。
軍略:D
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
【宝具】
『赦されざる敗北の長槍(エルサレム・テイク・バッカー)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人
生前彼女が愛用した馬上槍―――其の形状を模倣した、彼女が持ち得る“騎士道”の具現。
特筆すべき点も無い一般的な長槍だが、この槍はウィリアムの“精神”、即ち騎士道の強さにより性能が変化するという特性を持つ。
彼女が確固たる騎士道を抱く限り穂先が刃毀れを起こす事はなく、その柄が折れ曲がる事はない。まさに実直たる信念の現れ。
但し一度心が折れてしまえば槍も同様に屈してしまい、後述する宝具含めた一切の宝具が発動不可能となってしまう。
まあ尤も、彼女ほど屈強な騎士道を抱く者であれば心が折れる前に自ら心臓を貫いて自害するであろうが。
『征け、靡く十字は赫き勝鬨(クルセイド・フォー・ヴィクトリア)』
ランク:C 種別:対陣宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人
ウィリアム自身を中心としたレンジ内全体に対し展開する神聖決着術式。厳密には異なるが、形無い固有結界と表現するのが適当か。
範囲内に居る者全てに対し「騎士道」のスキルを強制付与。この陣地に足を踏み入れている限り、全ての“悪逆”が無効となる。
裏切りも謀反も鏖殺も、この旗が靡く限りは許されない。ウィリアムが誇る騎士道の極地――――文字通りに「決着」の為の陣地。
発動中は自身も効果の対象となるため、相手とは正真正銘の「一騎打ち」となる。また、ウィリアムが“相手”と定めた者以外は横槍を入れられない。
宝具の行使にも制限が掛けられ、同等のランクを持ってしても発動は難しい。上回るほどの神秘を有するのであれば無条件で発動可能。
陣地の持続には相当の魔力を消費する為、長く見積もっても10ターンの維持が限界。加えて自分以上のカリスマを有する相手には効果が薄まる。
なお仕様上、アウトレンジ―――範囲外からであれば上述の弱体を無視した攻撃が可能。但し、そういった卑劣な手段を使うとウィリアムはキレる。
【解説】
イングランドに名高き騎士、ウィリアム・マーシャル。その名はイングランドに留まらず欧州全土に知れ渡っている程。
「最高の騎士」、「不敗の騎士」とまで謳われた伝説的な人物。生涯を通して500を下らぬ試合を勝ち抜いてきた止事無き「英雄」。
その騎士人生の中で5人もの国王に仕え、時にはかの著名な獅子心王「リチャード一世」に仕えていた経験もある忠義の騎士。
十字軍として従軍した経験も持ち、70歳を間近として尚前線に趣戦っていたともされる、「騎士道」の名に相応しき気高く高潔たる女性である。
戦闘の腕前もまた目覚ましいものがあり、反旗を翻した後のリチャード一世を相手取り圧倒したという史実も残されている程の馬術の使い手。
青年期には馬上槍試合で一財産を築いた事もある等、ランサーというよりは
ライダーに向いた実力の持ち主。但し本人はランサーで喚ばれる事を望む。
兵士としてではなく軍師としての才能も有し、リンカーンの戦いでは摂政でありながら自ら軍を指揮し戦ったともされる。
死後、長男により彼女の武勲を綴った『ギョーム・ル・マレシャル伝』が出版され、後のイングランド史に於いて多大な影響を残した。
穢れの無い軽鎧に赤十字の外套を纏った凛とした女性。静かな微笑みには騎士としての忠義、兵士としての覚悟が備わっている。
男装の麗人。美しい黄金の髪を束ね、果敢にも槍を振るい競い合う姿は逸話に違わぬ“最高の騎士”。尚普段は厳かな私服に身を包む。
性格は真面目で実直。また悪辣を赦さぬ騎士道の体現者であるためか、“悪”の属性を持つサーヴァントを優先的に狙う傾向にある。
非道を働く者へは容赦せず、騎士道に則り正確無慈悲且つ冷淡な槍裁きを見舞う。例え一般人であっても同様。
それでも「命」を取る事はない。無益な殺しで人を裁くのではなく、罪を憎んで人を憎まず―――生かしてその過ちを正すことが忠義であるとしている故。
が、仮に極悪非道なマスターの元に召喚された場合は槍を振るえない。上述したスキルを保有する異常、主であるマスターの命令は絶対である為だ。
もし彼女が苦悶の表情で、涙を零しながら一般人を鏖殺していたならば……彼女のマスターが精神異常者である事に疑う余地はない。
私情は薄いが無感情と言うほどではない。マスターと過ごす際には騎士というよりも執事めいた、身の回りの家事手伝いも全て執り行ってくれる。
好物はティータイム。英国淑女として紅茶は欠かせないようで、例え聖杯戦争という血腥い状況下に在っても嗜みは欠かさない。
くっころ騎士道ガール。イメージ的にはスーツ姿のZero
セイバー。セイバー顔とジャンヌ顔の間の子みたいな顔立ち。
獅子心王にアーサー王のコスプレして!って言われてエクスカリバー持って遊びに興じたりしてそうである。おっぱいは普通。
最終更新:2016年10月02日 21:49