【元ネタ】史実/中東伝承
【CLASS】
アサシン
【真名】ハサン・サッバーハ [凱風(がいふう)のハサン]
【性別】男性
【身長・体重】159cm・--kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力:D 耐久:E 敏捷:A+++ 魔力:B 幸運:E 宝具:C
【クラス別
スキル】
気配遮断:B
【固有スキル】
風呼びの加護:A
中東に伝わる忌まわしき呪詛。台風を「除ける」のではなく「身を任せる」物として活用する。
本来であれば相応の呪文を念じなければならないが、ハサンは後述の口笛を用いる事で大幅な短縮を可能とした。
口笛吹き:D
自らが発する口笛に何らかの魔術的効果を内包させる。ハサンの場合は口笛自体を数行程の詠唱とする。
これにより、様々な魔術の行使を簡略化可能。逐一あの偉大なる神の名前を叫ばずに済む。
砂楼閣:E
実体が朧気なハサンの呪い。「風」に乗る為に耐久値を犠牲としており、他の英霊と比べると途轍もなく虚弱。
人体改造と類似したスキルであり、このスキルの影響でハサンは原則的に「体重」が存在しない。
【宝具】
『風想鎌鼬(ザバーニーヤ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~90 最大捕捉:1人
自身の『実体的存在感度』を極限まで薄め、自我を風の刃として変貌させる事で対象を遍く切り刻む。
風という不可視の刃が織りなす疾風の斬撃。発動者は発動と同時に“消失”する為、強制的な解除が実質不可能となる。
但し長い間風と同化し続けていると存在自体が希薄なものと成ってしまい、そのまま風へ溶けて消え去ってしまう危険も孕むため注意が必要。
尚、風に溶けて消えた後に対象の背後の風を媒介として出現するという応用法もあり、使い勝手は此方の方が上だろうか。
つまりは間接的な瞬間移動。室内のような無風空間でない限り、このハサンを捉えることは難しい。
【Weapon】
『短刀(ダーク)』
他のハサンが用いる物と比べ軽量化が成されている。故に取り扱いは容易だが威力は低く耐久力も低め。
何かを受け止めるという事は出来ず、専ら暗殺に用いるための暗器である。数は有限。
【解説】
中東に於いて名を馳せた暗殺教団『山の翁』を統べる長、ハサン・サッバーハ。
他のハサンと比べ幼くしてその名を継いだ当主であり、襲名した時点では13歳という若さであった。
しかし暗殺技術に長けており、何よりも「風を足とする」という砂漠地帯では貴重な才能を有する者であったため、半ば強制的に“ハサン”の名を得た。
暗殺者ではあるが生真面目で秩序を重んじる。故に生涯彼が殺めたのは、大衆が「悪」だと断じた要人や暴君らが中心となる。
彼の存在は山の翁内や要人らの間に留まらず街にまで届き、木っ端の罪人は風音――を模した口笛が響く度、怯え身を縮こまらせて震えていたという。
が、歳を重ねていくに連れて肉体も成長。思うように“風”に乗れなくなってしまった少年は……自身の身を“削り”、肉を削いでまで小柄な体躯を維持していた。
晩年にはおよそ人とは思えぬ、宛ら肉のこびり着いた骸骨の如き風貌であったといい、命を落とす間際まで彼は文字通りに身を削ってまで「ハサン」で在り続けた。
サーヴァントとしての彼は『砂楼閣』のスキルにより、ハサンを襲名した13歳当時の姿として現界している。
聖杯に願う望みは「不老の肉体」。未来永劫変わらぬ体格を得て、大衆が望む秩序の暗殺者で在り続けようという願いを抱く。
他のハサンたちと同様に灰黒の肌に髑髏の仮面を着用。仮面の下は以外にも美少年であるのだが、顔を晒すのが恥ずかしいという理由で仮面を外す事は無い。
+
|
セリフ集 |
召喚:「僕が喚ばれるなんて……僕はハサン・サッバーハ。またの名を[凱風]のハサン……
貴方が望むのならば、この身を削ってでも風となり……悪人に「死」を与えましょう」
レベルアップ:「風が……鳴いています」
霊基再臨:「僕に力を……ありがとうございます。より一層精進します……!」
その2:「はい、風が吹き荒れているようです……これで行ける……!」
その3:「ハサン・サッバーハ……栄えある名を継ぐものとして、僕は風となりましょう」
最終:「この傷は……誰にも見せたくないんです。けど、貴方にだけは見せておきたかった。
……ぼくは生前、身を削ってまでハサンで有り続けた。何の理想も持たないまま、ただ闇雲に「ハサン」の名を得た。
けど、今は違う……今は貴方という理想がある。守るべき貴方が居る。だからこそ、僕は……今一度、この身を削るんです」
開始:「僕の手を……これ以上、穢させないで下さい」
その2:「風よ、砂塵の息吹よ、僕に勝利を……」
スキル:「(口笛)」
その2:「……虚ろ砂も鳴いている」
選択:「はい」
その2:「頑張ります」
その3:「命令とあらば」
攻撃:「せいっ!」
その2:「吹き抜ける!」
その3:「逃しはしない!」
EX:「疾風よ、我が手足となれ!」
宝具選択:「(長い口笛)」
その2:「……見ていて下さい。僕が、必ず……!」
宝具:「ヒューン、ヒュルルン―――――『風想鎌鼬』ッ!」
小ダメージ:「くっ」
大ダメージ:「あ、う……ッ!」
戦闘不能:「だめ、まだダメだッ……僕が、守らなきゃ……!」
その2:「風が……止んだ……」
勝利:「ふう。正面突破は得意ではないですが、何とかやり遂げられましたね」
その2:「……不肖、凱風のハサン、これにて手仕舞いです。死したる者へ安らかなる眠りを……」
会話:「あ……ごめんなさい、寒いですか?少し風を弱めますね」
その2:「僕は名も無きハサンの一介……ですから主も、どうかそのように扱いください」
その3:「すみません、僕、華奢ですよね……ごめんなさい、こうでもしないと上手く風に乗れないんです」
その4:「正義……秩序とは一体……僕は悪人とされた者達を殺めてきました。しかしそれは、本当に善いことだったのでしょうか…?」
その5:「出立ですか?では行きましょう。ああ、今日は風が強いそうですからコートを忘れずに……」
その6:「雨……もしや近くに雨鳴さんがいらっしゃるのでしょうか。無口ですが、ああ見えて意外とポエミーな方なんですよ」(雨鳴のハサン所有時)
その7:「ごほっ、ごほっ!……けほっ、す、すみません……この煙はきっと……紫煙さん、ですね……うう、あのお方とは相性が……」(紫煙のハサン所有時)
その8:「――――――――むっ。土操さんの気配を感じます。何故分かったか?……何となく理解できるんです。同じ「属性」を司るハサンですから」(土操のハサン所有時)
好きなこと:「風となり荒野を駆け抜け、無心となっている時……あの感覚は忘れられませんね」
嫌いなこと:「凪……無風は嫌いです。それに密閉空間……風の通らない場所では無力ですから、僕」
聖杯について:「聖杯……願いが叶う器、ですか。生憎ですが僕にそのような願いはありませんので…すみません」
絆:「此処には多くのハサン達がいらっしゃるようですね……僕は、その中でも取り立てて得手の無いハサン……」
その2:「いえ、卑下してはいけませんね。僕はハサン・サッバーハ……この名を受け継いだ時点で、僕という個人は捨て去らなければ」
その3:「……僕の過去ですか。面白いものではないですよ、13歳の頃に暗殺教団の長として選ばれ、悪に手を染め続けて……」
その4:「最期は醜いものでした。本当は秘密にしていたかった、語るべきではないものですが……貴方には、知っていてほしくて……」
その5:「僕という個人はやがて消え、ハサン・サッバーハとして成立する。いずれこの体も、僕ではないハサンとして変貌するのでしょう
ですから――――――主よ。どうか、僕のこの素顔を覚えていて欲しい。僕の、いつか失われるであろう“個人”の顔を。
……やがて僕の意識すらも消えて無くなったとしても……主よ、貴方の心の中に僕の顔が在り続けているのであれば……それだけで、僕は幸せだから」
イベント:「宴でしょうか……いえ、僕はそういったものとは無縁で―――うわわっ!?て、手を引っ張るなんて、そんな……い、一緒に行ってくれるんですか…?」
誕生日:「主よ。今日は貴方が産まれためでたき日……誕生日という概念は、我々にはわからぬ物ですが……その、これを受け取っていただきたくて」
|
+
|
TRPGキャラシート |
【真名】 ハサン・サッバーハ [凱風のハサン]
【クラス】 アサシン
【HP】 /最大HP=1d6+7
(キャラシート提出時にダイスを振ってください)
【宝具1】『風想鎌鼬(ザバーニーヤ)』 1 / 1
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~90 最大捕捉:1人
【効果】現在のエリアが『風』と付く状態の時、巡の開始時に発動できる。
物理防御時に受けるダメージを0にする。発動した巡の終了時にこの効果は消える。
【筋力】 D:2
【耐久】 E:1
【敏捷】A+++ :5
【魔力】 B:4
【幸運】 E:1
【スキル1】[気配遮断:B]
先手判定時、dice+4を得る。
同盟を組んでいない場合でも相手前衛に対し、奇襲攻撃を行える。
【スキル2】[風呼びの加護:A]
現在のエリアを『強風』にする。
現在のエリアが『風』と付く状態の時、奇襲攻撃と防御時、敏捷の値を使うことができる。
【スキル3】[口笛吹き:D]
魔術攻撃時、sides+2を得る。
【容姿】朧気な印象の少年
【その他】余ったスキル…砂楼閣:E
使用可能スキル… [気配遮断:B][風呼びの加護:A][口笛吹き:D]
|
+
|
僕の考えたビジュアル |
初期(背景つき/なし)→第一再臨→第三再臨→表情二種 凱風君いいよね…
|
最終更新:2016年10月17日 09:31