【元ネタ】古代エジプト神話/インターネットミーム
【CLASS】ウォッチャー
【真名】メジェド
【性別】-
【身長・体重】192cm・100kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:B 魔力:A 幸運:A 宝具:B
【クラス別
スキル】
観測眼:D
万物を見通す神の視線。心眼、千里眼、戦術眼……「眼」に通じるスキルを遍く内包する。
高位のスキルとなれば未来予知すらも可能となる眼を手に入れられるが、メジェドの場合はそれ程の神秘は有さない。
神居の番人:A
ウォッチャーが保有するスキル。生前仕えていた場所により名称は変化するが、概ね効果は同一。
オシリスの宮廷に住まい、迫る外敵をその光の視線を以って討滅した番人の証明。拠点防衛に於いて一定の補正を獲得。
【固有スキル】
神性:D
神霊適性を持つかどうか。こんなナリだが正真正銘、古代エジプトにて崇拝された「神」である。
が、後世での神秘の減少により神性は大幅ダウン。聖杯でも容易に召喚できる程度にまで俗世に貶められてしまった。
圏境:D
気を使い、周囲の状況を感知し、また、自らの存在を溶け込ませる技法。
「姿は見えない」と語られるメジェドが有する気配遮断に類似したスキル。それほど高くはなく、看破自体は容易。
網界の怪物:C
史実や伝承で語られた逸話ではなく、後世に於いて様々な属性を付与されてしまった風評被害の具現。
彼はインターネットに於いて一つのミームとして取り上げられた結果、大幅に神性を失ってしまっている。
【宝具】
『天地巡囘す討倒の邪眼(オシリス・マアチェト・メジェド)』
ランク:B 種別:対神宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1人
―――――彼は目に依って撃ち、姿は見えない。
己の眼よりは光を放ちながら、而も他には見らるる事無きマアチェトなる者を知れば也。
彼は天を巡囘するに、己れの口より出ずる焔を着用し、ハアビを命令しながら、而も他に見らるる事無し。
メジェドが有する魔眼。彼の視線はその全てに於いて、同ランクの魔力放出(光)及び熱線魔術の効果を孕む。
出力は凄まじく、睨みつけただけで可燃物であれば即発火し燃え尽きる程。一方、物理的な破壊力には乏しい。
出力を絞って発動する事も出来、例えば夜間の道を歩く際に懐中電灯のようにして道を照らして歩くといった事も可能である。
最大出力では宛らレーザーを彷彿とさせる光学兵器と化す。但し直線的かつ反動も大きいために発動するとメジェド自身も吹っ飛ぶ。
【解説】
古代エジプト神話、死者の書に於いて言及される神、メジェド。
死神オシリスに仕え、その眼光であらゆる者を打ち倒し、主であるオシリスを守る番人として崇拝される。
以上。これ以上は語られておらず、現在でも尚「よくわからない神」として話題に登ることが多い得意な神霊の一柱。
現界するにあたっては「古代エジプトの神」ではなく「インターネットミームの一つ」としての側面が強く現れている模様。
故に神としての権能は持ち得ず、何処と無くコミカルな雰囲気を醸し出している。本人は至って真面目な神の思想を持っているのだが。
やはり目を引くのはその風貌か。白い布を被り足だけが露出した形容しがたき姿、そこには鋭き眼光だけが覗く。
意外とデカイ。夜間遭遇すると卒倒すること間違い無し。なお、布を捲るとそこには暗黒空間だけが広がっている。
最終更新:2016年10月04日 05:46