【元ネタ】BUMP OF CHICKEN『ラフ・メイカー』
【CLASS】
アサシン
【マスター】-
【真名】ラフ・メイカー
【性別】男
【身長・体重】182cm・73kg
【属性】秩序・全
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:B 魔力:C 幸運:B 宝具:B (宝具以外は
スキルでランクが上昇している)
【クラス別スキル】
気配遮断:A-
サーヴァントとしての気配を立つ。
完全に気配をたってしまえば発見することは非常に難しい。
しかし、涙を流す者の前に立てば名を名乗らずにはいられなくなってしまい、その際は気配を完全に消しきれず、ランクが下がってしまう。
【保有スキル】
笑顔の加護:A
笑顔を授けるもの、という彼の名前の所以から。
涙を流し、悲しみに暮れる者を救う際、彼のステータスはアップする。
聖杯戦争という、誰もが幸せになれるわけではない場なら、常時発動される。
出典が神秘のない現代での歌であるということで、
ヒトと違い確固たる存在を維持しづらい彼がそこそこのステータスをし、霊基を確立していられるのは、このスキルのおかげ。
落涙の呪い:A
涙を流しているものの前に立つと、それに強く共感し、自分も涙を流さずにはいられない。
それだけなら大したことではないのだが、このスキルが「呪い」とまで言われているのは、
その、悲嘆に暮れるものを必ず救わなければならないという使命感のせい。
このスキルのせいで、彼を使った聖杯戦争での運用のプランは大きく乱れてしまう。
【宝具】
『あんたに笑顔を持ってきた(スマイリング・フォー・ユー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
誰かに笑顔を授ける、という彼の「名」が昇華され、宝具になったもの。
涙を流し、悲嘆しているものの根源を断つときのみ、発動可能。
保有スキル[笑顔の加護:A]でアップしたステータスを更に上昇させる。
そうして悲しみの根源を断つことができたなら、その者に笑顔を授け、彼もまた落涙の呪いを越え、笑顔になれるだろう。
『あんたの泣き顔笑えるぞ(クライング・オブ・スマイリング)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足1人
保有スキル[落涙の呪い:A]で涙を流している自分を一時的に特殊な鏡に変え、相手に「己の涙を流している姿」を映しだす。
それを見せられた相手は、涙を流していないはずなのに、得体の知れない悲しみに囚われる。
この、相手に転写した悲しみは、自分が共感し、涙した被害者の悲しみと同じもの。
相手に、「己が与えた悲しみ」を擬似的に植え付け、精神的なダメージを与え、筋力や敏捷といった一部のステータスを一時的に下げる。
この宝具は「精神汚染」系統のスキルを持った相手にも有効だが、「狂化」などで理性を失ったものには無効。
【Weapon】
『鉄パイプ』
見た目は何の変哲もない鉄パイプだが、召喚される際、自分の存在を確固たるものとして確立したおかげで、
自身が消滅されない限り、壊れない頑丈なものになっている。もはや自分の体の一部とも言ってもいい。
【解説】
かのBUMP OF CHICKENの創った楽曲名『ラフ・メイカー』および、それに登場する人物。
部屋の中で一人、悲嘆に暮れる者の前にそっと現れ、「あんたに笑顔を持ってきた」と部屋の扉の前に居座り、
幾度も拒絶しようとも譲らず、最終的に、罵詈雑言を浴びせられ自分自身が涙を流しながらも、
部屋の窓ガラスをその手に握った鉄パイプで割り、泣いていた者を笑わせた――――まさに名の通り、「笑顔を授けるもの」である。
やり方はかなり強引だが、彼のそのどうしようもないほどに愚直な――
「泣いている人に必ず笑顔を届ける」という使命感のもと行動する姿は、知らずうちに人々に希望の光を与え、
最後には必ず、自身の「名」の通りその顔から涙を消し去り、明るい笑顔を灯させる。
必ずしや、涙のもと――――悲しみの根源を、「殺す」――――。
現代の歌が出典であり、存在自体が希薄な彼がサーヴァントとして召喚されたのは、ただ一点、それだけの理由である。
暗殺などしたこともないが、涙を流す者の、悲しみの根源を「殺す」ことができるのならば、彼は喜んでそれを実行するだろう。
性格はとても英雄然としていて、快活。
ただひとつ、あまりにヒロイックで暴走しがちな彼をうまく操縦できるマスターであるのなら、
友好関係を結ぶのも容易で、扱いやすいサーヴァントと言える。
最終更新:2016年10月05日 01:58