【元ネタ】史実(紀元前595年 - 紀元前547年頃?)
【CLASS】
アーチャー
【マスター】
【真名】クロイソス
【性別】男性
【身長・体重】156cm・59kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力:D+ 耐久:C 敏捷:C 魔力:D+ 幸運:A++ 宝具:EX
【
スキル】
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。
黄金率:A++
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
大富豪すら羨む金ピカぶり。一生、金に呪われる。
太陽神の加護:C
彼の場合は太陽神アポロンからの加護。
自身の命だけは助かる程度の加護を受けている。
星の開拓者:EX
人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
それまで使われていたエレクトロン貨を改良し、金貨、銀貨を作り上げ金銀複本位制を成立させたことで
貨幣制度を世界へ広めた彼はEXランクを持つ。
【宝具】
『金の魔貨・銀の聖貨』(コイン・コイーン)
ランク:EX 種別:対貧宝具 レンジ:1~300 最大捕捉:1~300
金貨と銀貨が雨となり降り注ぐ。とってもリッチな宝具。
【解説】
リディア王国第五代国王にして最後の王。
金貨と銀貨から成る貨幣制度を世界で初めて導入したとされ、
彼の名はヨーロッパでは大富豪を示し、英語圏でも大金持ち(rich as Croesus)の代名詞となっている。
彼の人生は、間違いの多い人生であった。
メディア王国と同盟関係にあったリディア王国の王である彼は、王位を簒奪したキュロス二世に対して進軍を決意する。
デルポイ神殿の予言の解釈を誤り「最強の同盟国」をスパルタ、「大国は滅ぶ」をペルシャのことと解釈する。
しかし、正解はアテナイとリディア王国であった。
結果、彼はペルシャとの戦争に負け、捕らえられ火あぶりにされそうになる。
その時、かつては理解できなかった賢人ソロンの言葉を思い出し、それをキュロス達へと語る。
自らに彼を裁く権利はないと悟ったキュロス二世は火を消すように命じる。
しかし、時既に遅し。炎の勢いはもはや止められぬほどであった。
キュロスが考えを変えたことを知ったクロイソスは、泣きながらアポロン神へと祈りを捧げた。
すると突如暗雲が立ち込め、滝のような雷雨が振り削ぎ、クロイソスは九死に一生を得ることとなる。
その後はキュロス二世の臣下となり、良き参謀として活躍することとなる。
ペルシャとマッサゲタイ族との戦争において、マッサゲタイの女王トミュリスは戦場を
国境であった川を境にしたマッサゲタイの領土で戦うか、ペルシャの領土で戦うかを選ばせた。
キュロス二世の臣下の間で意見は二分されたが、クロイソスは自らの経験から敵地で戦うべきと進言、
さらには敵軍を罠に嵌める策を献策する。
キュロス王はクロイソスの提案を採用した。
策は成功し、その戦いにおいては勝利を収めたが、息子を殺されたトミュリスは怒り狂いペルシャ軍へと猛攻撃を仕掛けた。
――そして、彼の主君にして、恩人にして、宿敵にして、無二なる友は帰らぬ人となった。
今度こそは、間違えるものか――
それがサーヴァントとしてのクロイソスを突き動かす全てである。
外見:黄金聖闘士
占い大好きな心配性なくせに根が楽観的。
通常攻撃は金貨と銀貨を指弾術で飛ばす。
【人物解説】
クロイソス…キュロスの財布。何故か死亡フラグを叩き折りまくる異能生存体。
キュロス二世…ペルシャ作ったりバビロン捕囚開放でユダヤ教系列から救世主扱いの偉大な名君なのに、最後は慢心して死んだ王。
凄く寛容ないい王なのに、なんかフワッとしてるんだよなこの人…。育ててくれた羊飼いの夫妻のことになると早口になってキモい
ハルパゴス…ばーっかじゃねぇの!?してなんとかゲス殺した後キュロスの部下になって将軍として普通に活躍。
クロイソス捕らえて見せしめに燃やそうって提案したのもこの人。お肉食べる?
カンビュセス二世…キュロス二世の事業を引き継いで領土拡大してエジプト支配とかしてペルシャを大帝国にしたけど、
その後は弟とか部下の息子気軽に射殺したり妹と結婚する系狂気王。
※「あ?俺が狂人?狂人はこんな見事に矢を当てられるわけねぇだろ?」って部下の子供殺した。はい、王は正気です…。
サトラップとかで有名なダレイオス1世が反乱したらあっさり死んだ。
アイソーポス…イソップ物語で有名な童話作家。あんまり良くわかってない人だが、クロイソス王に仕えていたらしく、
デルフォイ神殿に派遣されたが現地で揉め事起こして殺されちゃったそうな。
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セリフ集 |
召喚:「アーチャー、クロイソスだ!あんたも災難だな!俺様はオリエント一の大金持ちなだけだぜ?」
レベルアップ:「俺に投資なんかしていいのか?……ありがとよ」
霊基再臨:「少しはマシな格好になったな」
その2:「まだまだ俺様に相応しいリッチさには遠いな」
その3:「これでこそリッチ!!金色燦然たるクロイソス!」
最終:「この輝き!俺は今!最もリッチなサーヴァントだ!」
開始:「ステュクスの渡し賃、このクロイソスが払ってやる」
その2:「そんなに金が欲しいか!」
スキル:「大金持ち!」
その2:「リッチ!」
選択:「金で良いのか?」
その2:「銀で良いのか?」
その3:「金銀両方か?」
攻撃:「そらよ!」
その2:「寄付だ!」
その3:「募金だ!」
EX:「持ってけ持ってけ!!ハーハッハッハー!!」
宝具選択:「これが!金の重みだ!!」
その2:「大盤振る舞いといくか!」
宝具:「金の魔力に潰されろ!『金の魔貨・銀の聖貨』!」
小ダメージ:「やばい!やばい!」
大ダメージ:「金はやるからお助けをー!!」
戦闘不能:「これも神々の…いやこれは俺の責任…だな…」
その2:「また…間違えちまったか…」
勝利:「いつの時代も金持ちが勝つんだよ!」
その2:「これが金の力だ!」
会話:「俺様に何をさせるつもりなんだ?」
その2:「王として優秀、家臣としても優秀だった。そしてサーヴァントとしても優秀…とは言いづらいな…ハハッ…」
その3:「生きてるって何よりも嬉しいことだぜ」
その4:「大金持ちな俺様を戦わせるのはどうなんだ?やれて言われりゃやるけどよぉ…」
その5:「自分のしたことには自分で責任持たねぇとな…」
その6:「えっ!?ライオン好きなのか!?俺も大好きなんだよ!リディアの象徴でもあるんだぜ!」(アルトリア所持時)
その7:「いい趣味してるぜ!あの金ピカぶりには憧れちゃうよ!」(ギルガメッシュorオジマンディアス所持時)
好きなこと:「経済活動は楽しいぜ!民を富ませる者、それが王だろ?あと占いは好きだぞ!」
嫌いなこと:「自分が一番幸福だと思ってて、他者を見下す愚か者は大嫌いだ。……そういう奴はいずれ痛い目にあう」
聖杯について:「俺の願いは…今度こそ間違わず、お前を導く。それだけでいい」
絆:「なんだよマスター?」
その2:「マスターはリッチなのか?不相応なことはするもんじゃないぜ」
その3:「さぁて今日の運勢はどうかなー?」
その4:「よっしゃ!俺たちツイてるぜ!」
その5:「幸福な者とは幸せの内に一生を終えた者である。お前の最後まで、俺様が幸せにしてやるよ」
イベント:「リッチな俺様に相応しいリッチなパレードが始まってるぜ!」
誕生日:「なんだよ早く言ってくれりゃ金の像を立ててやったのに!」
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ボツ宝具 |
『太陽神の宣託』(ポイボス・ピューティア)
ランク:EX 種別:対運命宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
太陽神にして予言の神であるアポロンより、絶対に的中する因果の予言を受け取る。
しかし、予言の内容を間違えた解釈で行動すれば破滅を招く。
クロイソスは自身の経験から自ら使うことはない。
そもそもこの宝具を持っているのはクロイソスではなくデルフォイ神殿の巫女さんだろ…。
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解説から省いたおもしろエピソード |
リディア王国の初代王様ギュゲスは元々王ではなく、仕えていたカンダレウスからうちの妻マジ美人だからと自慢されてうざかった。しかも俺と妻がセックスしてるとこ見せてやんよとか言われた。断れなかった。バレた。
妻が裸見られるとか屈辱…お前かあの夫ぶち殺すのどっちが良い?ってなったんで、自分の命が大切なギュゲスは王を暗殺した…。なにこの話。
そしてギュゲスは王となるわけだが、その際にデルフォイ神殿にお伺い立てて神が認めなかったら王位返すよ…認めたら王になるよ…という約束を市民たちとした。
ギュゲスは王として認めるけど、5代あとに滅亡するよって予言された。それがクロイソスの代である。
生まれる前から滅びることが決まってるなんてクロイソスマジカワイソス。
クロイソスには息子が二人いた。しかし、片方はしゃべれなかったので、もう一人の息子アテュスの方に愛情を注いだ。
ある時、アテュスが鉄の槍に刺される夢を見た。
そのためクロイソスはどうにか彼を槍から遠ざけるために、妻を迎えさせ戦場に行かせず槍を撤去したり色々やった。
そんな頃、アドラストスという弟を事故で殺してしまった不幸な男がクロイソスの元へやってきた。
クロイソスは同情し、彼を清め、迎え入れた。
巨大なイノシシが暴れまわっているから息子さんを始めとする優秀な部隊を送ってほしいと頼まれる。
部隊は送るが息子は行かせないよと言うクロイソスだったが、
アテュスが「狩りでどう槍で死ぬんです?猪が槍を持っていると?父さん心配性すぎ」
と反論したのでそれもそうだなとクロイソスは彼が行くことを許した。
さらに、アドラストスを呼び出し、彼の名誉を挽回させるべくアテュスの護衛につけることにした。
結果、アドラストスが投げた槍が猪を外れアテュスを貫いた。
アドラストスは自分を責めた。
クロイソスはこれも神々の思し召しとして彼を責めず許したが、葬儀の後、アテュスの墓の上でアドラストスは自殺した。
アドラストス何なの。呪われすぎ。
ペルシャとの戦いの前ぐらいに、どこの予言が当たるのか試すため、100日後の俺の行動予想しろや!と各地の神殿に対して遣いを出した。
誰も予想ができないことをしよう!とクロイソスは亀と羊をぶつ切りにして銅の鍋で煮るなんて奇行を始めた。
デルフォイ神殿ともう一つの神殿だけがその行動を当てた。
そのため彼はその二つの神殿に対して特に寄進した。
ついでに奉納物として金ばらまきまくってる。さすがお金持ち。
キュロスの死後はその息子、カンビュセス2世に仕えた。
ある時、キュロスと自分、どちらが偉大な王かペルシャ人に聞いたら
「親父さんの領土だけじゃなくエジプトとか海まで支配しちゃってんだから貴方様のほうがすげーっすよぉー」と言った。
しかし、クロイソスだけは異を唱え、
「比べるまでもなくキュロス二世のが偉大に決まってんだろ…なぜならお前みたいな偉大な息子がいるんだからな!」と調子の良いことを言って好かれた。なんだこいつ。
また、カンビュセス二世の残虐行為に対して苦言を呈したら殺されそうになったが、
捉えた部下が「どうせ一時の癇癪だよ。王の気が変わるまでクロイソス様を匿おう」「気が変わらなかったら?」「殺そう」と
クロイソスを匿った。案の定数日でカンビュセス二世は気が変わり、クロイソスを求めた。
部下はクロイソスが生きていることを報告しカンビュセス二世はそのことを喜んだが、
クロイソスを殺さなかった部下を命令違反として殺してしまった。
クロイソスの幸運って周りから運吸い取るタイプだなぁ…。
「どうしてペルシアと闘おうと?」
「ギリシャの神々がそうさせた。
平和より戦争をえらぶほど無分別な人間がどこにいるだろうか。
平和の時には子が父の葬いをする。しかし戦いとなれば、父が子を葬らねばならない」
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TRPGキャラシート |
【真名】クロイソス
【クラス】アーチャー
【HP】 /最大HP=3d6+5+5
(キャラシート提出時にダイスを振ってください)
【宝具1】金の魔貨・銀の聖貨(コイン・コイーン)0/∞
ランク:EX 種別:対貧宝具 レンジ:1~300 最大捕捉:1~300
【効果】この宝具は霊地や令呪によって使用回数を回復できない。
物理攻撃時に自動的に発動する。宝具使用回数を強制的に0になるまで消費する。
攻撃判定が終了した後に、消費した宝具使用回数の数だけ、戦闘をしているエリアに『コインカウンター』を設置する。
物理攻撃時にmodifer消費した宝具使用回数+エリアに置かれたコインカウンター数を付与して攻撃をする。
エリアに設置されたコインカウンターが50を超えている場合、物理攻撃を敵前衛全体にしても良い。
クロイソスが消滅しても設置されたコインカウンターは消滅しない。
この宝具を使用した攻撃を令呪によって強化することは出来ない。
【筋力】D+
【耐久】C
【敏捷】C
【魔力】D+
【幸運】A++
【スキル1】黄金率:A++
ターン開始時と戦闘順開始時に宝具1の宝具数が10回復する。
【スキル2】太陽神の加護:C
HPが0以下になったとき一度だけHPを1にして復活する。
【スキル3】星の開拓者:EX
1ターンにつき一度だけ発動可能。
- 移動フェイズ時、判定を求められ失敗した場合diceを-1してもう一度振っても良い。
- 戦闘フェイズ時、攻撃をした時に防御判定で相手に数値を上回られた場合、相手の判定よりdiceを-2してdiceを振り、出た値が上回ったらその数値を無かったことにしてダメージを与えても良い。
ただし、令呪や宝具による回復は無効化出来ない。
- 戦闘フェイズ時、防御をした時に相手の攻撃判定で出た値がこちらの出した数値を上回っていた場合、相手の判定よりdiceを-2してdiceを振り、出た値が上回ったらその数値を無かったことにしてダメージを無効化しても良い。
【容姿】超リッチ!
【その他】星の開拓者をしっくりとした効果にするの難しすぎ問題
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最終更新:2016年10月20日 14:24