ジョン・ニュートン

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【真名】ジョン・ニュートン
【性別】男
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:E 耐久:D 敏捷:D 魔力:E 幸運:A 宝具:C

【クラス別スキル
対魔力:E
騎乗:-

【固有スキル】
嵐の航海者:E
船と認識されるものを駆る才能。 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。
別に船長ではないので集団のリーダーとかではなかったが、嵐から生還した逸話からスキルを得ている。
戦闘において有効に活用できるほどのランクではない。

黄金律:E
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
奴隷貿易でそこそこ儲けた。

仕切り直し:C
戦闘から離脱する能力。
不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。

【宝具】
『主は永遠に我がものである(アメイジング・グレイス)』
【ランク】C 【種別】対人宝具 【レンジ】1~10 【最大補足】100
彼の作詞した讃美歌であり人生の象徴。どこからともなく歌声を発生させる。
聞いた者が悪霊、死霊の類ならば特攻ダメージを与え、それ以外の生物の幸運能力を上昇させる効果、第三宝具を強化する効果を持つ。
さらに曲を始まりから終わりまで聴かせた上で判定に成功した場合、曲を聴いた対象を『奴隷』として支配できる。
(ランクに関わらず対魔力スキルを持っていれば、ほぼ通用しない)
その時代、場所で『アメイジング・グレイス』が歌われ、評価されているほど判定は強化される。
また、聖人や信仰心の厚い者、異教徒、白人以外に対して判定は強化される。
彼は牧師になった後も、奴隷貿易に関わっていたという仮説、信仰の奇跡を目の当たりにした後も、奴隷船に乗り続けたという史実が産んだ矛盾の宝具。

『グレイハウンド号と嵐の夜(アメイジング・グレイス)』
【ランク】D 【種別】対人宝具 【レンジ】1~30 【最大補足】100
現代に語り継がれる名曲の名を冠した宝具。
第一の宝具と同じ真名を持つ。が、この宝具の場合、彼の乗っていた『奴隷船』を召喚する宝具となる。
また、発動時は周囲の天候が『嵐』に変化するという特性も持つ。
固有結界にまでは至っていないが、天候を変化させるため魔力の消費量は多い。船自体の持つ戦闘能力は低い。ただの輸送船に毛が生えたレベル。申し訳程度の砲撃は可能。
しかし奴隷船の中には約600人の奴隷が収納されており、ジョンと船に対しての攻撃や不幸やサメを奴隷に肩代わりさせることができる。
発動中は奴隷のストックに応じて幸運ランクが上昇する。そのため、発動中は滅茶苦茶しぶとくなる。
その時代、場所で『アメイジング・グレイス』が歌われ、評価されているほど奴隷船は強化される。

『素晴らしき恩寵(アメイジング・グレイス)』
【ランク】D 【種別】対人宝具 【レンジ】1~10 【最大補足】1000
現代に語り継がれる名曲の名を冠した宝具。
奴隷船に纏わりつき、航海のほとんどを共にする生物──サメを召喚する宝具。
奴隷船において欠陥品である奴隷を海に投げ捨てるのは日常茶飯事であり、その肉を求めて常にサメが船には付き纏っていたという自伝の一文より発現した宝具。
サメは通常の海洋生物程度の攻撃力しかもたないが、少ない魔力で運用できる、同時に何匹も召喚できる、という利点もある。
肉壁、撃ち切りの弾、魔力補給など、応用性に富む宝具と言えるだろう。(別に自在に操れるわけではないのでマスターやジョン自身も噛まれる時は噛まれる。)
第一、第二宝具と共に発現することで真価が発揮される。
第二宝具が発生させる嵐に巻き上げられた数多のサメは、神によってもたらされる幸運により、ジョン以外の敵対者のもとへ雨のように降り注ぐのだ──。
(BGM:アメイジング・グレイス)
その時代、場所で『アメイジング・グレイス』が歌われ、評価されているほどサメは強化される。

【解説】
讃美歌の名曲、『アメイジング・グレイス』を作詞(作曲者は不詳)した男にして、元奴隷船の乗組員。
自身で奴隷のような体験をしておきながら奴隷船の乗組員になり、嵐を神の奇跡で乗り越え改心した後も奴隷売買に6年くらい携わった人間らしい男。
その後、本当に改心して牧師となり、アメイジング・グレイスという後世にまで伝わる讃美歌を残した。
キャスターとしての適性もあり、そちらで召喚した場合は多くの人の心を支え、励ました作詞家や牧師としての側面が強くなる。
しかしライダーとして召喚された場合は、元奴隷船の乗組員としての属性を多く持つことになる。
曲の方が有名であるが故に、ステータス上の知名度補正はほぼ受けることができない。
スキルも低ランクなので、ライダーらしく宝具──サメの──の運用で戦うことになる。
性格は普通に悩める神父さんといったところだが、まあ別に改心したんだし奴隷商売やってたのもしゃーないよね、という大らかさも持つ。
そんなに曲が有名になると思ってなかったし、英霊扱いされるとも思っていなかったので、聖杯戦争では他の英雄たちに気後れするし、場合によってはすぐ降参する。
聖杯への望みは『過去未来全ての奴隷の救済』であるが、別にそこまで執着もしていないのでマスターへの協力は惜しまないようでちょっと惜しむ。

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最終更新:2016年10月05日 02:29