貂蝉

【元ネタ】三国志演義
【CLASS】アサシン
【真名】貂蝉
【性別】女性
【身長・体重】167㎝ 52kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:D+ 魔力:D 幸運:E- 宝具:A+++

【クラス別スキル
気配遮断:EX
 “敵対者”としての気配を完全に断つ。
 自らが直接暗殺するのではなく庇護者に対象を暗殺させるため、自分が敵だと悟らせず、悟られない。
 暗殺対象と敵対すらせず対象を暗殺するためのスキル。
 常に庇護者を得続ける技能でもあり、今の庇護者が誰かに殺された場合、その殺した相手が次の庇護者になることもある。
 ただし自ら敵対する意思を見せると効果は大きく損なわれる。

【固有スキル】
傾国の美女:A++
 国を傾けるほどの美貌、魅力を表すスキル。
 閉月美人、即ち『月が恥じて雲に隠れてしまうほど美しい』と称されたアサシンは中国四代美女にも数えられるほどの色香を纏っている。
 男性、特に為政者や国主・君主に対し絶大な魅了効果を発揮する。暴君や獣性の色濃い者になればなるほどその効果はさらに強くなる。
 A++ランクともなれば男性のみならず女性に対しても人間的魅力を持って惹きつけてしまうほど。

無辜の怪物:A
 生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。
 能力・姿が変貌してしまう。
 アサシンは伝承どおりに『ありえないほどの美人』である。

離間計:B+
 人間関係を拗れさせ、破綻させ、離間させるために謀を行うスキル。
 アサシンの場合意図して離間の計を行うのではなく、彼女に魅了された人間が勝手に啀み合い喧嘩別れしていく。

【宝具】
『美國傾斜(びじょれんかんのけい)』
ランク:A+++ 種別:対人宝具 レンジ:1~ 最大捕捉:1人~
 常時発動し続けている、アサシンを象徴する『傾国の美女』の逸話が昇華され宝具として具現化した宝具。
 彼女に魅了された人物が「他の彼女に魅了されている人物」を見かけると強烈な洗脳・扇動に近い効果を発揮し、強い敵対心を懐き独占欲を爆発させずにはいられなくなる、
 その敵対心は殺意にまで膨れ上がり、殺意を抱いた相手を殺さなければ収まらない。
 性欲から来る根源的な本能に近い衝動のため、対魔力ではレジストできない。
 打ち破る方法は「アサシンに魅了されない」ことのみ。
 なお、アサシンが殺し合いを望まずとも、この宝具の制御は一切できない。

【Weapon】
「95-60-92」
 オ、ナイスバディ。アサシンにとってはそのセクシーな肢体こそが最大の武器だ。

「暗器」
 アサシンとして現界した影響でほぼ強制的に持たされた、生前使ったこともない凶器。
 使い方は勝手にインストールされた知識で知ってはいるものの、及び腰かつへっぽこな腕前でしかない。
 主に短刀、鉄扇、鉄糸を所持している。

【聖杯への願い】
 『自分を誰からも関心を持たれない魅力のない人間にしてほしい』

【解説】
 “貂蝉”と後世の読み物によって名付けられた名も無き少女。
 董卓に気に入られ、呂布にも気に入られ、そこを王允に利用され、知らず知らずのうちに嫉妬に狂った飛将軍が董太師を暗殺し──
 自分の招いた事の大きさに耐えきれずにひっそりと自刃した、悲劇の美女である。
 ただ仕事だから将軍の元で給仕をしただけ。その後王允に命じられ大師の元で舞っただけ。
 本当にただそれだけのことで世を動かしてしまった、生まれついての傾国の美女である。
 人よりちょっと(というよりかなり)美人なだけで自分は何もしていないのに相手が勝手に動くというこの上ないトラブルメーカー体質。
 私じゃない。王允様がやった。知らない。すんだこと。言うなれば古代中国版『国サーの姫』
 本人は暗殺をするつもりもなければ暗殺に関わっていたことも知らないのに勝手に暗殺の立役者扱いされてしまい、
 なんだか創作物では腹に一物抱えているような腹黒美女として描かれているが、本人いたってただの素朴な侍女である。
 宮廷で働けていたのだからそれなりにいいとこのお嬢様だったことは確かだが、ごくごく普通の健気な少女でしかない。
 最もそこが男にとって魅力に映るのかもしれないが。
 あくまで生前は人としてありえるレベルの美女だったが、英霊として現界した際は風評によりその美貌はさらにランクアップしている。
 異性的魅力を感じない人でもそのあり得ない美貌に目を奪われてしまいまじまじと見つめてしまうほどに。
 現代風の装いをして人が多い場所にでも言った日にはエラい事になるの確定。各種スカウトとナンパが秒単位で押し寄せてきて即座に乱闘騒ぎに発展するとかそんなの。
 なので本人としては人通りの多い場所を嫌いひっそりとした静かな場所を好んでいる。
 余談だが伝承では16歳とある。かなり若いけどこんな子に懸想した将軍と大師は大丈夫なのか。

+ セリフ集
召喚:「アサシン……暗殺者の英霊、です。
    ええっと、一応貂蝉と読んでください。そっちのほうがわかりやすいと思いますから」
レベルアップ:「わあ! ありがとうございます!」
霊基再臨:「私なんかには前の給仕の衣装でよろしかったのに……。え? 似合う? そう言われるとまんざらでもない自分が居ます!」
その2:「これでもっとお役に立てるかしら?」
その3:「まぁ、なんて華やかな衣服なのでしょう。大師の元で舞わされた──えほん、おほん! 舞わせていただいた時を思い出します」
最終:「ここまでして頂いて、無礼なお願いなのですが……。何とぞ、私に魅了されないでくださいませ」
開始:「こういうのは不慣れなのですが……」
その2:「せ、精一杯頑張ってみます!」
スキル:「こう、でしょうか?」
その2:「これでいいのかな……?」」
選択:「はいっ」
その2:「やってみます!」
その3:「うふ、おおせのままに」
攻撃:「ええい!」
その2:「こ、こんな感じなのかしら!?」
その3:「えいやー!」
EX:「もうこうなったら自棄よー!」
宝具選択:「……わかりました」
宝具:「許しは乞いません。どうか黒い女と罵ってくださいな。これが私の罪過────。
    ──惑い、打ち合ってくださいませ」
小ダメージ:「いたっ!?」
大ダメージ:「あぁーーーっ!」
戦闘不能:「役目は……果たせたでしょうか……?」
その2:「嗚呼……」
勝利:「慣れないことをすると疲れます……」
その2:「煽て、煽って、同士討ち──。ふふ、引いてくれてもいいんですよ?」
会話:「なぜ私が暗殺者なのでしょう……。もっとこう、『メイド』とか『サーバー』とかのクラスがあればよかったのに」
その2:「私、なるべく用がない時は個室に篭っていますね。職員の皆さんと会ったら大変なことになってしまうそうなので」
その3:「この厄介事を呼び込む体質、英霊の身になったらどうにかできるとか期待したんですが……。
     外せないんですよねぇ……スキル……」
その4:「あ、このお部屋には茶器が揃っているんですね。うふふ、マイルームに居る時は十分に給仕として振る舞えますよ」
その5:「貂蝉、かぁ……。今だにちょっと不慣れです、この名前」
その6:「え? 貴女の肝を移植した逸話が……? さ、さぁ……。名医の華佗様は存じ上げていますが、お会いしたことすらないもので……」(荊軻所属時)
その7:「ああ、天下の飛将軍様。再び貴方に相まみえることになろうとは。……ほんと、もう妙な気は起こさないでくださいね?
     悪政を敷く方はこの地にはおられないのですから」(呂布所属時)
好きなこと:「お休みの日にのんびりと日を浴びるなんて、心地よくて好きですよ。本当は、誰か隣りにいてくださればいいんですけど……」
嫌いなこと:「正直、自分のせいで誰かが争うのを見るのは心苦しすぎます。イヤです」
聖杯について:「私にだって望みはありますわ。でも、高望みはいたしません。なんでも願いが叶う宝物なんて、手の届かないままで居たほうがよさそうですし」
絆:「あの、マスター? できれば私の事はそっとしておいてくださればと……。ああいえ! マスターのことが嫌いというわけではなくてですね!?」
その2:「不躾なことを聞きますが、私を見てると他の人を害したくなったりとかは……しません? しない? あぁよかった……」
その3:「マスター、喉は渇いてませんか? お茶を淹れてきましょうか。任せて下さい、私どちらかというとこっちのほうが本業ですから!」
その4:「マスターと仲良く慣れるのは嬉しいんですが、怖いんです。もしマスターが私のせいで狂ってしまうかを考えると。
     私は……そういう存在ですから」
その5:「この貂蝉、一生のお願いでございます。どうか、どうか貴方だけは──私のことを好きにならないで下さいませ」
イベント:「祭り囃子の音が聞こえてきますね。私、この雰囲気は好きですよ」
誕生日:「まぁ、マスターのお誕生日ですか! では、祝いの席の準備をしなくてはですね。ふっふ~ん、給仕の血が騒ぎます!」

Fateでよくある「創作物にだけ名前が出て来るどっかの誰かさん」ネタ
本名は不定。その場のノリで適当に考えればよろしい

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最終更新:2016年10月05日 02:47