鏡像のハサン

【元ネタ】中東伝承『山の翁』
【CLASS】アサシン
【真名】ハサン・サッバーハ[鏡像のハサン]
【性別】男性・女性
【身長・体重】
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:E 耐久:B+ 敏捷:A 魔力:C 幸運:C 宝具:C


【クラス別スキル
◇気配遮断:A
サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【保有スキル】
◇自傷:C
自らを傷つける技術の高さ。
ランクが高くなるほどより後遺症無く、どれだけ「丁寧に」苦痛を受けることが出来るかを示す。

◇コンビネーション:A
特定の人物と共闘する際に、どれだけ戦闘力が向上するかを表すスキル。
二人組のアサシンは常に同じ意思を持って動く。「二人で一人」ではなく「一人が二人」。
互いの状態を完全に把握した上で、形容でなく一つの生物として行動を取ることが出来る。


【宝具】
『妄想残響(ザバーニーヤ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:1人
呪殺宝具。自分達の身体を標的の鏡像とし、自傷を行うことで「鏡の前に立つ実体」である標的とダメージを共有する。
鏡像役が標的と正対し視線を合わせることで発動する。鏡像の左腕を傷つければ標的の右腕が、鏡像の右足を傷つければ標的の左足がダメージを受ける。
標的となる人物が男性ならばアサシンの男性側が、女性ならばアサシンの女性側が鏡像となり、もう一方が鏡像役の右胸を貫くことで標的の左胸(心臓)を破壊する。
発動中は標的と鏡像は動くことが出来ず、何らかの理由で互いの位置が動かされると解除される。
発動中に標的が自傷を行った場合、そのダメージはアサシンも受ける。


【Weapon】
『ダーク』
黒塗りの短刀。通常は投擲による攻撃に用いるが、宝具発動時はこれによる自傷を行う。


【解説】
『山の翁』ハサンの名を継ぐ「二人組」。
双子の男女であり、常に二人一組で行動する。長が二人居るのではなく、二人でハサン・サッバーハ。
呪術・暗示に対する適性が高く、お互いの身体を傷付けることで標的に直接触れることなく殺害する業を編み出した。
単純に考える頭が二つあるのもあって、教団の指導者としては優秀だった。
しかし唯一人の身で業を編み出した他のハサン達と比べれば自身は劣ると考え、早々に次代に後を託し、自身を歴代に数えることもなく首を落とされることを選んだ。

姿は髑髏の仮面をつけた中性的な男女。全身に大小数え切れない無数の傷痕が刻まれている。
扱う業の関係上、お互いの容貌に差異が生じないよう「調整」を施しており、傍目には全く見分けがつかない。一応、細かな傷の違いで個体を見分けることが出来る。
思考は完全に同期しており、肉体が二つある一人の人間のようなもの。
基本的に寡黙。二つの口で同時に同じ内容を喋るので微妙に何を言っているのか分かりづらい。

サーヴァントとして召喚される場合は常に二人で一騎のアサシンとして現界する。
そのことによるステータス上のペナルティはなく、別々に活動することも可能。ただし一方が倒れればもう一方も戦闘不能となる。
生前の人生に満足しており、聖杯に賭ける願いもさしたるものを持っていない。
よって召喚に応じるのはマスターのためであり、切実な願いを持つならば異教の魔術師の下にも現れ、従順な手足として働く。

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最終更新:2016年10月05日 19:05