ニコレット・フローレンス

【氏名】ニコレット・フローレンス
【性別】女性 【年齢】18歳 【出身】オランダ アムステルダム
【身長】158cm 【体重】40kg
【肌色】色白 【髪色】ブロンド 【瞳色】青
【属性】中立・善
【好きなもの】揉め事、事件の香り、真相
【苦手なもの】厄介事、自分が事件に巻き込まれること、迷宮入り

【イメージカラー】薄い灰色
【令呪】-
【魔術属性】風
【魔術系統】五感強化魔術[嗅覚]、魔力追跡、鎌鼬流遁走術
【魔術回路】質:D 量:C 編成:異常(人間というより犬寄り)
【起源】『追跡』

■人物
「水の都にニコの鼻有り」とまで謳われる凄腕の私立探偵。兼、オランダ王立保安隊に所属する執行機関の一員。
クラシックな出で立ちはまさに「探偵」というイメージそのもの。焦げ茶の衣服に映えるのは美しいブロンドヘアー。
事件や事故の香りに聡く、表には出回らない「魔術」関連の追求を生業とする。故に顧客の中には「魔術協会」や「聖堂教会」の者も多い。
聖杯戦争という一大イベントの匂いを嗅ぎつけ情報収集のために日夜駆け回る。もとい嗅ぎ回る。見つかったら持ち前の逃げ足で遁走。

【一人称】私 【二人称】アナタ 【三人称】皆さん

○性格
礼儀正しく執念深い。一度喰らいついた獲物は絶対に逃さない猟犬系パパラッチ。
犬並みの嗅覚はもはや未来予知とも呼べるほどの直感を発揮し、事件のあるところには常にニコレットの姿がある。
職業上は「探偵」だが、その立ち振舞や風貌は新聞記者にも見えるかもしれない。執拗に追いかけてくるのもパパラッチ風味。
良くも悪くも社会人らしい大人びた対応が得意。処世術とでも言おうか、18歳にしては些か人間味に溢れた性格や口調の持ち主である。
また持ち前の嗅覚から相手の「立場」や「位」を嗅ぎ分けることが出来、目上の者には媚び諂い目下の者には強気に出るタイプ。
私生活は割りと自堕落。事務所上の自宅は飲み散らかした缶やその他のゴミで溢れかえっており、普段は各地のホテルを点々としている模様。

○動機
「聖杯戦争」なる儀式の勃発を知り急遽首都より駆けつけた。
依頼というわけではなく単純に「自分の好奇心」で首を突っ込んでいる。一応情報収集を行うことで魔術協会や聖堂教会への牽制も兼ねているのだろうが。
活動は主に昼。夜は危険であると判断したためか滅多に出歩くことはない。逆に言うと昼であればガンガン盗み見。盗み聞き。

○台詞
「どうも。私、ニコレット・フローレンスと申す者です。以後、お見知りおきを」
「―――事件の臭いがしますね、これは!」
「ふふん、私の鼻は誤魔化せませんよ?アナタ…………今朝、ヌきましたね?」
「……オランダ王立保安隊の名に於いて、ここでアナタへの罰を“執行”します」

■来歴
フローレンス家は代々続く「魔術探偵」の家系であり、ニコレットはその魔術刻印を受け継ぐ由緒正しき魔術師。
故に魔術の腕は意外にも高く、常人の三倍程度の身体能力であれば強化を用いて容易に体得可能。尤も、一流魔術師とは比べるべくもないが。

■魔術・礼装
『五感強化魔術[嗅覚]』
卓越した嗅覚。神経を研ぎ澄ませて息を吸い込む事で、漂ってくる香りの根源や種類、果てには性質すらも嗅ぎ分ける。
例えばカレーの香りであれば、それがどこから生じたものか、使われている具材が何か、何分煮込まれているか、量はどのくらいか、スパイスの種類は何か……
そして何人分かを察知しておおよその家族構成まで判別するなど、最早人間の業とは思えぬ嗅覚を身に着けている。
また「魔力」の香りを嗅ぎ分けることも出来ると言うが、これは後述する風属性魔術に由来するものであり本来魔力に匂いは無い。

『魔力追跡』
風属性魔術の応用。待機中に漂う魔力の残痕を察知し、その行く末を判別することが出来る。
特に何の隠滅もされていない場合は容易に追跡可能。但し一週間以上も前の魔力となると流石に厳しい。
更なる応用として、残された魔力を解析しどのような属性かなども探ることが出来る……が、大体の分類だけで特定までには至らない。

『鎌鼬流局地的遁走術』
ウィンドチェイス・ゲット・アウェイ。風の魔力を両脚へと集中させることで疾風の如き敏捷性を得る。
ある程度の障害物であれば容易に乗り越え、路地裏のような狭い空間であれば壁を蹴り続けることで三次元的な動きも可能。
またカメラのフラッシュや音響弾等の妨害もあるため、逃走状態に入ったニコレットを追うのは一流の魔術師であっても厳しいものがある。
余談だが「鎌鼬流」には遁走術意外にも複数の術式があるようで、格闘用の術式や跳躍用、競技用等もあるという。
…流石にサーヴァントを撒けるほどの性能は無いが、敏捷D以下であればワンチャン。それ以上は普通に追いつかれる。

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最終更新:2016年10月07日 21:04