【元ネタ】ケルト神話
【CLASS】
アサシン
【マスター】
【真名】フルヴィデ・フェルヴェン(フォアベイ)
【性別】―(去勢済み)
【身長・体重】152㎝・43kg
【属性】秩序・悪(復讐に人生を費やした奴が善人なわけないだろうよ)
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:D 幸運:B+ 宝具:D
【クラス別
スキル】
気配遮断:B
サーヴァントとしての気配を断つ。
完全に気配を立てば発見することは非常に難しい。
ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断の能力は大きく落ちる。
【固有スキル】
プランニング:A+
対象を暗殺するまでの戦術思考。
軍略とは異なり、少数での暗殺任務のみに絞られる。
女王メイヴをも殺害せしめるアサシンの計画立案能力は、完成したら最早規格外の幸運ですら避けえない半ば確定した死となって対象を襲う
仕切り直し:B
戦闘から離脱する能力。
不利になった戦闘を戦闘開始ターンに戻し、技の条件を初期値に戻す。
【宝具】
『邪悪滅ぼす応報の一撃』(クイーンマヴ・バスター)
ランク:D++ 種別:対人宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:1人
アサシンが生前、邪悪な女王を討ち果たすために使用した投石器の召喚。この宝具は普通に使っても投石器による岩石の射出というあまりにも貧弱な宝具だが、本質は奇襲攻撃と対暴君特攻にある。
アサシンが事前に組み立てた計画に対象を誘導することにより、何の変哲もない投石器による攻撃は意識外からの奇襲に変貌する。更に緻密すぎる計画による『奇襲』は運の要素が介在する余地が存在せず、純粋に肉体の強靭さによって対抗をする必要が存在する。
そこに対暴君特攻が加わることにより、条件が全て合わさった場合、半ば確定された死の結果として対象に無慈悲な一撃が加わることになる。条件が全て揃ったこの宝具を破るには、余程強力な防御系のスキル・宝具を所持しているか、令呪などのような外部からの援護が必要になるだろう。
さらに女王の護衛の目をすり抜けて殺害せしめた逸話から、対象となった存在は庇われることが出来ず、本人の肉体と宝具による効果によって抵抗するしかなくなる。
ただしこれは本領を発揮したらという話。まず前提として、対象に当てるために計画を練らなければならない。有り体に言ったら真名を知る必要がある。さらに対象となった存在がアサシンから見て(属性では無くアサシンがそう認識することが重要)相対的に善人である場合、この宝具は著しく効力を失ってしまう。
さらに応報の一撃という名が示す通り、アサシンが悪逆を成した場合、例えば同盟相手などを裏切って奇襲を仕掛けた場合、使用するのに令呪一画が必要なうえに対象に与えるはずのダメージがそっくりそのまま自身にも跳ね返ってくる。
はっきり言って参加者が皆善人だったりした場合すさまじい外れ宝具となってしまう。
【Weapon】
ダガー
アサシンとしての武装。当然だがサーヴァント戦では心もとない
投石器
アサシンのメインウエポン。殺せると判断したのならば、射出する物体は岩石に限らない。
【解説】
ときどき話題になるメイヴの死因・チーズ死を作りだした実行犯。割と悲惨な生まれを持つ。
父はコンホヴォル王・母はメイヴの姉妹エイシン。要するに従兄弟にクーフーリンがいておばさんにメイヴがいるという割と凄い血筋の人。
ただし生まれは悲惨。何故なら生まれる前にメイヴによって母は溺死(理由は不明・気まぐれ説あり)させられる。そこから腹にいた子が帝王切開によって奇跡的に生還する。それがフォアベイなのだ。
生まれた瞬間に母が死んだ子に与えられた教育はメイヴを恨み通し、殺すことを義務として教えられるものであった。そこに疑問を持つことはなく戦士として育っていくが、悲しいことに彼にはクーフーリンやコナル達のような個人の武勇で歴史に残るような武才は存在しなかった。
そこで彼は(あくまで泥設定よ?本来は普通に男だから)思い立つ。例え武力で英雄たちに敵わずとも、この身を女王を殺すことに特化すれば牙は届きうるのではないかと。男殺しに特化した女王を殺すために彼が考えた手は、自らを男として殺すことであった。去勢をすることによって女王からの誘惑を逃れることに成功した暗殺者は、その生涯を女王暗殺のためだけに捧げることとなる。
元々戦士として矮躯であった暗殺者の体は、周囲の戦士たちと違い成長することは無くなり、鏡を見るたびに叩き割りたくなる衝動に駆られるあの女王に似た髪色は艶を増し、体は男らしさを失ってしまったが最早考慮の材料にならなかった。あの女王を殺せるかもしれないのだ。この武に才能が無い私にも。
そこから数々の策を練るも女王暗殺は失敗。それでもなお折れることなく計画を練り続けていた。失敗をするほどにクーフーリン達のような武才を持つ者に対する尊敬と嫉妬を高めていきながら。
運命の時が来た。友であり、尊敬するクーフーリンは殺されたが、それにより勝利のコナルが激昂。アイルランドを血に染め始めたのだ。更に理由は不明だが、邪悪な女王は何か大切なものを失ったかのように呆けていた。
――――――好機。今ここでしかない状況を外すことなく、暗殺者は女王を殺めることに成功した。そして復讐心によりアイルランドを血に染め続けるコナルに従い、コノートを滅ぼしたのだ。
そこから歴史に残るようなことはせず、暗殺者の生涯は終わり、座に入ることとなる。
暗殺者に願いなどない。何故なら生涯を果たして叶えるべき目標は既に実現したのだから。だが、もし数多に存在する英雄たちを押しのけて暗殺者の力を求める召喚者が出てくれば喜んで力を貸すだろう。
ただし気をつけて欲しい。アサシンは確かに他のアルスターの戦士たちと同様にマスターには従順だが、仮に生涯を費やして討った女王のごとく邪悪な真似をしようとするのならば、現界のことを一切考慮せずマスターを殺害するだろう。何故なら願いなど存在しないのだから。
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セリフ集 |
(一人称:私 二人称:お前・貴様 三人称:○○)
召喚:アサシン…フルヴィデ・フェルヴェン。召喚に応じ馳せ参じた。何?わからない?ではフォアベイ…ではどうだ?これもか…まあいい、メイヴを殺した奴と覚えておけ
レベルアップ:より、計画が緻密になったな。ただし正面戦闘は期待するな
霊基再臨:うん。少しはマシになったな。まあ、戦士としては二流だが。
その2:力よりもどれだけ策を練れるかじゃないか?まあ…なんだ…つまりはこういうのは他の戦士に回した方が…
その3:なんだ?私はクー・フーリン達のように強くはどうあってもなれないぞ?……変わり者め
最終:ここまで私に気を置くとはな…これからも頼む。あー…なんだ…その…マスター
開始:アサシンを前線に出すとはな…
その2:正面戦闘に相応しい奴は他にいるはずだ
スキル:では…お前にはこれが相応しいだろう
その2:計画修正…これでマシにはなるか
選択:私だと?
その2:アサシンだぞ?
その3:消去法なのか…?
攻撃:どうだ!
その2:くらえ!
その3:それ!
EX:まさか私がここまで動けるとは…
宝具選択:あー……チーズは投げないぞ?
その2:計画立案完了。奴の死は確定した
宝具:これまでの貴様の悪行は許しがたい。死んで罪を償うが良い。『邪悪滅ぼす応報の一撃』
小ダメージ:うっ!
大ダメージ:……まだ倒れるわけには
戦闘不能:アサシンが前線に出たらこんなものよ…
その2:やはり私は…彼らのように…
勝利:勝利か。無事に終わって良かった
その2:私には…!前線に出る才能は…!ない…!つかれたぁ…
会話:どうした?私の計画でも見るつもりか?
その2:お前が邪悪でないかぎり、私は忠実なままでいよう
その3:どうした?私に触っても面白くないだろう?あー…髪は触るな。あと髪を褒めるな。気分が悪くなる
その4:はっきり言って前線に出すべきサーヴァントは他にいるはずだぞ?私が負けたとき危険なのはお前だ
その5:クー・フーリンがいるな。アイルランドの英雄たちの王…私たちのあこがれ…正直、彼がいれば私の出る幕はないと思うんだが
その6:女王メイヴ…!なぜここに…!いや…奴は生前殺した。私が顔を会わせなければ良いだけか
好きなこと:大麦のクッキー…いやいやいや計画立案だぞ。うん
嫌いなこと:裏切り…それだけは決して許されないな
聖杯について:好きにしろ。私の望みはもう生前叶えた
絆:何か用か?計画を練らなければ私のようなアサシンは戦果を立てられん
その2:どうした?私の体に何かついていたか?
その3:……はぁーっ。私より戦力になる戦士はいくらでもいるだろう。それに、私にばかり構うと不公平だぞ?
その4:もう良い。好きにしろ。ただ髪は褒めたり触るな。あと容姿について誰かに言及したらお前でもひどい目にあわす。
その5:負けたよ。とりあえず、契約が切れるまで私はお前の側にいるし、力になる。だからこれからもよろしく頼むよ……マスター
イベント:騒がしいな…牛争いみたいに腹痛が来ないのは幸いだが
誕生日:ほう…祝い事か。だったらこの大型チーズを…何を身構えている?まるで人が武器を持っているかのように
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最終更新:2016年10月07日 21:32