【元ネタ】クトゥルフ神話
【CLASS】
キャスター
【真名】 アブドゥル・アルハザード(名前の忘れられた呪術使い)
【性別】 男
【身長・体重】165cm・55kg
【容姿】 浅黒い肌のアラブ系の男。目がぐるぐるしており、言動は完全に頭がおかしくなった人。
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:A+ 幸運:C 宝具:EX
【クラス別
スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”の形成が可能。
道具作成:A
魔力を帯びた器具を作成できる。最高位の魔術書(グリモワール)や、
宝具レベルの護符、呪物の作成さえ可能にする技術力。
本来のキャスターはCランク相当の道具作成スキルしか持っていないが、存在を捻じ曲げられたことにより高レベルの道具作成スキルを得ている。
【保有スキル】
妖術:A+
呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
このスキルは対魔力スキルでなく、神性スキルによって対抗判定を行う。
生前、中東に存在した一般的呪術、特に星読を中心とした占星術をキャスターは行使していたが、死後に外宇宙に由来する理解しがたい魔術を使用することが可能となった。
冒涜的知識:A
外宇宙に潜む名状しがたい存在に関する知識。Aランクであれば数多くの外宇宙の存在に関する知識を得る。
外宇宙に存在する宇宙生物や怪異の真名を看破する際にボーナスを得る。
冒涜的知識は希少なスキルであり、Aランクであれば外宇宙の探求者として最高の知識を持っていると言っても過言ではない。
精神汚染:A
精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を完全にシャットアウトする。
キャスターは生前、ただの強力な占星術師に過ぎなかったが、ガイアによって「外宇宙からやってくる敵対的存在」の知識を収集しまた対抗するという役割を持たせられた。
その結果、キャスターの精神は完全に破綻している。
【宝具】
『魔獣の咆哮の書(キタブ・アル=アジフ)』
ランク:A+ 種別:対星宝具 レンジ:1~1000 最大捕捉:1000
キャスターが死後、英霊の座で狂気の中書き上げた「異星の存在」を表す書物。
外宇宙に存在する魔獣や怪魔について、狂人の詳細さで微に入り細に入り穿たれた内容は読み手の精神を破壊する。
この宝具を読んだ人間はBランク相当の冒涜的知識と精神汚染を得る。
宝具の発動によって、キャスターが死後収集した「外宇宙のアルティメット・ワン」を始めとした宇宙の怪魔――を模した存在を召喚する事が可能。
模倣であり、その能力は本当の外宇宙の怪魔より劣るものの、対処を誤れば国家1つを滅ぼし尽くしかねない恐るべき力を持つ。
ガイアがキャスターに命じて作成させた、いずれ地球に現れうるであろう宇宙的恐怖に対抗するためのワクチンである。
【Weapon】
『なし』
【解説】
アブドゥル・アルハザード。狂乱のアラブ人。H.P.ラヴクラフトを始めとした、クトゥルー神話の登場人物。外宇宙に関する名状しがたい知識を得て、最後は見えない怪物に生きたまま貪り食われた怪奇小説のキャラクター。当然、現実には存在しない……はずだった。
しかしながら、彼はこうして召喚された。
キャスターは腕のいい星占い師でしかなかった。星を読み解き、それによって未来を見ることで生計を立てていた。
しかしながら死後、彼はガイアによって使役される。彼に課せられた使命は「宇宙から地球への攻撃を将来的に行うであろう怪異の情報を収集し、将来的にワクチンとして使用する」というものだった。
宇宙的恐怖の情報を知り続けた彼は狂気に陥る。しかし、ガイアは彼に宇宙の恐怖を見せ続けた結果完全に発狂してしまった。
ラヴクラフトという作家は鋭敏であり、夢の中でガイアによって使役される狂乱のアラブ人の姿を垣間見、そして彼を創作の中で登場させた。それがアヴドゥル・アルハザードとして広く知られる狂気の魔術師の姿となり、彼の書いた書物はネクロノミコン、あるいはキタブ・アル=アジフとして多数の人々に知られることになったのである。
かわいそうな占星術師。生前は普通のおじさんだったのに死後に発狂したタイプ。
宝具を使うと人類がヤバい上に会話も通じないので多分青髭の旦那みたいに最初にボコられて負けるんじゃないだろうか。
最終更新:2016年10月11日 18:12