【真名】天稚彦(あめのわかひこ)
【出典】日本神話・御伽草子 【出身】日本
【属性】中立・中庸(天)
【性別】男性 【年齢】17歳
【身長】184cm 【体重】73kg
【肌色】小麦色(黄) 【髪色】金メッシュの茶髪 【瞳色】茶
【イメージカラー】真夏の海と空の色
【好きなもの】フォクシーなレディ、サマーシーズン。
【苦手なもの】天照大神、狐、呪術、一夫多妻去勢拳。
【ステータス】
筋力:B 耐久:D 敏捷:B 魔力:A 幸運:A- 宝具:A
■クラス
スキル
≪対魔力:A≫
ランクA以下の魔術を無効化する。
≪単独行動:A≫
マスター不在でも行動できる能力。
宝具の解放など膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが欠かせない。
■固有スキル
≪千里眼:C≫
視力の良さ。
≪弓矢作成:EX≫
魔力を用いて矢を作成する能力。
≪仕切り直し:C≫
戦闘から離脱する能力。
≪癒しの竪琴(ベース):E≫
聴く者の精神を平穏に保つ。
≪神性:-≫
神性スキルはおいてきた。
■宝具
〈流転星〉
【ランク】A 【種別】対人宝具 【レンジ】1~99 【最大補足】1人
アメノハバヤ。
天稚彦が葦原中津国(日本)平定に派遣された際、高皇産霊神より貸し与えられた武器。使い手が標的を認識している限り如何なる距離、障害を隔てようとも即座にその心臓を射抜き命を奪う因果逆転の一撃である。
命中補整+100、アーマークラス無効、遮蔽無効、視認障害無効。
真名解放と同時に「対象の心臓に命中した」という事象が確定するため、一切の回避手段、防御手段を差し挟む事ができない。この宝具に対抗するためには回避能力ではなく、因果の逆転に対抗できるほどのたぐいまれな幸運が求められる。またその性質上、「矢避けの加護」など一部の遠距離攻撃に対する防御スキルを貫通する。さらに消費魔力も比較的軽いためマスターへの負担も少ない。
天稚彦が高天原からの使者を殺害した際にその矢が天まで届き、矢に付いた血を見た高皇産霊神が「天稚彦に罪があれば、必ずこの矢が罰を下す」と投げ返したところ、即座に天稚彦を射殺したという天罰の矢。まことに返し矢おそるべし。
〈転輪する祝福の命〉
【ランク】不明 【種別】不明 【レンジ】不明 【最大補足】不明
かものおおみかみ。
(使用不能)
■武器
『天鹿児弓』
並みの戦士では引くことさえ困難なほど大きく強い蒼穹の弓。対となる天羽羽矢と合わせたその姿はアルバレスト(攻城弓)さながらである。
■人物
【一人称】僕 【二人称】君 【三人称】彼/彼女
○人物像
天稚彦神(もしくは天若日子神)は天津神の葦原中津国平定の際、天穂日神に次ぐ第二の使者として遣わされた神である。生と死の循環、時の流転を司る神とされ、そこから農耕神、太陽神としての性質も持つとされた。
天照大神と高皇産霊神は彼を国津神の統領であった大国主神のもとへ送り込み、大国主神は娘である下照姫命を彼の妻として葦原へと迎え入れた。ところが八年たっても天稚彦神は使命を果たさず、天津神の知恵者である思兼神は雉を催促の使いとして遣わす。天稚彦神に仕えていた天探女はこの雉を見つけるや、彼が高天原に帰る事を恐れ雉を殺すように告げる。天探女の言葉に従い天稚彦神は雉を射殺したが、この矢は雉の胸を貫いたばかりか高天原まで飛んで行った。自身が貸し与えた天の矢が血に濡れているのを見た高皇産霊神は天稚彦に逆心ありとみて矢に呪いを掛け投げ返し、投げ返された矢は天稚彦の胸を貫いて死に至らしめた、とされている。
―――天稚彦の葬儀において彼に瓜二つの味耜高彦根神(あじすきたかひこねのかみ)なる大国主神の息子が現れ突然興奮して大暴れするがおそらく突っ込んだらそこで負けである。あと「み」ではない「あじ」である。
天稚彦神は平安時代にはいくつかの書物にて美少年「天若御子」の名で登場する。さらに室町時代書かれた「天稚彦物語」においては海龍王の子「天稚彦」として年に一度、七夕の夜にだけ長者の娘に会いに訪れるとされ、これが彦星の名の由来であるとしている。
○外見
爽やか胡散臭い美少年。小麦色にやけた肌に均整のとれたスタイル。金混じりの茶髪を後ろへ撫で付け、耳には翡翠のピアス。神秘性台無しなアロハ風の装束。一人で夏真っ盛りである。
○性格
基本的に軽い。発展的に軽い。
人間好き。特に女性の嘘と男の子の無茶を愛する。ただし女性の涙と男の嫉妬だけは好まない。
きれいな女の子はもっとだいすき。特に年上でミステリアス、普段は太陽のように明るいけどふとした瞬間に愁いを見せるフォクシーな感じの女性が好み。ただし呪いアロー飛ばしたり唐突に人の股間を蹴り上げてきたりする物理的に狐耳の付いた女性はトラウマに触れるのでノーサンキュー。
どこまでいってもチャランポランのようだが一応は神霊としての一線を心得ており、霊長、星の危機に際しては抑止力としての一面を見せることもある、かもしれない。
○動機・マスターへの態度
マスターに対する態度は非常に友好的。むしろ馴れ馴れしい。女性であれば積極的にアプローチを掛け、男性であれば友人関係を築こうとする。とはいえ完全に対等な関係ではなく、あくまでマスターの庇護者という立場をとる。命令に対しても忠実とは言い難い反面、マスターの生死に関わることであればたとえ命令せずとも最優先で行動する。
聖杯への願いは「妻と共に過ごすこと」。天罰により死を与えられた天稚彦は不安定な存在であり、自らの死と再生の境界である七月七日の夜明けの晩の前後のみ存在を確立できる特殊な神霊である。彼は聖杯の力で自らに掛けられた呪いを解き、妻と何憚らず共に過ごせることを望んでいるのである。
○台詞例
「―――や、初めましてマスター。
僕は彦星、気軽に星の王子様って呼んで欲しいな。あるいはひーくんでもほっしーでも、君の好きに呼んでくれて構わないよ」
「真っ向勝負はあんまり得意じゃなくてね。そう見えない? あー、やっぱり隠しきれないヒーローのオーラとか出てた? そうか出ちゃってたかー」
「撤退するよマスター、これ以上はジリ貧だ。
気にする事ないって。こっからだよ、ここから大逆転。僕たちなら余裕、余裕」
「なに、女性の嘘は愛嬌ってね。嘘と知っていても信じてみせる、それもまた男の甲斐性さ。―――なあなあ、今のどう? イケてた? むしろダサい? そっかそっかー」
■ノート
敵を見つけて
颯爽と逃げて
遠くから撃つ
これですよ
最終更新:2016年10月14日 03:31