【元ネタ】史実
【CLASS】
バーサーカー
【マスター】
【真名】ベラ・ルゴシ
【性別】男性
【身長・体重】185cm・?
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:E 幸運:E 宝具:D
【クラス別
スキル】
狂化:-
彼は狂っていない。
バーサーカーというクラス自体が「ドラキュラ伯爵」に付与されたものであるため。
【固有スキル】
演技:A
役者としての技能。
彼が演じたドラキュラを真のドラキュラたらしめたほどの演技力。
薬物中毒:C
戦場での古傷の痛みを癒すために服用したモルヒネへの中毒。時折禁断症状に襲われる。
【宝具】
『魔人(ドラキュラ)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
後のドラキュラ像を決定づけたほどの「ドラキュラ俳優」。
ステータスが「ドラキュラ伯爵」に偽装される。
『怪物としての我が生涯(レジェンド・オブ・ドラキュリア)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
世界的に有名なドラキュラ像を具現化させ、吸血鬼へ変貌する。
吸血鬼となった彼は通常のスキル・宝具を封印される代わりに、身体能力の大幅増幅、動物や霧への形態変化、治癒能力、魅了の魔眼といった特殊能力を得て、遥かに強大化する。
だがその圧倒的な力の代償として陽光や聖印に弱いという弱点も得てしまう。
そして何よりも、この宝具を使用した聖杯戦争において彼は最終的に必ず敗北する。
幾百幾千、幾万ものスクリーンの中で「人間に敗れ去る怪物」であり続けた彼の生涯。
【Weapon】
【解説】
ベラ・ルゴシ。オーストリア=ハンガリー帝国(現在のルーマニア)出身の俳優。
舞台俳優であった彼は第一次大戦において歩兵中隊の中尉として活躍、戦争中に映画デビューを果たす。
アメリカに移住後は英語が不得手なため大役には恵まれなかったが、ブロードウェイの舞台「ドラキュラ」でドラキュラ伯爵を演じ、当たり役となる。
そしてユニバーサル映画製作の「魔人ドラキュラ」に出演し、伝説的名声を得る。
ハンガリー訛りの英語と気品のある風貌、そしてその演技力により「黒スーツ黒マント、オールバックの黒髪」という典型的ドラキュラ像を確立するに至る。
しかし、一度は怪奇スターとして伝説となったものの、怪奇映画の人気衰退とともに出番が減っていき、細々とB級映画に出演し生計を立てるようになってしまう。
さらにはモルヒネに身体を蝕まれ、不遇な日々を過ごしていたが、「史上最低の映画監督」エド・ウッドとの出会いにより精力的に映画出演をするようになり、晩年は穏やかだったという。
葬儀ではドラキュラ伯爵の衣装で埋葬された。幾度となく棺より蘇った彼は、現在棺の中でようやくの眠りについている。
プライドが高いが基本的には紳士。そして役者根性の塊。
ヴラド三世を狙った場合に誤って召喚される以外に召喚されることはない。
元軍人とはいえサーヴァントと渡り合えるような戦闘能力など皆無だが、マスターが彼をドラキュラだと信じる限り彼はドラキュラであり続ける。
最終更新:2016年10月14日 10:51