【サーヴァント名】メイドFOX
【クラス】サーヴァント
【マスター】
【真名】メイドFOX
【出典】日本神話 【出身】日本
【属性】中立・中庸(天)
【ステータス】
筋力:D 耐久:D 敏捷:C 魔力:A 幸運:E 宝具:EX
【性別】女性 【年齢】二十代
【身長】168cm 【体重】59kg
【スリーサイズ】98/60/88
【肌色】黄 【髪色】白銀 【瞳色】金
【イメージカラー】
【好きなもの】自分の料理で他者を笑顔にすること。
【嫌いなもの】買ってきたアボカドとかタマネギをいざ料理しようと切ったら中身が傷んでた時の行き場のない怒り。
■固有スキル
≪メイド:A++≫
侍女として主に仕える能力。調理、看護、護身術など32種類の専業スキルについてAランク相当の習熟度を発揮できる。
一国の神話において主神に従事を乞われる、文字通り神域に達したメイド。
≪黄金律:EX≫
人生において金銭がどれだけついて回るかの宿命。
商売繁盛、五穀豊穣を司る神。自らではなくマスターをこそ裕福にする。
≪女神の神核:EX≫
生まれながらに完成した女神であることをあらわすスキル。
精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。あらゆる精神系の干渉を弾き、肉体の成長もなく、どれだけカロリーを摂取しても体形が変化しない。
神性スキルを含む複合スキルでもある。
■宝具
〈酔天月光鉢羅枳嬢応石〉
【ランク】EX 【種別】接客宝具 【レンジ】1~99 【最大補足】(自称)八百万
すいてんげっこうぱらきじょうおおみあえいし。
水天日光天照八野鎮石から派生したもの。天照大神の料理番たる豊宇賀能賣神の本領発揮。
おいしいおさけがどんどんでてくる。おつまみもでてくる。
豊宇賀能賣神が天女として地に降臨した際、養父母に酒の製法を伝えた逸話に由来する。また保食神が月読神に殺害された際、その体から日本全ての食物が生じたとされることから酒と共に食事、特に稲荷寿司がたくさん出てくる。
〈品物之比礼〉
【ランク】EX 【種別】対人宝具 【レンジ】1 【最大補足】1人
くさぐさのもののひれ。
玉藻鎮石から派生した十種神宝の一つ。
本来は羽衣なのだがメイドFOXが勝手にエプロンドレスに仕立て直してしまった。「品物」の名の通り、メイドに必要なものが何でも出てくる不思議なポケットが付いている。
〈IKKI〉
【ランク】EX 【種別】対宴宝具 【レンジ】1会場 【最大補足】1人
固有結界と呼ばれる特殊魔術。一定時間、現実を術者の心象世界に書き換える。
メイドFOXの場合、効果に同意した相手との対戦ルールを大食い勝負に変更することができる。
大食い勝負といえば有名なケルト式(オートミール)など様々なジャンルが存在するが、メイドFOXの場合はオーソドックスな酒。メイドFOXの用意した酒を対戦相手が制限時内に飲み干せるかどうかで勝負が決まる。
使用コストは日本酒一升。
■武器
そんなものはない。
■人物
メイド服に身を包み、狐の仮面で顔を隠した謎の女性―――その名はメイドFOX。いったい何者なんだ……。
【一人称】あたし 【二人称】貴様 【三人称】姓/(親しい相手のみ)名前
○外見
銀髪ポニテ狐耳やさぐれクラシカルメイド巫女。
○性格
姐御肌。微妙にやさぐれ気味。
ぶっきら棒だが面倒見は良く根はお人好し。
曲がったことは嫌いだが、不満を飲み込める程度には大人。
怒ると口より先に手が出るタイプ。従者のクラスゆえに戦闘はからっきしなはずだが、殴られると何故かすごく痛い。
趣味はグルメと料理と通販。隙あらば美食巡りに出かけている。英霊の座は世界各地、各時代から取り寄せた匠の調理器具やアイデア料理グッズ、珍しい食材などでいっぱい。だいたいは二、三回使ってブームが過ぎたらそれきりだが。
自分の荒っぽい性格を地味に気にしており、女磨きに余念のない本来の主人には呆れつつ、ちょっと憧れてもいる。
○人物像
豊宇賀能賣神(とようかのめがみ)は伊勢神宮外宮において天照大神の御饌(みけ)、つまり食事の神として祀られる女神である。
延暦期に朝廷へ提出された儀式帖によれば伊勢神宮に祀られることとなった由来は、雄略天皇の夢に天照大神が現れ「私一人では寂しくて食事も心安らかに摂れない。御饌の神として丹波から豊受大神を呼んで欲しい」と命じたこととされる。
豊受大神(とようけのおおかみ)、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)、保食神(うけもちのかみ)、三狐神(みけつかみ)など多数の呼び名を持ち、また老狐を意味する専女(とうめ)とも称される。食物、農耕を司る神であり、そこから派生して畜産、養蚕、商工業、芸能、健康、厄除け、家内安全、子孫繁栄などありとあらゆることがらについて御利益をもたらすとされている。神仏習合においては荼枳尼天と同一視され、武運長久をもたらすとも考えられた。また変わったところではお寿司の神としても祀られている。
ちなみに一説には創造神の一柱とも考えられ、その場合は天照大神より上位の神とも。
『丹後国風土記』によればその由来は天女とされる。その昔、丹波国で水浴びをしていた天女が羽衣を隠され天へ戻れなくなり、老夫婦の家に身を寄せた。天女はお礼に酒の醸造法を老夫婦へ教えたが、裕福になった老夫婦は天女を追い出してしまう。行き場をなくした天女は方々を彷徨い、やがて奈具の村を安住の地としてそこに祀られたという。
また天照大神の命により月読神が訪れた際、その口から米、魚、獣の肉などを出してもてなしたが、この様子を見た月読神は逆上し豊宇賀能賣神(あるいは保食神)を斬り殺してしまったとも言われる。このとき豊宇賀能賣神の亡骸からはあらゆる食物が生じ、ここに天照大神が蚕の繭を加えて全ての作物を地にもたらしたという。
丹波には豊宇賀能賣神が天より降臨した、あるいは月読神に殺された際に亡骸を安置したという大饗石(おおみあえいし)が存在している。
○動機・マスターへの態度
メイドFOXにとってマスターとはメイドとして仕えるべき主人を意味する。
マスターに対しては忠実であり誠心誠意尽くしてくれる。主に尻を蹴っ飛ばす方向で。
聖杯に対する願いはない。
メイドFOXが聖杯戦争に参加する理由はただ一つ。フラフラと出歩いてばかりの本来の主人、天照大神を取っ捕まえて真面目に働かせることである。聖杯戦争あるところに天照あり、そう信じて聖杯戦争に参戦し続けているが、どういうわけかいまだに一度も遭遇できていない。仕方ないので毎回その土地の美酒、美食を堪能して帰ることにしている。
○因縁キャラ
あのスイーツ脳またどっか行きやがった……!
あとひとの鏡をつかまえて使えないとか言うのは正直どうかと思う。確かに微妙に写り悪くて毎朝の化粧に手間取るが。あと無駄に装飾ゴテゴテしてて重くて安定悪いんだよなあれ……。これは買い替え時かも知らん。
ははん、これはあれだ。たいへん無害な危険物だ。―――見なかったことにしよう。
○台詞例
「サーヴァント―――メイドFOX罷り越した。
……クラス? だからサーヴァントだと言ってるだろう。あたしを馬鹿にしてるのか」
「フハハハハ―――我が名はメイドFOX! いい名前だろう三日夜更かしして考えたのだ。おい今目を逸らしたなマスター後で体育館の裏に来るがいい教育的指導が待っているぞ」
「ところで貴様、最近この辺りで変な女を見なかったか?
なんというかこう―――頭に狐の耳がついていて、着物姿で、無駄に神々しくて……頭にハチミツが詰まってるような感じの」
最終更新:2016年10月23日 18:08