【CLASS】
アサシン
【マスター】
【真名】ウィリアム・テル
【性別】男性
【身長・体重】178cm・71kg
【属性】中立・善
【ステータス】
筋力:D 耐久:D 敏捷:A 魔力:D 幸運:B 宝具:C
【クラス別
スキル】
気配遮断:A
自身の気配を消す能力。完全に気配を断てば探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しいが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
圧政者の手から逃れ、暗殺を成功させた彼の気配遮断はAランク。
【保有スキル】
仕切り直し:B
戦闘から離脱、あるいは状況をリセットする能力。
不利になった戦闘を初期状態へと戻し、技の条件を初期値に戻す。
抑制:C
攻撃寸前まで殺気の一切を表に出さない。
特別に注意を向けられない限り、相手に攻撃の意思を見抜かれない。
扇動:E
数多くの大衆・市民を導く言葉と身振りを習得できるスキル。個人に対して使用した場合はある種の精神攻撃として働く。
本人が意図して大衆を扇動したわけではないのでランクは低い。
【宝具】
『反抗の序曲・我が子に愛を(オーバチュア・シュートアップル)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人
彼が圧政者に強制され、息子の頭上のリンゴを射抜くのに使用した一本の矢。
息子に当ててはならない、リンゴ以外に当ててはならないという想いがこもった矢は、攻撃対象以外の全てを透過する。
防御不可能、回避可能の攻撃。
『反抗の序曲・悪人に死を(オーバチュア・シュートバッドアップル)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人
彼が圧政者の暗殺に使用したもう一本の矢。
自身に危険な行いを強いた圧制者を絶対に殺してやろうという怒りがこもった矢は、攻撃対象を追尾し必ず命中する。
防御可能、回避不可能の攻撃。
【Weapon】
『クロスボウ』
生前愛用していたものらしく、よく手入れされている。
【解説】
ウィリアム・テルは14世紀初頭のスイス中央部のウーリ州、アルトドルフに住んだとされるクロスボウの名手。
彼の名を記した史料が見つかっていないため実在性は証明されていないが、以下の伝説で世界的に有名な英雄。
アルトドルフに派遣されたオーストリア人代官ヘルマン・ゲスラーが、広場のポールの上に自分の帽子を掲げさせ、その前を通る人々にお辞儀を強制した。
それを拒否したテルは逮捕され、自ら死を選ぶか、そうでなければ息子の頭上に置いたリンゴを一発で射ぬくよう命じられる。
テルは息子の頭上のリンゴを見事一発で射ぬいたが、そのとき矢をもう一本持っていた事を咎められ、「もし失敗したならば、この矢でお前を射抜いて殺してやろうと思っていた」と答えた。
これを聞いて怒り狂ったゲスラーはテルを逮捕し、ボートで連行しようとしたが、湖上で激しい嵐が吹きテルは逃走に成功する。
その後、姿をくらましたテルはゲスラーを待ち伏せし、陰からの狙撃で射殺。町へ戻ったテルは英雄として迎えられた。
この事件が契機となってスイスでの抵抗運動が高まり、後にオーストリアの支配からの独立に結び付く。
アーチャーとして現界したときのステータスは筋力:C 耐久:C 敏捷:B 魔力:D 幸運:B 宝具:C
気配遮断スキルを失う代わりに対魔力D、単独行動Cを獲得する他、二つの宝具のランクが入れ替わる。
気配遮断と抑制で不意打ち、回避と防御の二択を迫り攻撃を終えたら仕切りなおしで逃げるといういやらしい戦法の正統派アサシン
最終更新:2016年10月23日 19:14