【元ネタ】史実
【CLASS】
ランサー
【マスター】
【真名】ティベリウス・ユリウス・カエサル
【性別】女性
【身長・体重】cm・kg
【属性】
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:C 魔力:B 幸運:E- 宝具:B+
皇帝特権:EX
国家を担う皇帝への反逆に対し、国家反逆罪として死を賜う事すら出来た特権からの派生スキル
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
ランクA以上ならば、肉体面での負荷(神性など)すら獲得できる
のだがティベリウスはかつての後悔から積極的に使用したがらない
騎乗C 神性E- 軍略B カリスマD
【宝具】
『為されし事、全て余の業なり(ユス・ゲンティウム)』
ランク:B+ 種別:対人宝具
ゴルゴタの刑場において振るわれた処刑槍。
真名開放により、神殺しの概念を与えられた人造兵装としての力を発揮し
対象の持つあらゆる加護や魔力的防護を無効化し、死に至らしめる一槍となる。
【解説】
ティベリウス・クラウディウス・ネロ
ユリウス・クラウディウス朝の統治者。ローマ帝国歴代の中で最優に数えられる政治家、軍人であり
また、優れた天文学者としても知られた。初めての公務は、九歳で行った実父の葬儀の喪主と追悼演説の演者であったと言われる。
反カエサル派であった父の死後、母の再嫁相手であるアウグストゥスに引き取られた後は軍司令官として各地を転戦する。
紀元前16年におけるラエティア族の討伐、前9年のゲルマニア侵攻、そしてポエニ戦争以来最悪の対外戦争となった紀元6年のパンノニアにおける大反乱を独力で鎮圧する等
ローマ帝国の国境線確立に貢献した。紀元14年、アウグストゥスの死後はその後を継ぎ、財政の安定化や食糧問題、金融危機及び自然災害の解決に優れた行政手腕を発揮する一方
隣国パルティアにおける有能な君主アルタバヌスを紀元18年から続く謀略と外交を織り交ぜて抑え込み、紀元36年にパルティア王国と正式な和平を結ぶ事で帝国の防衛網を確立した。
戦陣に有っては常に兵と共に有り、皇帝の為の施設は兵士の為に開放する事を常とした
皇帝付きの医者は負傷兵の治療を受け持ち、皇帝の料理人は兵の食事を作る為に駆り出された。
一方自らが将官と共に取る食事にローマ式の快適さは存在せず、時に必要であれば、躊躇い無く地面に伏して休息を取る事も厭わない姿は、兵士達から支持を受ける一方
荘重さを重んじる元老院からは不評を持って迎えられた。他国の使節が煌びやかな皇帝の姿を探して困惑する程、常に他の元老院議員と同じ服装で通し
神格化の提議には明確な拒否を貫いた。ローマの第一人者が人として困難を負い続けた事をこそ誇りたいと回答する事が常であり、事実、困難に耐え続けた。
血の繋がりによる統治組織の強化を必要とする義父によって最愛の妻とは離縁させられ、新たに娶った皇帝の娘は姦通罪で追放された。
ゲルマニアの戦役を共にした弟は帰途の事故によって死に瀕し、ティベリウスの前で息を引き取った。養子に迎えていた甥は任地で病死し、暗殺による物であると信じた姪からは敵視された。
かつて洞窟の崩落から自身を身を挺して庇い、信頼を置いた側近は権力への野心から義娘と共謀してただ一人残った後継者と目していた実子を暗殺した。
紀元後31年10月18日セイヤヌス粛清。
紀元37年、病没。ローマに捧げた77年の一生を終えた。ティベリウスの死は、ローマ市民の歓呼を持って迎えられた。
神智学が好きで星が好きで謎掛けが好きできゅうりが好きで甘い葡萄酒は大好き
その様な自己を規律と節制で抑え込み、世評に出来上がったのは、背が高く均整の取れた体をし肩幅は広く、胸板は厚く、力が強く、指の一本でリンゴに穴を開ける事が出来た――との虚構。
ギリシャ語、ラテン語で演説もする、詩も書こう。愛想が無く、裁判所の判事に例えられる様な顔をして終始した事も認めよう。しかし類人猿になった覚えはないが、都合が良いので特に許す。
性別を偽って育ったのは、処罰者名簿に載った父の下で逃亡生活を続けていた為。身分を偽っての旅であった。女性で有ると知られればどの様な辱めが有るか分かった物では無いとの配慮から
帰国が許された後もすぐに母は家を去り、父は病死し、権力者となった義父の下で本来の性別通りの生き方など叶う筈も無かった。愛妻との生活は大体オスティアの秘儀が何とかしてくれた
牡牛教半端ない。
聖杯に願う事は特に無い。そもそも現界する意欲がそれ程無い。悔いは山ほど有るとしても、既に死んだ身である。死者が現世で何かを為すべきでは無い。
歴代の神君達も、死して舞台を後の人間に譲って来たからこそ、自分も権力者の座に就き、後悔する事が出来るのだから。
だが、胸に痞えているのは、かの童女の事である。かつてセイヤヌスが未だ野心に目覚めぬ頃、親しく友情を共にし、家族ぐるみで付き合っていた折に
自分に良く懐いていた娘の事だ。あの聡い娘には未来が有った。幸福になる権利が有った。育ち、愛を育み、子を為し、死んでいく権利が。
確かに自分は国家に反逆した彼の一味悉くに死を賜えと命じた。あの娘から父親を奪うで有ろう書簡に名を記した。だが、6歳の童女が陰謀にどの様に与したと言うのか。
純潔と命を奪われるに値する何を知っていたと言うのだろうか。もしも機会が与えられるのであれば――
マスターについて
そもそも聖杯戦争に参加する意欲が無い
邪悪な魔術師が召喚の際の犠牲に供しようとした無辜の幼女が助けを求めでもした様な場合を除く
+
|
セリフ集 |
FGO風セリフ集
召喚:「ランサー。召喚に応じ参上した。うん、名か? ティベリウスと名乗っていた事も有ったが…知るまい。無名故な。悪帝であったとだけ覚えておくがよい」
レベルアップ:「何が出来る様になり、何が出来ぬままなのか、早急に把握する必要が有るな」
霊基再臨:「主の為とは言え、自らの意思が介在せぬままに姿が変わるのはいかがな物か」
その2:「ああ、これか。笑うがいい。今の時代に、マントとは。それも、何だこの意匠は。フェニキアの紫とは恐れ入る!生前、こんな物を纏った覚えはないぞ。何処から持って来た」
その3:「随分と仰々しい姿になった物だ。……いや、この姿になら覚えが有る。此度は一私人として現界したのだが…かつての官職からは未だ隠遁出来ぬと見えるな」
最終:「ティベリウス・ユリウス・カエサル・アウグストゥス。ローマ帝国内に住まう民6000万。その全てに対する責任を神君より任されたローマ帝国二代皇帝
これが余の生前の姿だ。最も、生前と異なり私が今其方に提供できるのは、私自身の他何も無いが。其方が望むのであれば、喜んでこの命を捧げよう」
開始:「巻き添えを食うぞ。マスター、私の後ろに」
スキル:「仮初の技術をひけらかすのは好まぬが」
その2:「出し惜しみする物でもあるまい」
選択:「そうか」
その2:「分かった」
その3:「全うしよう」
攻撃:「行くぞ」
その2:「受けよ!」
その3:「貫く!」
EX:「遅れは災いを呼ぶ。お前に次は与えん」
宝具選択:「余が積み上げし悪名の一端を見せてやろう」
その2:「インペリウムの名において――ケントゥリオよ、暫し槍を借り受けるぞ」
宝具:「此れは、かつて法の名の下に振るわれし処刑槍。聖者を殺めしこの一槍は、神を、人をも葬り去ろう」
小ダメージ:「問題ない。戦闘を続行する」
大ダメージ:「まだ、やるべき事が、残っている。やり終えるまで…苦痛を差し挟む事は、許さん!」
戦闘不能:「余は…今ほど、自らの非才を憎んだ事は無い」
その2:「まだだ…!まだ、私は……」
勝利:「何か回収する物は有るか?そうか。では、他所の介入を招く前に速やかに退くとしよう。祝杯は、その後だ」
会話:「現在の状況を確認するか。では、これを。道具の作成スキルで作った手製の地図だ。まず、ここが我らの位置。
そしてこの線が霊脈の流れであり、これらの印が主要な霊地となる。その中で朱を入れているのは、地勢的に守りやすく、通常の手段で確保が可能と思える霊地で
つまる所、陣地として適した場所と言う事になる。これらの霊地を巡って戦闘が起きる事も考えられるな。次に、ここ最近見られた他陣営の動きだが――」
その2:「前職について?切るべき箇所を探し、剪定し、全体の調和を保つ。そして、また種を植えるのだ。何の事は無い。皇帝など、庭師の親玉の様な物だな」
その3:「花は有るだけで人の目を楽しませる。それが人を魅了する様な美しい花ならば、何時までも咲かせてやりたいと思う。だが、季節は移ろうものだ」
その4:「生前は、維持する事ばかりを考えて生きていた。自分の役割は、次の世代が通る為の道を守る事なのだと思い定めて。随分と手も汚したよ。
人は皆、平穏に生きたい。子を育て、畑を耕し、実りに感謝をしたい。その為の国だ。成し遂げられたのかは分からない。あるいは、私が築いたのは、ただの監獄であったのかも知れぬ」
その5:「神君アウグストゥスか。偉大な人であったな。何しろ、何時の間にやら反皇帝を掲げた家の娘が、必死に皇帝として働かされていたのだから。全く、その手腕と来たら」(霊気再臨段階によって開放)
その6:「きゅうりはいいぞ。荒れた胃でも消化出来る。葡萄酒は更に良い。一時気分を高揚させてくれる。星を見るのはもっと良い。地上ばかり注視していると、肩が凝る」
その7:「嫌な曇天だ。今宵は星が見られそうにも無い」
好きなこと:「神代の時代の物語に胸を沸かせ、遥か頭上の星に思いを巡らせる。自分が何一つ知らぬ事を実感させられるのは楽しいぞ。ローマの外にも、世界は有るのだ。思う様駆け出してみたくなる」
嫌いなこと:「弟ドゥルーススの急を聞き、14時間馬を走らせ続けた。征服間もない曇天のゲルマンの民の地を、従者を供に、一昼夜馬を責め続け、290km先のパヴィアの地まで。
だが、結局弟を現世に引き留める事は出来なかった。死に目には会えたが、それだけだ。アウグストゥス、弟と我が子ドゥルースス、ゲルマニクス、ヴィプサニア、そして可憐なアエリア。皆、私よりも先に世を去った」
聖杯について:「奇跡は現世に生きる人間の為にこそ。既に死した身で求める物では無い。故に聖杯は其方が好きにせよ」
絆:「周囲に結界を施して来た。本職のキャスターから見れば、何程の事も無かろうが。まあ、無いよりは良かろう」
その2:「其方か。暫し猶予を。今新たに情報を整理していた所だ。もう少しで其方に見せられる様な、形を持った物になりそうなのだが」
その3:「すまぬ。少々考え事をしていた。どうした、何か変事でも?先程見回った時には結界に揺らぎなどは見当たらなかったが」
その4:「私に構わず先に休むが良い。魔術師であっても、人であろう。長らえば、患うぞ」
その5:「神よ。長らく帝国を預かり、多くの人間を登用した私の目を信じるがいい。そして、私の願いを聞き届けられよ。
私が見る限り、我が主は清らかであり、愛すべき人間である。悪しき願いに捉われる事も有るまい。どうか、主にあなた方の加護を賜らん事を」
イベント:「祭事か。主催者も人が多い方が喜ぼう。行くぞマスター。かつてオリンピアの観衆を騒がせた、謎のローマ人メダリスト・ティベリウスさんの再現と行こう」
誕生日:「そうか。争いの最中でなければ、この日を盛大に祝えるのだが。聖杯戦争にあってしか其方と出会えないとはままならない物だ。ともあれ、其方の生誕を共に祝える事は喜ばしい。おめでとう」
|
+
|
TRPGキャラシート |
【真名】ティベリウス
【クラス】ランサー
【HP】 /最大HP=3d6+6
【宝具1】為されし事、全て余の業なり(ユス・ゲンティウム) 1 / 1
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
【効果】物理攻撃時、dice+10を得る。
攻撃対象が設定上『神性』を持っている場合、更にdice+5を得る。
この攻撃に対し、スキルによる防御効果を発動することは出来ない。
【筋力】C:3
【耐久】C:3
【敏捷】C:3
【魔力】B:4
【幸運】E-:1
【スキル1】皇帝特権:EX
1ターンに1回だけ発動可能。
このサーヴァントの行う任意の判定にdice+5を得る。
【スキル2】軍略:B
自陣営の対軍宝具、対城宝具による攻撃時と乗騎の攻撃時、dice+5を与える。
相手の対軍宝具、対城宝具による攻撃時と乗騎の物理防御と魔術防御時、dice+4を得る。
【スキル3】カリスマ:D
奇襲防御時、dice+2を得る。相手の攻撃時、攻撃対象を自分に変更できる。
【容姿】
【その他】
|
最終更新:2016年10月20日 14:27