イスマーイール1世

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】イスマーイール1世
【性別】男性
【身長・体重】162cm・50kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:B 魔力:C 幸運:B 宝具:A

【クラス別スキル
対魔力:D
 魔術への耐性。一工程の魔術なら無効化できる、魔力避けのアミュレット程度のもの。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:A+
 大軍団を指揮・統率する才能。ここまでくると人望ではなく魔力、呪いの類である。

魔性の美:A
 「邪悪なほど美しい」とまで言われた美貌。
 カリスマスキルと交渉などの会話判定にボーナス補正を与え、さらに常時発動の魅了の魔術的効果として働く。

軍略:D+
 多人数を動員した戦場における戦術的直感能力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

神性:EX
 神霊適性を持つかどうか。
 神霊との混血であることを表すスキル…ではなく、彼自身が神として信仰されたことで得たもの。
 自らを信仰する者へのカリスマ、軍略スキルが大幅に強化される。

無謬の救世主:A
 「無謬の救世主」であるという呪い。絶対に汚されぬ信仰対象。
 毎ターン幸運判定を行い、成功すると自らに下方修正を与えている持続効果を全て打ち消す。
 さらに、宝具以外からランダムに選ばれたパラメータひとつがそのターン中1ランク上昇する。
 幸運判定に失敗したうえで、彼が挫折を味わい、自らを英雄だと信じられなくなった時、このスキルは消失する。

【宝具】
『神聖なる救世王(シャー・イスマーイール)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人
 彼のために死ねば天国に行ける、という信仰からなる彼自身の宝具化。いわば、イスマーイール自身が信徒たちを天国へ送る乗り物である。
 巨大な光球に包まれた状態で突撃し、敵陣を蹂躙する。
 この光球に同意した他者を「乗せる」ことで一つの光として同時突撃が可能。やる気を出せば部下7000人くらいは連れていける。
 乗っている他者のイスマーイールへの信仰心に応じて光球は大きくなり、威力も上昇する。代償として、同乗者は力を使い果たし次々と倒れていく。

『紅帽の忠誠軍(クズルバシュ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:300人
 サファヴィー朝に仕えた無敗の信徒軍の召喚。その数最大7000人。
 これらの兵はイスマーイールに対して最高の信仰心を持っており、カリスマ、軍略スキルの恩恵を最大限に受けることができる。
 よって、ただの亡霊ではあるが数人でかかれば最下級サーヴァントと渡り合える程の能力を得ている。
 ただし、単独行動スキルを持っているわけではないため、一人あたりの負担は軽くとも大軍の維持には莫大な魔力が必要となる。

『罪人として捧ぐ英雄の詩(シャーナーメ・シャーヒー)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 彼が書いた詩。幼きタフマースプに贈った品。
 効果は「彼に救世主としての自分を思い出させる」というだけのもの。
 一発限りの大切な思い出。敗北したことで歴史として刻まれた「ただの人間」イスマーイールを塗り替える英雄の詩。

【Weapon】
『黒い軍旗』
 チャルディラーンの戦いで敗北した後に染められた軍旗。
 全盛期の姿で召喚されたイスマーイールはこれを嫌っている。
 武器としても使う。

『無銘・弓』

【解説】
サファヴィー朝ペルシャの初代シャー。
神秘主義サファヴィー教団の教主として生まれ、信徒軍クズルバシュを率い白羊朝を倒すことでサファヴィー朝を成立させた。この時14歳。
さらには東方のシャイバーニー朝をも倒し支配領域を広げるなど、連戦連勝、無敗の天才であったが、オスマン帝国と対立したために戦争に発展、「冷酷者」セリム1世に敗北。
これによるショックは大きく、政治への関心を失って酒色に耽るようになった。結局、無謬の救世主は神ではなく人間であった。
1524年没。彼への信仰によって統率されていたクズルバシュ達は抗争をはじめ、サファヴィー朝は危機の時代を迎えるが、その対応は当時10歳の息子タフマースプ1世に丸投げされた。

クズルバシュ達から「無謬の救世主」と神聖視されていた絶大なカリスマの持ち主。その美貌とカリスマ性から生まれた宗教的熱狂こそが彼とクズルバシュの強さの本質である。
その代わりワンマンリーダーすぎたため、息子がとんでもなく苦労することになる。
作詩を好んだことでも知られる。ちなみにペンネームは「ハターイー」。意味は「罪人」。

大抵の場合、全盛期である10代前半の、少女のように愛らしい超絶美少年の姿で召喚される。性格も自信に満ち活発。
マスターに対しても愛嬌のある対応をするが、基本的に自分大好き自分最強なうえテンションが一度上がり始めると止まらないため扱いにくい。
しかも一度醒めると今度は酒を飲んでごろごろする以外何もしたがらない引きこもりと化す。
聖杯への望みは「再び救世主となること」。しかしそれは表面的なものであり、願いの奥にあるものは息子タフマースプへの罪滅ぼしの念である。

+ セリフ集
FGO風セリフ集
召喚:「神々しすぎて驚いた?僕はライダー、イスマーイール1世。よろしくね。契約ついでに、僕を崇めてもいいよ!」

レベルアップ:「やったね。神々しさアップ!」
霊基再臨:「僕のために死ねる人が増えちゃうね」
その2:「もっと光り輝く感じにならないかなあ?」
その3:「綺麗かな?そう思ってくれるなら嬉しいな。当然のことだけど」
最終:「じゃんっ。イスマーイール様、完成!ここまでしてくれた信心に対してご褒美が必要だよね。何がいいかなあ?
    ま、僕と共に戦えるというだけで十分だよね!」

開始:「僕が負けるわけないよねー。わかってる?」
その2:「僕の美しさを引き立てる役目をあげるよ!」

スキル:「輝く僕!」
その2:「神秘的な僕!」
選択:「いいよ」
その2:「うん」
その3:「行くかな」
攻撃:「華麗な僕!」
その2:「強い僕!」
その3:「あははははー!!」
EX:「どこまでも完璧な僕!」

宝具選択:「僕が美しすぎて、びっくりしても知らないよ?」
その2:「僕の威光を知らしめるのにはちょうどいいかな!」
宝具:「勝利に美酒を、死には栄誉を。僕を讃えよ。僕を讃えよ。僕こそが―――『神聖なる救世王』!」
小ダメージ:「あうっ!」
大ダメージ:「よくも汚してくれたねえっ!」

戦闘不能:「ウソだ……こんなの……」
その2:「嫌だ…。認めたくない、認めたくないよお……」
勝利:「もっと喜びなよ。それとも当然すぎる勝利だったかな?」
その2:「勝ち続けなきゃ。それが僕だからね!」

会話:「だらだらした~い~」
その2:「どうしたの?僕に見惚れてる?あはは!当たり前だよねー」
その3:「強すぎて美しすぎて神々しすぎる僕!今日も完璧!」
その4:「休暇を楽しむ僕ー。お酒飲んで寝てるから、何かあったら起こしてね」
その5:「我が息子……。ここにいるんだね。あいつには酷いことをしたよ。僕の神性なんて、つつけば剥がれる程度のものだったのに」(タフマースプ1世所属)

好きなこと:「詩を書くのは好きだよ。僕の美しさ、神聖さは普通の言葉じゃ表現できないからね。あと好きなのは…何より僕!」
嫌いなこと:「オスマン…なんちゃって。余裕だよ余裕。ちょちょいのちょいで奥歯ガタガタいわせてやるよ。ほんとだよ?」
聖杯について:「はァー?もう既に完璧すぎる僕にそんなの必要なわけないだろ?……なんてね」

絆:「ねえ。ちゃんと僕を信仰してる?」
その2:「僕の芸術的で情熱的でなにより美しいお話、聞きたくない?より深く僕を信仰できるようになると思うんだ」
その3:「おっさけーおっさけー!こればっかりはやめられないね。マスターも一緒にどう?」
その4:「あのさ……。マスターは僕のために死ねる?」
その5:「強く、正しく、美しい僕の一番の信徒になれたんだから、もっともっと僕を讃えてくれなきゃ嫌だよ?ほらほら、早く」

イベント:「なーんか騒がしいなあ。行こうよマスター。話題の中心は僕でなきゃ!」
誕生日:「お誕生日おめでとう!詩でも贈ろうか?それとも僕を一日中讃える権利でもあげようか?」

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最終更新:2016年10月01日 23:11