【元ネタ】史実
【CLASS】
アサシン
【真名】フランソワ・マカンダル
【性別】男
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:B 幸運:C 宝具:C
気配遮断:B+
サーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
陣地作成:C
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
小規模な”工房”の形成が可能。
道具作成:C
魔術的な道具を作成する技能。
【固有スキル】
呪術:B++
ブードゥー教の秘術。
呪殺の他、治癒魔術にも長ける土着信仰。
二重召喚:C
アサシンと
キャスターの両方のクラス別スキルを獲得して現界する。
カリスマ:D
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。
戦闘続行:B
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
【宝具】
『解放の遏悪制毒(ブラック・リベリオン)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:50~3000 最大捕捉:1000
薬草を使って練り上げられた、マカンダルの毒。
魔術と天然毒を組み合わせたこの毒は、対魔力スキルのみでは完全にレジストすることは不可能である。
その途方も無いレンジと捕捉人数により、確実に敵の戦力を削いでいく。
無差別攻撃も可能ではあるが、基本的には対象を絞った上で使われる宝具である。
対象を補足するために、一回は敵に近づかなければならないこと。即効性が無く、直接戦闘に向かないことの二点がこの宝具の欠点である。
しかし、こと軍の戦闘においては多大な優位性を得ることが可能である。
【解説】
世界史上唯一成功した奴隷革命である、ハイチ革命の大英雄。
逃亡奴隷であった彼は、マルーンと呼ばれる抵抗勢力を組織。
キリスト教と土着信仰を融合したブードゥー教の開祖となり、多大なカリスマでゲリラ戦を指導した。
医師でもあったマカンダルは、当時の黒人としては類稀な知識と戦術を備えていた。
彼による毒殺と襲撃による白人側の犠牲者は6000人にも及んだとされる。
1758年8月、飲料水に毒を混入し、白人の大量殺戮を図った『マカンダルの陰謀事件』において味方の裏切りに遭い、マカンダルは焚刑に処される。
しかし、燃え盛る炎の中、彼を戒めていた鎖は崩れ、マカンダルは蚊となって空に飛び去ったと伝えられる。
なお、前記したようにハイチ革命の英雄として祀り上げられることの多い彼だが、厳密にはハイチ革命が始まる三十年以上前に処刑されている。
彼がハイチの祖として讃えられるのは、教育を与えられず、言葉を交わすことすら難しい黒人奴隷を組織として纏め上げた功績故であろう。
奴隷解放と独立の礎となったマカンダルの遺志は、後の指導者トゥサン・ルヴェルチュールに受け継がれ、ハイチは自由を勝ち取ることになる。
「黒人が毒殺という罪を犯すとしたら、その究極の目的は自由の獲得である」
【人物】
極めて思慮深く実直な人物であり、少々堅苦しい印象を受けるが、心では常に自由と平等を願う人格者である。
一方で、目的の為ならばどんな卑怯な手も辞さず、確実な勝利のみを是とする冷酷な面も見せる。
元が奴隷解放の英雄であるため、魔術師との相性は致命的に悪い。
しかしスパルタクス程融通が利かないわけではなく、マスターが悪辣な行為を要求しない限りは聖杯のためと割り切り仕事を行う。
彼と信頼関係を築けるかどうかは、マスターが善なる願いを持つかにかかっている。
+
|
セリフ集 |
FGO風セリフ集
召喚:「アサシン、フランソワ・マカンダルだ。未来を勝ち取る為の戦いならば、俺に迷いは無い」
レベルアップ:「ありがとう。自由のために、この力を」
霊基再臨:「力が無ければ、何も手に出来ない」
その2:「君の信頼に応えよう。俺は必ず勝利を齎す」
その3:「あと一息。この手に自由を掴むまで…」
最終:「俺が強くなれたのは君のおかげだ。共に、平等な世界を作ろう」
開始:「平等と自由を、我等の手に!」
その2:「これも、自由ある世界のため。立ち塞がるなら容赦はしない!」
スキル:「これでいこうか」
その2:「精霊よ…」
選択:「よし」
その2:「了解だ」
その3:「ああ」
攻撃:「せっ!」
その2:「はぁっ!」
その3:「仕留める」
EX:「俺の前に立つな…!!」
宝具選択:「精霊ロアよ、俺に力を…」
宝具:「俺の背負うこの罪は、皆の手に自由を掴むために…。『解放の遏悪制毒』!」
小ダメージ:「ぐっ!」
大ダメージ:「このままでは…!」
戦闘不能:「俺が死んでも…意志を継ぐ者が、必ず…!」
その2:「すまない…マスター…!」
勝利:「俺は自由と平等を願った。ただそれだけの違いだ」
その2:「虐げられる人々の為に戦う。その志ある限り、俺に敗北は有り得ない」
会話: 「ブードゥーの本質は精霊と語らい、人の助けとなること。人を呪うための悪しき魔術ではないんだよ」
その2:「マスター、瞑想はいかがかな? 自身を見つめ直すための、良い鍛錬になる」
その3:「まだ世界には差別と圧政が残っているのだな。簡単に人の心は変わらないか…」
その4:「人と土地を愛するからこそ戦える。君はどうだ?」
その5:「戦いに手段は選ばない。理想の為ならば、卑怯者と謗られる覚悟も必要だ」
その6:「何でもいい。言葉を交わそう。それが人々が団結するための一歩だ」
その7(スパルタクスがいる場合のみ):「彼には一種のシンパシーを感じる。あの笑顔の中に、自由を強く願う確かな意志を俺は見た」
好きなこと:「精霊と語らい、強い精神を養う。理想に近付くという実感の得られるこの過程が、俺には楽しい」
嫌いなこと:「権力者は、やはり好きになれんな。虐げられる人々をこの目で見続けていたからな…」
主従関係:「あまり上下の関係というのは好きではないんだ。すまない。だが、マスターの力になるのは吝かではない」
聖杯について:「誰もが平等を勝ち取ることの出来る、そんな世の中を…」
絆: 「俺をサーヴァントとして呼ぶとはな。皮肉なものだ」
その2:「肌の色、血筋、民族、国家。人に生まれの違いはあれど、そこに差があってはならない。君はそれをよく分かっているようだね」
その3:「君は私と肩を並べて戦ってくれる。信頼に値するよ」
その4:「俺は変わらない。人々を解放する。君のサーヴァントとして召喚されて、良かった」
その5:「きっと君なら、世界を変えることだって出来る。どうかその為に、俺を使ってくれ」
イベント:「騒がしいのは苦手なんだが…」
誕生日:「魔除けのドールだ。あまり格好の良い物ではないが、効果は保障するよ」
|
最終更新:2016年10月02日 19:22