ガラスの壁に戻る
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2. (つかさ視点)
6時間目が過ぎて、今日の授業は全て終わる。
教科書や文房具を鞄にしまっていると、こなちゃんが歩み寄ってくる。
「つかさ…… ちょっとゲマズ寄らない? 」
「えっ、わ、私? 」
いつもは、隣の教室にいるお姉ちゃんを真っ先に誘う。
私が誘われることはあっても、その時はお姉ちゃんも一緒だ。
教科書や文房具を鞄にしまっていると、こなちゃんが歩み寄ってくる。
「つかさ…… ちょっとゲマズ寄らない? 」
「えっ、わ、私? 」
いつもは、隣の教室にいるお姉ちゃんを真っ先に誘う。
私が誘われることはあっても、その時はお姉ちゃんも一緒だ。
「あの、お姉ちゃんは一緒に行かないの? 」
私は、首を傾げながら問いかけた。
「今日は、つかさと二人で行きたい気分だから」
こなちゃんの言葉に、心臓が高鳴って……
お昼の出来事が脳裏をよぎって、顔が青ざめる。
もしかして、私が覗いていたことがバレてる?
私は、首を傾げながら問いかけた。
「今日は、つかさと二人で行きたい気分だから」
こなちゃんの言葉に、心臓が高鳴って……
お昼の出来事が脳裏をよぎって、顔が青ざめる。
もしかして、私が覗いていたことがバレてる?
反射的に周囲を見渡す。教室にはクラスメイトの多くは残っているが、
ゆきちゃんの姿はもう見えない。
一方、目の前にいるこなちゃんは、いつもと変わらない表情をしている。
「うん。こなちゃん」
断る理由を見つけ出せなくて、私はただ頷くしかなかった。
ゆきちゃんの姿はもう見えない。
一方、目の前にいるこなちゃんは、いつもと変わらない表情をしている。
「うん。こなちゃん」
断る理由を見つけ出せなくて、私はただ頷くしかなかった。
駅前のゲーマーズで、こなちゃんは、予め買うと決めていた本と、
雑誌を棚から抜き出すと、さっさとレジに出してしまう。
普段なら、こなちゃんは店内をあちこちと動き回り、吟味を重ねてから
ようやく買うのだけれど。
雑誌を棚から抜き出すと、さっさとレジに出してしまう。
普段なら、こなちゃんは店内をあちこちと動き回り、吟味を重ねてから
ようやく買うのだけれど。
店から出ると、冷たい風が吹き込んでくる。
私は、首を竦めながら身体をぎゅっと抱きしめた。
初冬の商店街のスピーカーからは、早くもクリスマスソングが
流れてくる。
駅がはっきり見えるところまで歩いたところで、こなちゃんは話しかけた。
「つかさ、ちょっとお茶しようか」
「うん…… 」
私は、こなちゃんの言われるまま、喫茶店の扉をくぐる。
からん…… 心地よい音が耳朶をくすぐった。
私は、首を竦めながら身体をぎゅっと抱きしめた。
初冬の商店街のスピーカーからは、早くもクリスマスソングが
流れてくる。
駅がはっきり見えるところまで歩いたところで、こなちゃんは話しかけた。
「つかさ、ちょっとお茶しようか」
「うん…… 」
私は、こなちゃんの言われるまま、喫茶店の扉をくぐる。
からん…… 心地よい音が耳朶をくすぐった。
一番奥の座席に座ると、すぐに若い女性の店員さんが注文を取りに
歩いてくる。
こなちゃんは、ブレンドコーヒー、私はカフェオーレを頼むと、
店員さんは、営業用の笑顔を振りまいて去っていった。
歩いてくる。
こなちゃんは、ブレンドコーヒー、私はカフェオーレを頼むと、
店員さんは、営業用の笑顔を振りまいて去っていった。
暫く、沈黙が続いたあと――
こなちゃんが、いきなり話を切り出した。
「今日の昼休み、つかさ、講堂にいたよね」
「ええっ、どうして知ってるの? 」
背中に冷や汗を流しながら、慌てている私をみながら、
こなちゃんは苦笑した。
「やっぱり…… いたんだ」
「あっ」
カマ、かけられちゃったんだ――
私は自分の単純さが恥ずかしくなって、がくっとうなだれる。
こなちゃんが、いきなり話を切り出した。
「今日の昼休み、つかさ、講堂にいたよね」
「ええっ、どうして知ってるの? 」
背中に冷や汗を流しながら、慌てている私をみながら、
こなちゃんは苦笑した。
「やっぱり…… いたんだ」
「あっ」
カマ、かけられちゃったんだ――
私は自分の単純さが恥ずかしくなって、がくっとうなだれる。
「結局、つかさは一部始終を見たんだね」
あっという間に、最高裁の判決を待つ、有罪確定寸前の
被告のように追い詰められてしまう。
私はうなだれながら、頷くしかない。
あっという間に、最高裁の判決を待つ、有罪確定寸前の
被告のように追い詰められてしまう。
私はうなだれながら、頷くしかない。
「正直だから好きだよ。つかさ」
こなちゃんの唇から放たれる、何気ない『好き』にひどく動揺する。
『好き』の意味がゆたかちゃんと全然違うことが分かっているのに、
ときめいてしまう。
こなちゃんは罪な女の子だ。
「ご、ごめんなさい」
羞恥で顔を赤くしながら謝ったところで、店員さんがコーヒーと
カフェオーレを運んできた。
こなちゃんの唇から放たれる、何気ない『好き』にひどく動揺する。
『好き』の意味がゆたかちゃんと全然違うことが分かっているのに、
ときめいてしまう。
こなちゃんは罪な女の子だ。
「ご、ごめんなさい」
羞恥で顔を赤くしながら謝ったところで、店員さんがコーヒーと
カフェオーレを運んできた。
こなちゃんは、薄い湯気を立てている黒い液体を、一口だけ
含んでから、悪戯っぽい表情をみせて言った。
「純情なつかさには、ちょっと強烈だったかな」
「そ、それは、そのう…… 」
しどろもどろになる私を、からかうようにみつめている。
「見てしまったものは、仕方がないから」
「あっ、うん…… 」
こなちゃんは、安堵する私を観察しながら言葉を続ける。
「できれば、内緒にしておいてほしいんだけどね」
こなちゃんが私を誘った目的は、ゆたかちゃんとの情事に対する
口止めだったんだ。
含んでから、悪戯っぽい表情をみせて言った。
「純情なつかさには、ちょっと強烈だったかな」
「そ、それは、そのう…… 」
しどろもどろになる私を、からかうようにみつめている。
「見てしまったものは、仕方がないから」
「あっ、うん…… 」
こなちゃんは、安堵する私を観察しながら言葉を続ける。
「できれば、内緒にしておいてほしいんだけどね」
こなちゃんが私を誘った目的は、ゆたかちゃんとの情事に対する
口止めだったんだ。
私のココロに小さな落胆が生まれる。
「う、うん。いいけど」
「けど? 」
こなちゃんの、吸い込まれそうな蒼い瞳が、私を絡めとって離さない。
目に見えない圧力に押されながらも、何とか自分の正直な気持ちを
口にする。
「こなちゃんと、お昼ご飯を一緒に食べられないのは、とても寂しいよ」
私の言葉に、こなちゃんは虚を突かれたように表情をとめて……
深いため息をついた。
「それに、お姉ちゃんも、ゆきちゃんも、こなちゃんと一緒に
過ごしたいんだよ」
「う、うん。いいけど」
「けど? 」
こなちゃんの、吸い込まれそうな蒼い瞳が、私を絡めとって離さない。
目に見えない圧力に押されながらも、何とか自分の正直な気持ちを
口にする。
「こなちゃんと、お昼ご飯を一緒に食べられないのは、とても寂しいよ」
私の言葉に、こなちゃんは虚を突かれたように表情をとめて……
深いため息をついた。
「それに、お姉ちゃんも、ゆきちゃんも、こなちゃんと一緒に
過ごしたいんだよ」
私たちは3年生だ。年が明けるといよいよ受験本番に突入する。
まずはセンター試験、そして2次試験と続くわけで、あと何度
4人でお昼を一緒にすることができるか、分からない。
そして、一部の後期試験が続く3月初めには、卒業してしまい、
それぞれ別の道を歩むことになる。
まずはセンター試験、そして2次試験と続くわけで、あと何度
4人でお昼を一緒にすることができるか、分からない。
そして、一部の後期試験が続く3月初めには、卒業してしまい、
それぞれ別の道を歩むことになる。
こなちゃんは、少しだけ哀しそうな表情で呟いた。
「ごめんね。つかさ…… 」
「ううん」
私は首を横に振ってから、思い切って尋ねてみる。
「ゆたかちゃんと付き合って、どれくらいになるの? 」
「両想いになれたのは、1ヶ月前かな」
こなちゃんの表情が一瞬で幸せそうに変わってしまうことが、
たまらなく辛い。
「ごめんね。つかさ…… 」
「ううん」
私は首を横に振ってから、思い切って尋ねてみる。
「ゆたかちゃんと付き合って、どれくらいになるの? 」
「両想いになれたのは、1ヶ月前かな」
こなちゃんの表情が一瞬で幸せそうに変わってしまうことが、
たまらなく辛い。
「最初は家で会えるから、学校ではあまり顔を合わせなくても大丈夫かな……
なんて思っていたんだ。でも、だんだん我慢できなくなっちゃって」
こなちゃんは、どこか自嘲めいた口調で言ってから、小さく舌を出した。
「あの講堂は穴場だとは思っていたけどね。誰も使っていないし。
でも、こんなに早くばれちゃうとは思わなかったよ」
なんて思っていたんだ。でも、だんだん我慢できなくなっちゃって」
こなちゃんは、どこか自嘲めいた口調で言ってから、小さく舌を出した。
「あの講堂は穴場だとは思っていたけどね。誰も使っていないし。
でも、こんなに早くばれちゃうとは思わなかったよ」
「ごめんね。こなちゃん」
私は、こなちゃんの恋人との大切な時間を、ぶち壊しにしてしまったんだ。
「ううん、気にしないでいいから」
こなちゃんはパタパタと手を振った。
「それにね。つかさに見られてエッチをするのって、結構快感だったから」
冗談めかして、こなちゃんは私のはしたない行為を許してくれる。
本当は凄く怒ってもいいはずなのに…… こなちゃんは凄く優くて、
却って心苦しくなってしまうんだ。
「みんなと昼食は一緒にとれないけど、他は普段どおりだから」
「う、うん」
私はこわばる頬を叩き、精一杯の微笑みをつくって頷いた。
私は、こなちゃんの恋人との大切な時間を、ぶち壊しにしてしまったんだ。
「ううん、気にしないでいいから」
こなちゃんはパタパタと手を振った。
「それにね。つかさに見られてエッチをするのって、結構快感だったから」
冗談めかして、こなちゃんは私のはしたない行為を許してくれる。
本当は凄く怒ってもいいはずなのに…… こなちゃんは凄く優くて、
却って心苦しくなってしまうんだ。
「みんなと昼食は一緒にとれないけど、他は普段どおりだから」
「う、うん」
私はこわばる頬を叩き、精一杯の微笑みをつくって頷いた。
駅でこなちゃんと別れてから、家に帰る。
家族と夕食を共にして、入浴を済ませてから、パジャマ姿で
ベッドに転がる。
課された宿題にとりかかる気なんて、全く起きなかった。
家族と夕食を共にして、入浴を済ませてから、パジャマ姿で
ベッドに転がる。
課された宿題にとりかかる気なんて、全く起きなかった。
「こなちゃん…… あんなコトしてたんだ」
こなちゃんとゆたかちゃんとの『真昼の情事』が脳裏に鮮明に
浮かんでくる。
こなちゃんは、とても嬉しそうに小早川ゆたかちゃんの
大事な場所をいじって、ゆたかちゃんは可愛い声で喘いで、華奢な身体を
びくびくと震わせていた。
「こなちゃん。私にも、シテくれないかな…… 」
いやらしい妄想を浮かべてしまい、顔を赤らめる。
こなちゃんとゆたかちゃんとの『真昼の情事』が脳裏に鮮明に
浮かんでくる。
こなちゃんは、とても嬉しそうに小早川ゆたかちゃんの
大事な場所をいじって、ゆたかちゃんは可愛い声で喘いで、華奢な身体を
びくびくと震わせていた。
「こなちゃん。私にも、シテくれないかな…… 」
いやらしい妄想を浮かべてしまい、顔を赤らめる。
そうだ。脳内でゆたかちゃんを私にしてしまおう。誰もみていないし。
『つかさ…… 』
瞼を閉じて、こなちゃんの映像を再生する。
こなちゃんが私の肩を抱いて、甘いキスをするんだ。
「ん…… 」
空想上のこなちゃんの柔らかい唇が、私をなぞっていく。
それから、パジャマのボタンを外して脱がしてもらおう。
『つかさの肌、すべすべだよ』
口付けを交わしながら、おへその周辺をなぞって、ブラ越しに
乳房をいじる。
「んん…… 」
私は小さく喘いだ。頭の中にいるこなちゃんは、少し頬を
膨らませている。
『つかさの方が大きいなんてずるいよ』
「そんなこといったって…… 」
既に私の乳首は、硬く膨らんでいる。
私は、背中に手を回してホックを外して、愛撫に邪魔となった
ブラを落とす。
瞼を閉じて、こなちゃんの映像を再生する。
こなちゃんが私の肩を抱いて、甘いキスをするんだ。
「ん…… 」
空想上のこなちゃんの柔らかい唇が、私をなぞっていく。
それから、パジャマのボタンを外して脱がしてもらおう。
『つかさの肌、すべすべだよ』
口付けを交わしながら、おへその周辺をなぞって、ブラ越しに
乳房をいじる。
「んん…… 」
私は小さく喘いだ。頭の中にいるこなちゃんは、少し頬を
膨らませている。
『つかさの方が大きいなんてずるいよ』
「そんなこといったって…… 」
既に私の乳首は、硬く膨らんでいる。
私は、背中に手を回してホックを外して、愛撫に邪魔となった
ブラを落とす。
親指と人差し指を使って、露出した乳首を摘むようにいじっていると、
少しずつ気持ち良くなってくる。
感情も昂ぶり、私は喘ぐように呟く。
「わたし、こなちゃんのこと好き」
こなちゃんが一番好き。こなちゃん無しでは生きていられない程、
大好きなの。
でも、たった一言がいえなくて、3年間が過ぎようとしている。
それでもね。私の頭の中だったら、こなちゃんは想いに答えてくれるんだ。
『つかさ…… 綺麗だよ』
「ん…… こなちゃん」
こなちゃんとのディープな口付けを想像しながら、下腹部に手を伸ばすと、
既に大事なところは湿り始めていた。
少しずつ気持ち良くなってくる。
感情も昂ぶり、私は喘ぐように呟く。
「わたし、こなちゃんのこと好き」
こなちゃんが一番好き。こなちゃん無しでは生きていられない程、
大好きなの。
でも、たった一言がいえなくて、3年間が過ぎようとしている。
それでもね。私の頭の中だったら、こなちゃんは想いに答えてくれるんだ。
『つかさ…… 綺麗だよ』
「ん…… こなちゃん」
こなちゃんとのディープな口付けを想像しながら、下腹部に手を伸ばすと、
既に大事なところは湿り始めていた。
「んはっ」
快感に震えながら、パジャマの下も脱いでしまう。
ショーツを覗くと、クロッチの色が既に変わっている。
「こなちゃん」
だけど、私の中にいる、こなちゃんは曖昧な笑みをうかべたまま
何も言わない。
「私のキモチ、ホントだよ」
ゆたかちゃんと両想いなこなちゃんが、振り向いてくれることはない。
だけど、私はこなちゃんのコトを諦め切れないんだ。
快感に震えながら、パジャマの下も脱いでしまう。
ショーツを覗くと、クロッチの色が既に変わっている。
「こなちゃん」
だけど、私の中にいる、こなちゃんは曖昧な笑みをうかべたまま
何も言わない。
「私のキモチ、ホントだよ」
ゆたかちゃんと両想いなこなちゃんが、振り向いてくれることはない。
だけど、私はこなちゃんのコトを諦め切れないんだ。
「んっ…… 」
濡れたアソコを下着越しにゆっくりとなぞる。とても切ない感触が
じんわりと伝わって、私の弱い心を締め付ける。
「んあ、はうっ」
『つかさ…… 』
空想上のこなちゃんが淡く、霞んでしまう。
「待ってよ。こなちゃん」
陽炎のように揺らめくこなちゃんは、オナニーに『自分の身体』を
利用している私の痴態を、もの哀しげに見つめている。
それなのに、私は昂ぶる気持ちを抑えられない。
濡れたアソコを下着越しにゆっくりとなぞる。とても切ない感触が
じんわりと伝わって、私の弱い心を締め付ける。
「んあ、はうっ」
『つかさ…… 』
空想上のこなちゃんが淡く、霞んでしまう。
「待ってよ。こなちゃん」
陽炎のように揺らめくこなちゃんは、オナニーに『自分の身体』を
利用している私の痴態を、もの哀しげに見つめている。
それなのに、私は昂ぶる気持ちを抑えられない。
「私、こなちゃん…… 本当に、好きなの」
小さな嬌声をあげながら、何度もスキを連発する。
小さな嬌声をあげながら、何度もスキを連発する。
こなちゃんは高校で一番最初に仲良くなった女の子なんだ。
誤解で倒された外人さんはちょっと可哀想だったけど、あの時の
こなちゃんは凛々しくて、とても格好良かった。
こなちゃんは、私とは趣味が違っていたけど、そんな些細なことは
気にならなかった。
小さな身体から、はちきれそうなくらいに溢れるパワーと、底抜けの
明るさに、瞬く間に魅了されてしまったよ。
もし、ゆたかちゃんが、高校に入学する前に告白したら、
こなちゃんは私の気持ちに応えてくれたかもしれないのに。
誤解で倒された外人さんはちょっと可哀想だったけど、あの時の
こなちゃんは凛々しくて、とても格好良かった。
こなちゃんは、私とは趣味が違っていたけど、そんな些細なことは
気にならなかった。
小さな身体から、はちきれそうなくらいに溢れるパワーと、底抜けの
明るさに、瞬く間に魅了されてしまったよ。
もし、ゆたかちゃんが、高校に入学する前に告白したら、
こなちゃんは私の気持ちに応えてくれたかもしれないのに。
私は、切ない思いを無理矢理閉じ込めて、快楽を得ることに集中する。
右手で膨らみかけの胸を揉みながら、利き手となる左手で秘裂をいじくる。
「あ…… あぅ」
ベッドの上で未成熟な裸体を晒しながら、喘ぎ声を漏らす。
「駄目、こなちゃん、だめっ…… 」
私は、秘所を刺激していた指の動きを加速させていく。
「もう、いっちゃうよ。こなちゃん。イッっちゃうんだから」
淫らな声をあげながら、ぬめりを帯びた指を激しく動かし、
アソコの膨らんだ突起と、膣口を同時にいじくり回す。
「あっ、ひゃあ、あうぅ…… こなちゃん。こなちゃん! 」
激しくよがりながら、想い人の名前を連呼する。
右手で膨らみかけの胸を揉みながら、利き手となる左手で秘裂をいじくる。
「あ…… あぅ」
ベッドの上で未成熟な裸体を晒しながら、喘ぎ声を漏らす。
「駄目、こなちゃん、だめっ…… 」
私は、秘所を刺激していた指の動きを加速させていく。
「もう、いっちゃうよ。こなちゃん。イッっちゃうんだから」
淫らな声をあげながら、ぬめりを帯びた指を激しく動かし、
アソコの膨らんだ突起と、膣口を同時にいじくり回す。
「あっ、ひゃあ、あうぅ…… こなちゃん。こなちゃん! 」
激しくよがりながら、想い人の名前を連呼する。
私の嬌声が部屋中に響く。
こなちゃんの名前を呼べば振り向いてくれるなんて、
大きな勘違いだと分かっているよ。でも、やめられないの。
「こなちゃんがスキ! 私、こなちゃんのコト大好きなの! 」
夢中になって、アソコを激しくいじくり回す。
大事な場所から蜜が大量に溢れ出して、白いシーツを汚していく。
「だめ。んああ、こなちゃん、だめええええっ」
もうすぐいっちゃう。でも、もう我慢できないよ。こなちゃん。
「んああっ、だめ、いく、いっちゃう、んんあああああっ! 」
ひときわ大きな絶叫をあげて、私は峠を越えた。
こなちゃんの名前を呼べば振り向いてくれるなんて、
大きな勘違いだと分かっているよ。でも、やめられないの。
「こなちゃんがスキ! 私、こなちゃんのコト大好きなの! 」
夢中になって、アソコを激しくいじくり回す。
大事な場所から蜜が大量に溢れ出して、白いシーツを汚していく。
「だめ。んああ、こなちゃん、だめええええっ」
もうすぐいっちゃう。でも、もう我慢できないよ。こなちゃん。
「んああっ、だめ、いく、いっちゃう、んんあああああっ! 」
ひときわ大きな絶叫をあげて、私は峠を越えた。
激しい自慰でイッたあと、荒い息をあげながら天井を見上げる。
快楽の波が退いていくとともに、既におぼろげになっていた
想像上のこなちゃんは、陽が昇った後の霧のように完全に消えてしまい、
どうしようもない現実が戻ってきてしまう。
快楽の波が退いていくとともに、既におぼろげになっていた
想像上のこなちゃんは、陽が昇った後の霧のように完全に消えてしまい、
どうしようもない現実が戻ってきてしまう。
「こなちゃん…… どうして? 」
どうして、ゆたかちゃんと付き合うの?
どうして私は、こなちゃんに好きといえなかったの?
自責と悔悟の念が次々に押し寄せてくる。
「いやだよ。こなちゃんと一緒にいたいよ…… 」
私はシーツに顔を押し付けたまま泣いた。疲れて声が涸れるまで
涙を流し続けた。
どうして、ゆたかちゃんと付き合うの?
どうして私は、こなちゃんに好きといえなかったの?
自責と悔悟の念が次々に押し寄せてくる。
「いやだよ。こなちゃんと一緒にいたいよ…… 」
私はシーツに顔を押し付けたまま泣いた。疲れて声が涸れるまで
涙を流し続けた。
泣くだけ泣いた後、私はのろのろと起き上がり、汚れた下着を取替えて、
再びパジャマを着る。
「顔、洗わなくっちゃ」
残った気力を振り絞り、廊下に出て洗面所で顔を涙で赤く腫れてしまった
顔を洗っている時に、お姉ちゃんが声をかけてきた。
「つかさ…… 」
「おねえちゃん? 」
長いツインテールをリボンでくくった、お姉ちゃんは、私の顔が濡れている
のにも関わらず、ぎゅっと抱きしめてくる。
「ど、どうしたの? 」
「ごめん。つかさ。アンタが辛い思いをしてることに、全然気がつかなくて」
「あ、あの、もしかして? 」
「悪いけど聞こえちゃったから…… 」
お姉ちゃんの言葉に、恥ずかしくて顔が赤くなる。
再びパジャマを着る。
「顔、洗わなくっちゃ」
残った気力を振り絞り、廊下に出て洗面所で顔を涙で赤く腫れてしまった
顔を洗っている時に、お姉ちゃんが声をかけてきた。
「つかさ…… 」
「おねえちゃん? 」
長いツインテールをリボンでくくった、お姉ちゃんは、私の顔が濡れている
のにも関わらず、ぎゅっと抱きしめてくる。
「ど、どうしたの? 」
「ごめん。つかさ。アンタが辛い思いをしてることに、全然気がつかなくて」
「あ、あの、もしかして? 」
「悪いけど聞こえちゃったから…… 」
お姉ちゃんの言葉に、恥ずかしくて顔が赤くなる。
「本当に、こなたはどうしようもないやつね」
「でも、こなちゃんは大切な友達で、大好きだし…… 」
「それが罪作りだっていっているのよ! 」
お姉ちゃんの口調はいつになく厳しかった。
確かに、最近、朝から晩までこなちゃんのことばかり考えている。
このままの心理状態で年を越したら、大変なコトになってしまうだろう。
「でも、こなちゃんは大切な友達で、大好きだし…… 」
「それが罪作りだっていっているのよ! 」
お姉ちゃんの口調はいつになく厳しかった。
確かに、最近、朝から晩までこなちゃんのことばかり考えている。
このままの心理状態で年を越したら、大変なコトになってしまうだろう。
「つかさ。私は今まで、こなたとゆたかちゃんのことは、言い方は悪いけど
他人事だと思っていた。もちろんこなたは大切な親友よ。こなたの恋は
応援してあげたいし、どんなに親しくても立ち入れない領域があるわ。
ここまでは分かるかしら? 」
「う、うん。なんとか」
私は頷いた。『親しき仲にも礼儀あり』という言葉を、お姉ちゃんは
表現をかえて、説明してくれたのだろう。
他人事だと思っていた。もちろんこなたは大切な親友よ。こなたの恋は
応援してあげたいし、どんなに親しくても立ち入れない領域があるわ。
ここまでは分かるかしら? 」
「う、うん。なんとか」
私は頷いた。『親しき仲にも礼儀あり』という言葉を、お姉ちゃんは
表現をかえて、説明してくれたのだろう。
「でもね。つかさを、こんなに泣かせると話は別だわ」
「えっ!? 」
お姉ちゃん、こなちゃん達に怒っているの?
「今、こなたとゆたかちゃんは、両手を繋いでしまっているの。
これはラノベの一節の受け売りだけどね」
お姉ちゃんはライトノベルをよく読む。
「えっ!? 」
お姉ちゃん、こなちゃん達に怒っているの?
「今、こなたとゆたかちゃんは、両手を繋いでしまっているの。
これはラノベの一節の受け売りだけどね」
お姉ちゃんはライトノベルをよく読む。
「恋をすることはとても大切な事。でもね。だからと言って二人だけの世界に
閉じこもってはいけないの。こなたはゆたかちゃんと二人きりでいいと、
思っているけど。こなたの周りには私やつかさ、みゆきがいる。
そして、ゆたかちゃんの周りには、田村さんや岩崎さん、パトリシア
さんがいるわ。彼女達を無視したまま、生活することなんてできやしないのよ」
閉じこもってはいけないの。こなたはゆたかちゃんと二人きりでいいと、
思っているけど。こなたの周りには私やつかさ、みゆきがいる。
そして、ゆたかちゃんの周りには、田村さんや岩崎さん、パトリシア
さんがいるわ。彼女達を無視したまま、生活することなんてできやしないのよ」
一気に捲くし立てたお姉ちゃんの、こなちゃん達への激しい非難に、
私は、ただ呆然と立ちつくすしかなかった。
そして、お姉ちゃんの視線が、単に私とこなちゃんとの間だけではなくて、
こなちゃんとゆたかちゃんの周囲にいる親しい人達までを、しっかりと
見据えていることに気がついた。
お姉ちゃんには、一生敵いそうにないことを改めて思わされる。
私は、ただ呆然と立ちつくすしかなかった。
そして、お姉ちゃんの視線が、単に私とこなちゃんとの間だけではなくて、
こなちゃんとゆたかちゃんの周囲にいる親しい人達までを、しっかりと
見据えていることに気がついた。
お姉ちゃんには、一生敵いそうにないことを改めて思わされる。
「つかさ」
「な、なに」
「こなたと、ゆたかちゃんの関係について教えてくれるかしら」
「どういう事? 」
「昨日、私とみゆきが講堂から去った後、つかさはまだ残っていたわね」
「うん…… 」
「あの後、何があったの? こなたとゆたかちゃんは何をしたの? 」
お姉ちゃんに最も恐れていたことを聞かれた。でも、今の私には言えない。
こなちゃんに口止めされていることを、話せる訳ないよ。
「な、なに」
「こなたと、ゆたかちゃんの関係について教えてくれるかしら」
「どういう事? 」
「昨日、私とみゆきが講堂から去った後、つかさはまだ残っていたわね」
「うん…… 」
「あの後、何があったの? こなたとゆたかちゃんは何をしたの? 」
お姉ちゃんに最も恐れていたことを聞かれた。でも、今の私には言えない。
こなちゃんに口止めされていることを、話せる訳ないよ。
私は、瞼に涙をためながら首を横に振った。
「ごめんね。おねえちゃん」
「待ちなさい、つかさ! 」
お姉ちゃんの声を振り切って、自分の部屋に駆け込み、鍵を閉める。
後を追ったお姉ちゃんが、私の名前を叫びながら、何度かドアを叩いたけど、
私はベッドの中にうずくまり、ひたすら両耳を塞ぐ。
しばらくして、お姉ちゃんはようやくあきらめたようで、物音はしなくなった。
一時的には逃れることができたけど、お姉ちゃん相手にいつまで
黙っていられるか、正直言って自信が無い。
「ごめんね。おねえちゃん」
「待ちなさい、つかさ! 」
お姉ちゃんの声を振り切って、自分の部屋に駆け込み、鍵を閉める。
後を追ったお姉ちゃんが、私の名前を叫びながら、何度かドアを叩いたけど、
私はベッドの中にうずくまり、ひたすら両耳を塞ぐ。
しばらくして、お姉ちゃんはようやくあきらめたようで、物音はしなくなった。
一時的には逃れることができたけど、お姉ちゃん相手にいつまで
黙っていられるか、正直言って自信が無い。
考えること自体に酷く疲れてしまった私は、毛布にもぐりこんだまま
瞼を閉じて、夢の世界に逃避した。
瞼を閉じて、夢の世界に逃避した。
※参考文献 今野緒雪著 「マリア様がみてる(いばらの森)(白き花びら)」
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ガラスの壁 第3話へ続く
ガラスの壁 第3話へ続く
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- つかさ可哀想だナ…… -- 名無しさん (2008-05-08 19:43:45)
- 縺九′縺ソ繧薙?蜿ー隧槭′荳?迸ャ縺ァ縺セ繧翫∩縺ヲ繝阪ち縺?縺ィ繧上°縺」縺滓釜繧後▲縺ヲ荳?菴難ス暦ス暦ス -- 縺ソ縺ソ縺ェ縺 (2008-04-09 08:49:30)
- つかさったらえっちねぇー。
-- 生足さん (2008-02-24 01:52:48)