クラス替え。それは私にとって僅かな期待と多くの絶望が混じる瞬間だった。
【私だけの。】
「また…違うクラス…」
「や。柊。また一緒だな。」
「…え。」
クラスメートが何か喋っているがよく分からない。
「いるよなー。自分の第一目標しか目に入らない奴。」
代わり映えしない教室で授業を受ける。ここに何故あいつはいないのか。
「こなた…。」
思わず口に出す。
「何だ、柊。恋人が恋しいのか?」
教室の言葉に笑いが起こり。私の顔が紅くなるのが分かった。
「お。噂をすれば泉じゃん。」
勢いよく外を見る。移動教室なのだろうか。私の知らないクラスメートと私の知らない笑顔で話すこなたがいた。
(私の知らない知らない知らない…!)
バキっー
「柊さん!?」
「あ…っ。」
シャーペンが真っ二つに折れていた。
「先生。」
手を上げる。
「なんだ?柊。」
「シャーペンが折れたので保健室行ってきます。」
「先生はそれ、ムリあるとおもうぞ…。大体まだ授業ちゅ…」
「その問題の答は2で、次の問題は底を揃え分母を払えば3となります。では。」
朗々と。教師の返事を待たず、私は教室を後にする。出る間際、恋って盲目だねぇとかいう言葉が聞こえたが無視する。
「あっ。かがみん~」
ぱたぱたと。こなたがこちらに走ってくる。
「……」
「かがみん?ってうわぁ」
こなたを抱き抱える。俗にいうお姫様抱っこだ。
「せ、先生には早退したって言っといて~」
こなたが顔を真っ赤にしながら叫ぶ。
「ちょ、かがみん?どこ、行く、の?」
「…舌噛むわよ。」
保健室に入る。養護教諭はいない様だ。念のため鍵を締める。
「……」
少し乱暴にこなたをベッドに下ろす。
「かがみん?今日変だよ?」
乱暴に制服を脱がす。
「あっ、ちょっと、こんな所で…っ」
抵抗するが押さえ付けた。
「うああっ、嫌ぁ…」
こなたの割れ目に指を差し入れる。
「む~っうー」
「声。出しなさいよ。」
「あっ、止めて…かがみん」
シーツを噛み、声を出さまいとしている。
「濡れてきたわよ?」
「濡れて、なんか、ないもんっ」
「いいわ。じゃあイかせてあげる。」
「うあっ、む~、あぁっ」
「声。出しなさいっ」
ああ。
「う~、はぁっ、嫌ぁ」
なんて事してるんだ。私は。
「っ!やだやだやだやだやだぁっ」
「……」
愛液を散らしながらこなたは絶頂を迎えた。
「ふぇ…も、イヤだよぅ…」
未だ身体を動かす事の出来ないまま。こなたは涙を流していた。
「…かがみんなんて」
「ごめん。」
涙を舐めとる。
「…大嫌い」
「~っ、ごめん…」
あーあ。嫌われたか。まあ当然かな…
「…謝っても許さないから」
「ごめん。」
でも。
「あ、あんただって悪いのよっ。あんな笑顔、私以外に見せてっ」
「え…」
「エゴなのはっ、我が儘なのは分かってるっ。でも…」あんたが私以外と話すと、笑うと、胸が、身体中が痛い。
「かがみん…」
「ごめん。帰るね…」
私は立ち上がり。踵を返す。
こんっー
「ったあ。」
頭に何かぶつかった。振り向くといつの間にかこなたの顔が真下にあった。
「!?」
髪を引っ張られ。引き寄せられる。
「ちょ、痛…」
ぎこちないキス。こなたは精一杯背伸びしている。
「…かがみん。私は怒っているんだよ。」
あ、やば。頬が緩む。
「ごめん。」
「これから一週間毎日キスすること。」
いつの間にか泣き止んでいる。
「え…」
「そうしないと許さないから」
「毎分でも喜んで。」
「それから。」
「ん?」
「この笑顔を見せるのは、かがみんだけだよっ」
とびっきりの微笑み。
「…かがみんも私と同じ悩み事。あったんだね」
小声で。
「え?何?」
「何でもないっ」
「?まっいいわ。取り敢えず今日のキスっ」
「え!?そんな、いきなりっ」
FIN
「や。柊。また一緒だな。」
「…え。」
クラスメートが何か喋っているがよく分からない。
「いるよなー。自分の第一目標しか目に入らない奴。」
代わり映えしない教室で授業を受ける。ここに何故あいつはいないのか。
「こなた…。」
思わず口に出す。
「何だ、柊。恋人が恋しいのか?」
教室の言葉に笑いが起こり。私の顔が紅くなるのが分かった。
「お。噂をすれば泉じゃん。」
勢いよく外を見る。移動教室なのだろうか。私の知らないクラスメートと私の知らない笑顔で話すこなたがいた。
(私の知らない知らない知らない…!)
バキっー
「柊さん!?」
「あ…っ。」
シャーペンが真っ二つに折れていた。
「先生。」
手を上げる。
「なんだ?柊。」
「シャーペンが折れたので保健室行ってきます。」
「先生はそれ、ムリあるとおもうぞ…。大体まだ授業ちゅ…」
「その問題の答は2で、次の問題は底を揃え分母を払えば3となります。では。」
朗々と。教師の返事を待たず、私は教室を後にする。出る間際、恋って盲目だねぇとかいう言葉が聞こえたが無視する。
「あっ。かがみん~」
ぱたぱたと。こなたがこちらに走ってくる。
「……」
「かがみん?ってうわぁ」
こなたを抱き抱える。俗にいうお姫様抱っこだ。
「せ、先生には早退したって言っといて~」
こなたが顔を真っ赤にしながら叫ぶ。
「ちょ、かがみん?どこ、行く、の?」
「…舌噛むわよ。」
保健室に入る。養護教諭はいない様だ。念のため鍵を締める。
「……」
少し乱暴にこなたをベッドに下ろす。
「かがみん?今日変だよ?」
乱暴に制服を脱がす。
「あっ、ちょっと、こんな所で…っ」
抵抗するが押さえ付けた。
「うああっ、嫌ぁ…」
こなたの割れ目に指を差し入れる。
「む~っうー」
「声。出しなさいよ。」
「あっ、止めて…かがみん」
シーツを噛み、声を出さまいとしている。
「濡れてきたわよ?」
「濡れて、なんか、ないもんっ」
「いいわ。じゃあイかせてあげる。」
「うあっ、む~、あぁっ」
「声。出しなさいっ」
ああ。
「う~、はぁっ、嫌ぁ」
なんて事してるんだ。私は。
「っ!やだやだやだやだやだぁっ」
「……」
愛液を散らしながらこなたは絶頂を迎えた。
「ふぇ…も、イヤだよぅ…」
未だ身体を動かす事の出来ないまま。こなたは涙を流していた。
「…かがみんなんて」
「ごめん。」
涙を舐めとる。
「…大嫌い」
「~っ、ごめん…」
あーあ。嫌われたか。まあ当然かな…
「…謝っても許さないから」
「ごめん。」
でも。
「あ、あんただって悪いのよっ。あんな笑顔、私以外に見せてっ」
「え…」
「エゴなのはっ、我が儘なのは分かってるっ。でも…」あんたが私以外と話すと、笑うと、胸が、身体中が痛い。
「かがみん…」
「ごめん。帰るね…」
私は立ち上がり。踵を返す。
こんっー
「ったあ。」
頭に何かぶつかった。振り向くといつの間にかこなたの顔が真下にあった。
「!?」
髪を引っ張られ。引き寄せられる。
「ちょ、痛…」
ぎこちないキス。こなたは精一杯背伸びしている。
「…かがみん。私は怒っているんだよ。」
あ、やば。頬が緩む。
「ごめん。」
「これから一週間毎日キスすること。」
いつの間にか泣き止んでいる。
「え…」
「そうしないと許さないから」
「毎分でも喜んで。」
「それから。」
「ん?」
「この笑顔を見せるのは、かがみんだけだよっ」
とびっきりの微笑み。
「…かがみんも私と同じ悩み事。あったんだね」
小声で。
「え?何?」
「何でもないっ」
「?まっいいわ。取り敢えず今日のキスっ」
「え!?そんな、いきなりっ」
FIN
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- GJ!!(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-09-22 20:55:59)
- かがみのやきもち可愛いですね、
ヤンデレ5秒前? -- チャムチロ (2012-09-16 13:31:51) - これが若さゆえの過ちか -- 名無しさん (2011-04-12 18:44:15)
- わがままなかがみ かわいいです
-- 名無しさん (2010-05-22 16:54:13)