―雨が降っている
積みゲーも録画アニメも消化してしまった
ネトゲはメンテ中
読みたい漫画もない
外は土砂降りの雨で、わざわざ傘を差して外に出るのも面倒だ
要するに、暇だった
ネトゲはメンテ中
読みたい漫画もない
外は土砂降りの雨で、わざわざ傘を差して外に出るのも面倒だ
要するに、暇だった
ベッドでコロコロしながら携帯の横目で眺める
鳴らないかなー
かかって来ないかなー
かがみん、忙しいのかなー
こっちから電話したら迷惑になるかなー…
鳴らないかなー
かかって来ないかなー
かがみん、忙しいのかなー
こっちから電話したら迷惑になるかなー…
―雨は止まない
お昼ご飯の食器を洗い終わってPCを立ち上げてみる
ネトゲはまだメンテ中
しばらく電脳世界を徘徊して電源を切った
ネトゲはまだメンテ中
しばらく電脳世界を徘徊して電源を切った
らしくないな、と思う
私は待ちに徹する女だったか?
否。断じて否。
決めた。こっちから電話してやる
一撃で何もかも一切合切決着する
眼前に敵を放置して何が私か!?何が泉こなたか!?
でも出なかったらどうしよう
やっぱり忙しいのかも…
私は待ちに徹する女だったか?
否。断じて否。
決めた。こっちから電話してやる
一撃で何もかも一切合切決着する
眼前に敵を放置して何が私か!?何が泉こなたか!?
でも出なかったらどうしよう
やっぱり忙しいのかも…
不意に携帯が震えだした
<着信:柊かがみ>
<着信:柊かがみ>
「うひゃいっ!?」
『こなた?どしたの?』
「何でもないっ」
『こなた?どしたの?』
「何でもないっ」
…うあ、やばい
声を聞くだけで胸が締め付けられる
こんなにも、私はかがみんを好きだったのか
声を聞くだけで胸が締め付けられる
こんなにも、私はかがみんを好きだったのか
『何それwまあいいや、あんた家?』
「そだよー」
『おじさんは?』
「打ち合わせに行ってる」
『ふーん…今から行っていい?』
「ふぇ?来るの!?」
『あ、何か用事でもあった?』
「ないないないっ」
『そう…じゃあ悪いけどさーカギ開けてくんない?』
「……へいかがみん、今どこ?」
『あんたん家の前』
「おk待ってろハニー」
「そだよー」
『おじさんは?』
「打ち合わせに行ってる」
『ふーん…今から行っていい?』
「ふぇ?来るの!?」
『あ、何か用事でもあった?』
「ないないないっ」
『そう…じゃあ悪いけどさーカギ開けてくんない?』
「……へいかがみん、今どこ?」
『あんたん家の前』
「おk待ってろハニー」
携帯を放り投げてダッシュ
玄関扉のガラス越しにツインテールが見えた瞬間、理性がふっ飛んだ
玄関扉のガラス越しにツインテールが見えた瞬間、理性がふっ飛んだ
「おっすこなたああああ!?」
「かがみぃぃぃんっ」
「でえぇいっ落ち着けっ」
「生かがみん萌えー!!」
「意味分かんないからっ」
「かがみぃぃぃんっ」
「でえぇいっ落ち着けっ」
「生かがみん萌えー!!」
「意味分かんないからっ」
ああ、かがみんだ
このツッコミはまさしくかがみんだ
このツッコミはまさしくかがみんだ
「会いたかったよぅ…」
「はいはい。仕方ないなぁ」
「かがみんは?」
「私はその、ヒマだったし、こなた何してるかなって」
「ツンデレかがみんも萌えー」
「ツンデレって言うなっ」
「はいはい。仕方ないなぁ」
「かがみんは?」
「私はその、ヒマだったし、こなた何してるかなって」
「ツンデレかがみんも萌えー」
「ツンデレって言うなっ」
雨はまだ降っている
でももう、そんな事どうだっていい
私の心は晴れ上がってしまったから
でももう、そんな事どうだっていい
私の心は晴れ上がってしまったから
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- COOl! -- 名無しさん (2010-07-25 13:37:48)
- さいこーにかわえーなwwww
gj&こなかが支援 -- 名無しさん (2010-07-25 13:25:28) - こなたにはやっぱりかがみが必要ですね。 -- 名無しさん (2010-07-24 16:10:18)