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うさかが

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「ふぁ~っ。良く寝たぁっ」
朝7時。柊かがみ起床。
洗面台に向かった。観察を開始する。

【うさかが】

(……ナンデスカ。コレ)
「なんで。なんでウサミミーっ!?」
静かな朝に響き渡る声。
「そ、そりゃ、こなたが私をうさぎみたいって言った時はちょっといいかなって思ったけどっ」
誰ともなく言い訳を始める。
「取りあえず部屋に戻らなきゃ……」
誰にも見つからないように。
廊下、クリアー。階段、クリアー。ドア、クリアー。
「ふぅ。帰ってはきたものの。どーしよ。こなたに見つかったらなんて言われるか…」
バターンっ
「おはおは~!かがみんっ。おはようのちゅーしよーぜっ」
(いきなり見つかる所だったわ…)
とっさにベッドの影に隠れた。
「何だ。いないのか~。ん?」
ウサミミが見えてたりするが。
足音がこっちに向かっている。
(や、やばっ)
「……。」
「……ぴょん」
言ってみた。
こなたがこちらを見下ろしている。
「……。」
カチッ-
無言で部屋の鍵を閉め。
そしてこっちに戻ってくる。
「ねぇ?かがみん?」
「……何よ」
「可愛いすぎるんだけど、押し倒してもいいかな」
「第一声がそれかっ」
「ごめん。でも我慢出来そうにないよ?」言いながらも。しきりに頭の上をチラチラと。
「え、えと。そうだ。UFO!あんたの後ろにUFOがっ」
「……。」
おもいっきりスルーし、上気した顔で近づいてくる。こころなしか息も荒い。
「ごめ。もー無理。」
手が伸びてきて-

ふにふにふにふに
「ちょっ。こらっ何やって…」
ふにふにふにふに
「~~っ」
目をぎゅっとつむって耐える。
ふにふにふにふに
「やっ、も、ダメぇぇぇぇっ……え?」
パッと、手を放される。
「ご、ごめん。かがみん。痛かった!?」
「ち、違っ!」
「もうやんないから許してっ」
平謝りしてくる。
「…いい。」
「え?」
「触ってもいいって言ってんのよっ」
むしろ触れ。
「そ、そう?じゃ、お言葉に甘えて。」
さわさわさわさわ
さっきまでとは違い。撫でるように触ってくる。
「うあっ、あんっ」
(き、気持ち良すぎ…)
「かがみん?ホントに痛くない?」
「あっ、いい、からっ、続けな、さい…」
「う、うん」
さわさわさわさわ
「あふっ、はっ、あぁっ」
さわさわさわ…ピンっ
「ひあっ、こなたぁ、なにやって…」
指で弾かれる。
「気持ちくない?」
ピンピンピンっ
「だめぇ、それだめぇぇぇぇっ!」
「…かがみん?もしかしてイっちゃった?」
「うるさいっ!」
「ごめんよ…」
こなたがキスしてこようとする。が、それを手で防ぐ。
「~~っ。どうしてっ!?謝るからぁっ」
違う。そうじゃない。
「前のネコミミの時もキスで染ったでしょ?だから…」
「……。」
手をシーツに縫いとめられ。
「ちゅ、んっ」
少しだけ乱暴な口付け。
「はぁっ、かがみんとキスできないくらいならっ。染ってもいいっ」
「こなた…」
あぁ。わかった。私はこいつが好きで堪らないんだ。
FIN



『ケモノの一部が宿るという東洋の病は。お互い心から愛する者通しの口付けによってのみ感染し。またそれによって治癒される』
-ある医学書より抜粋


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  • うさみみバージョン来ましたよー!
    次はぜひ、鷹みなみがリスゆたかを連れ去って(性的に)おいしく食べる話を…
    (あるいは牧羊犬のつかさと羊のみゆきが迷子になる話とか) -- 名無しさん (2011-04-12 18:55:50)
  • 多分「民明書房」でしょう?
    ↓ -- 名無しさん (2009-02-18 02:37:31)
  • どんな医学書? -- 名無しさん (2009-02-12 20:22:25)



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