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ツンデレラ

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「お母さん絵本読んで~」
「どうしたのこれ?」

「髪の長いちっちゃなお姉さんがくれたの!」

「ふふふっ。わかったわ読んであげるわね」

(ってか、何で同人誌サイズ?)


【ツンデレラ】

むかし、むかし一人のかわいい女の子がいました。

女の子がお家を掃除していると

「ちょっと!かがみ。今日の舞踏会のドレスは?」
「私の髪留め知らない?」

「まつり姉様、いのり姉様。今ご用意しますね」

「いいわよ。汚いアンタが触ったら汚れるでしょ。場所だけ言いなさい」

「…はい」

女の子は悲しい顔をしながらもお姉さん達の言う事を聞いていました。

「それじゃあ私達は舞踏会に行って来るから留守番宜しくね」

「行ってらっしゃい…」

女の子が一人だけ舞踏会に行けなくて泣いていると

「お姉ちゃんこれで顔を拭いて」

女の子の妹が戻ってきて優しくハンカチを貸してくれました。

「ありがとう…つかさ

女の子がハンカチで涙を拭くと女の子の妹が女の子を指さして笑っています。
どうしてだろう?
女の子はさっき磨いた鏡を覗きました。
そこに映っていたのは目の周りを黒くした女の子です

「あははっ、ひっかかった。汚いお姉ちゃんにはそれがお似合いだよ」

女の子の妹はそう言うと笑いながらお姉さん達と舞踏会に行きました。

女の子は辛くて…悲しくて…悔しくて…
夜まで泣いていました。

「…いいなぁ。舞踏会…私も行きたいな」

女の子は窓から入る月明かりを眺めながら一人で食事をしています。
するとそこに…

「かがみ…かがみや」

「だ、誰!」

「今晩は。かがみん」

女の子が後ろを振り向くとそこには黒いローブを纏った小さな女の子がいました。
「私は悪の天才科学者ドクターコナタ。かがみん、舞踏会に行きたいんだろ?」

「どうしてそれを?そして私を変な呼び方しないで」

女の子は変なところをツッコミつつ、悪の天才科学者の話を聴きました

「かがみ。私が舞踏会に連れてってあげようか?」

「本当に!でも…私、ドレスなんて持ってないし…」

「平気じゃよ。ちょっと目を瞑るんじゃ」

すると悪の天才科学者は女の子に科学の粋を集めたドレスを着せ始めました。

「あ、あの…コナタさん?何してるんですか?」

「服を脱がさねばドレスが着れんじゃろ!」

「い、嫌ぁ…変態!触んないでよ」

悪の天才科学者は暴れる女の子に得意の延髄蹴りを喰らわせました。
白眼を向いて気絶する女の子

「…ん、…んんっ」

どれくらい気絶していたのか首筋を擦りながら女の子が瞼を開けると

「わぁ!可愛い……って馬鹿ッ!何よこのドレス」

女の子は驚きの余り、地の言葉遣いに戻ってしまいました

「クククッ、そのドレスは裏地が常に振動していてかがみの敏感スポットを刺激しまくりじゃ!」

「く…くやしい…でも…」
下着を脱がされドレスを地肌に着込んだ女の子はそう呟くと立っていられずにへたりこんでしまいます。

「これからかがみを舞踏会に連れていってあげる。城の舞踏会じゃなく…私の研究所の舞踏会にね!」

悪の天才科学者はそういって女の子を連れ去ってしまいました。


部屋に女の子の下着を残して…


「お母さん~この話、シンデレラじゃないよ…」

「そうね…。ちょっと贈ってくれた友達を怒って来るわ…」


そんなこなたの贈り物




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  • コラー お前らふざけるな -- 柊かがみ (2012-06-27 05:35:38)
  • なんつうお話や
    -- 名無しさん (2008-05-05 08:05:04)

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