アットウィキロゴ
● 「コンピュータと霊界」(中沢新一との対談)、『ユリイカ』1983年6月号「特集=神秘主義」
 →『思考のパラドックス』第三文明社、1984.5→増補改訂『ダイアローグII 1980-1984』第三文明社、1990.6
 「(...)60年代半ばぐらいですね。そのころ蟻二郎というアメリカ文学者がいて、LSDについての本も書いたりしてます。60年代なかごろから、彼とはよくつきあった。一緒に本を出したこともあるんですと。いまは絶版になってる『現代批評の構造』(思潮社)という本で、もう一人はケネス・バークをやっていた森常治さんでした。
 この3人には共通点は何もなかった。まあ共通してるのは、英文学者の間で評判が悪いということだけだったですけどね(笑)。蟻二郎羽そのころずいぶんそういうことをやっていました。新宿の風月堂が国際的にヒッピーのたまり場だったころです。彼は、ユングや柳田国男についてもよくやっていました。(...)
 中上健次とつきあい始めたのも、そのころです。彼もいわゆるフーテンでしたからね。60年代には新左翼の潮流があると同時に、一方で、いわば「神秘主義」的な潮流があったわけですが、中上君はその両方をもっていました」(『ダイアローグII』p.308)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2009年05月15日 19:15