百度
概要
‘’‘百度’’’(バイドゥ、Baidu、百度公司)は、中国を代表する検索エンジン「百度検索」を中心に、人工知能、クラウドコンピューティング、自動運転、地図、オンラインコミュニティ、百科事典、オンラインストレージなどを展開する中国のテクノロジー企業である。
企業名は’’‘Baidu, Inc.’’’。
2000年に設立され、共同創業者の’’‘李彦宏(Robin Li/ロビン・リー)’’’が会長兼最高経営責任者(CEO)を務める。
百度は長年、中国語圏を中心としたインターネット検索サービスを展開してきたが、現在では検索サービスのみを事業の中心とする企業ではなく、検索技術を基盤として人工知能分野へ大規模な投資を行うAI企業へと発展している。
百度自身は現在、自社を
「強力なインターネット基盤を持つAI企業」
として位置付けている。
百度は2010年頃から人工知能分野への継続的な投資を進めており、検索技術、AIクラウド、深層学習フレームワーク「PaddlePaddle(飛桨)」、ERNIE(文心)基盤モデル、自動運転技術Apolloなどを展開している。
検索サービス以外にも、
- 百度検索
- 百度百科
- 百度知道
- 百度贴吧
- 百度地图
- 百度文库
- 百度网盘
- 百度翻译
- 百度图片
- 百度学术
- 百家号
- 文心
- ERNIE
- PaddlePaddle
- 百度智能云
- Apollo Go
など、多数のサービスを持つ。
このため百度は、
‘‘中国版Google’’
と例えられることも多いが、実際にはGoogle検索に相当する検索事業だけでなく、Wikipedia型サービス、コミュニティ、クラウドストレージ、地図、生成AI、AIクラウド、自動運転などを一つの企業グループ内で展開している。
目次
概要
企業概要
歴史
– 2000年の創業 – 百度検索の発展 – NASDAQ上場 – AI研究への進出 – 香港証券取引所への上場 – 生成AI時代の百度
創業者
– 李彦宏
百度検索
– 中国語検索 – Web検索 – 画像検索 – ニュース検索 – 動画検索 – 学術検索
百度の主要サービス
– 百度百科 – 百度知道 – 百度贴吧 – 百度地图 – 百度文库 – 百度网盘 – 百度翻译 – 百家号
人工知能
– ERNIE – 文心 – PaddlePaddle – 百度智能云
自動運転
– Apollo – Apollo Go
百度と中国インターネット
百度とGoogleの違い
百度SEO
– 百度SEOとは – URL登録 – 百度検索資源平台 – サイト所有権確認 – 手動URL送信 – API送信 – Sitemap送信 – robots.txt – タイトル設定 – description設定 – コンテンツ品質 – モバイル対応 – インデックス確認
@wikiを百度に登録する場合
SEO上の注意
関連項目
企業概要
会社名:
Baidu, Inc.
Baidu, Inc.
中国語名:
百度
百度
英語名:
Baidu
Baidu
設立:
2000年
2000年
本社:
中国・北京市
中国・北京市
共同創業者:
李彦宏(Robin Li)
李彦宏(Robin Li)
主要事業:
- インターネット検索
- 人工知能
- AIクラウド
- オンライン広告
- 生成AI
- 地図
- オンラインコミュニティ
- クラウドストレージ
- 自動運転
NASDAQ:
BIDU
BIDU
香港証券取引所:
9888
9888
歴史
2000年の創業
百度は2000年に設立された。
共同創業者の李彦宏は、百度創業以前に検索エンジン企業Infoseekなどで検索技術に関する仕事を経験していた。
百度は中国語によるWeb検索を中心として成長し、中国のインターネット普及とともに大規模な検索サービスへ発展した。
NASDAQ上場
百度は2005年8月にNASDAQへ上場した。
証券コードは
‘‘BIDU’’
である。
香港証券取引所
2021年には香港証券取引所へ上場した。
香港市場における主要な証券コードは
‘‘9888’’
である。
AI企業への転換
百度は2010年代から人工知能への投資を拡大した。
検索エンジンはもともと、
- 自然言語処理
- 情報検索
- ランキング
- 画像認識
- 音声認識
- 推薦システム
などAI技術との親和性が高い。
百度はこうした検索技術を発展させ、
- 深層学習
- 大規模言語モデル
- AIクラウド
- 自動運転
- 生成AI
などへ事業領域を拡張した。
百度検索
‘’‘百度検索’’’は百度が提供するWeb検索エンジンである。
中国語圏のWebページを中心として、
- Webページ
- 画像
- ニュース
- 動画
- 地図
- 学術情報
- 百科事典
- Q&A
など多数の情報を検索できる。
百度の検索エンジンでは、Webサイトを巡回するクローラーとして一般に
‘’‘Baiduspider’’’
が知られている。
Webサイト運営者は百度検索資源平台を利用することで、自身のWebサイトについて
- サイト登録
- URL送信
- インデックス状況確認
- 検索流入確認
- クロール状況確認
- robots確認
- クロール異常確認
などを行うことができる。
百度の主要サービス
百度百科
‘’‘百度百科’’’は百度が提供するオンライン百科事典サービス。
ユーザーが項目を作成・編集する形式を採用しており、中国語圏の人物、企業、文化、科学、製品など多数の項目が登録されている。
百度知道
‘’‘百度知道’’’はQ&A形式の知識共有サービス。
利用者が質問を投稿し、他の利用者が回答する。
百度贴吧
‘’‘百度贴吧’’’はキーワードごとにコミュニティを形成する掲示板サービス。
日本の掲示板文化とは異なり、検索キーワードそのものを中心にコミュニティが形成される特徴を持つ。
百度地图
‘’‘百度地图’’’は百度が運営する地図サービス。
場所検索、経路案内、店舗情報などを提供する。
百度文库
‘’‘百度文库’’’は文書・資料を閲覧・共有するサービス。
百度网盘
‘’‘百度网盘’’’はクラウドストレージサービス。
ファイル保存、共有、同期などに利用される。
百度翻译
‘’‘百度翻译’’’は機械翻訳サービス。
人工知能
百度は検索技術から発展した人工知能研究を重要事業としている。
百度が展開するAI技術には、
- ERNIE
- 文心
- PaddlePaddle
- 百度智能云
などが存在する。
PaddlePaddle
‘’‘PaddlePaddle(飛桨)’’’は百度が開発する深層学習フレームワーク。
機械学習やニューラルネットワーク開発に利用される。
ERNIE・文心
‘’‘ERNIE’’’は百度が開発するAIモデル群。
中国語では
‘’‘文心’’’
ブランドとして展開されている。
生成AI、自然言語処理、検索、文章生成、AIエージェントなど多様な用途への展開が進められている。
自動運転
百度は自動運転技術にも投資している。
代表的なプロジェクトが
‘’‘Apollo’’’
である。
また、自動運転配車サービスとして
‘’‘Apollo Go’’’
を展開している。
百度SEO
概要
‘’‘百度SEO’’’とは、WebサイトやWebページを百度検索にクロール・インデックスさせ、関連する検索語に対して適切に表示されるようサイト構造やコンテンツを整える検索エンジン最適化である。
Google SEOと基本原則が共通する部分も多いが、百度には公式の
‘’‘百度搜索资源平台’’’
が存在し、サイト管理者はこのサービスからWebサイトやURLを百度検索へ送信できる。
百度へのURL登録方法
百度検索へページを登録したい場合、基本的には次の流れとなる。
サイトを公開
↓
百度搜索资源平台へ登録
↓
サイトを追加
↓
サイト所有権を確認
↓
URLを送信
↓
Baiduspiderがクロール
↓
百度側がページを評価
↓
条件を満たした場合インデックス
↓
百度検索結果へ表示される可能性
↓
百度搜索资源平台へ登録
↓
サイトを追加
↓
サイト所有権を確認
↓
URLを送信
↓
Baiduspiderがクロール
↓
百度側がページを評価
↓
条件を満たした場合インデックス
↓
百度検索結果へ表示される可能性
重要
URL送信は
‘‘検索結果への掲載申請=必ず掲載される制度’’
ではない。
URL送信は主に、
‘‘Baiduspiderに新しいURLの存在を通知し、発見を早めるための仕組み’’
である。
ページが送信されても、百度が必ずインデックスするとは限らない。
百度搜索资源平台
百度SEOを本格的に行う場合は、
‘’‘百度搜索资源平台’’’
を使用する。
旧称の
‘’‘百度站长平台’’’
という名称で紹介されている古いSEO記事も多い。
検索資源平台では、
- サイト管理
- URL送信
- 普通収録
- 高速クロール
- Sitemap
- robots確認
- インデックス数
- 検索キーワード
- クロール頻度
- クロール診断
- クロール異常
- モバイル対応
- デッドリンク送信
などの機能が提供されている。
1. 百度アカウントを用意する
百度検索資源平台を使用するには、百度側で利用可能なアカウントを用意する。
ログイン後、
‘’‘站点管理’’’
からWebサイトを追加する。
2. サイトを追加する
検索資源平台で
‘’‘添加网站’’’
またはサイト管理画面に相当する項目から自分のサイトを登録する。
独自ドメインを所有している場合は、
example.com
のようなメインドメインを登録する。
百度公式はwww付きのメインサイトを追加する方式を推奨しており、所有権確認後は関連するサブサイトの管理もしやすくなる。
3. サイト所有権を確認する
サイト追加後、サイトの管理者本人であることを証明する。
使用できる認証方法は、サイトやプラットフォームの状態によって異なる可能性がある。
独自サイトの場合は一般に、
- HTMLファイル
- HTMLタグ
- DNS
などのWebmaster Tools型の認証方法が利用される。
4. URLを手動送信する
少数の記事を登録したい場合は、
‘’‘链接提交’’’
または
‘’‘普通收录’’’
にある手動送信機能を使用する。
登録したいページのURLを入力して送信する。
例:
というページが存在する場合、そのページ単位で送信する。
新しく記事を書いた直後など、少数URLの登録に向いている。
5. API送信
記事を大量・継続的に公開するサイトではAPI送信を使用できる。
概念的には、
新記事公開
↓
サイト側のシステム
↓
百度URL送信API
↓
百度検索へURL通知
↓
サイト側のシステム
↓
百度URL送信API
↓
百度検索へURL通知
という処理になる。
CMSや自作Webサイトの場合、
‘’‘記事を公開した瞬間にURLを百度へ送信する’’’
という自動化も可能。
百度公式の案内では、新しく生成されたURLについてAPI送信は非常に高速な送信方法として紹介されている。
6. Sitemap送信
多数の記事を持つWebサイトでは
‘’‘sitemap.xml’’’
を作成する。
Sitemapにはサイト内URLを列挙する。
概念例:
sitemap.xml
├─ トップページ
├─ 記事A
├─ 記事B
├─ 記事C
└─ 記事D
├─ トップページ
├─ 記事A
├─ 記事B
├─ 記事C
└─ 記事D
検索資源平台へSitemapを登録すると、百度が定期的にSitemapを確認してURLを処理できる。
API送信より即時性は低いが、多数のページを管理するサイトでは非常に重要である。
なお、百度のSitemap送信にはサイトごとの送信枠が設定される場合がある。
大量の重複ページや低品質URLを送信すると、送信枠に悪影響を与える可能性があるため、公開する価値のあるURLを送信する。
@wikiを百度へ登録する場合
@wikiを使用している場合は、通常の独自Webサイトとは条件が異なる。
最大の問題は、
‘’‘その@wikiのドメイン所有権を自分が自由に証明できるとは限らない’’’
ことである。
独自ドメインでは、
- DNS変更
- HTMLファイル設置
- head内への確認タグ設置
などが可能だが、共有型Wikiサービスではこれらを自由に変更できない場合がある。
したがって@wikiでは、まず
‘’‘ページそのものをBaiduspiderが外部から閲覧可能な状態にする’’’
ことが重要となる。
@wikiで意識する項目
- ページを一般公開する
- ログイン必須にしない
- ページタイトルを明確にする
- 冒頭に概要を書く
- 見出しを作る
- 目次を作る
- 関連ページから内部リンクする
- 外部サイトから自然なリンクを得る
- 本文を画像だけにしない
- 独自文章を十分に掲載する
SEO向けページタイトル
百度公式では、ページタイトルについて
‘’‘ページ内容を正確かつ簡潔に説明する’’’
ことを重要視している。
各ページには異なるタイトルを設定し、
‘‘キーワードを大量に羅列しない’’
ことが重要。
良い例
電磁共振エネルギーとは|プラズマ共振と宇宙生成仮説
百度とは|中国の検索エンジン・AI企業
声振モデル音源とは|物理モデルによる音声合成技術
避ける例
電磁共振 共振 エネルギー プラズマ 宇宙 共振エネルギー SEO 最新 人気
このような大量のキーワード羅列はSEO上逆効果になる可能性がある。
タイトルの基本構造
百度公式の考え方では、タイトルはおおむね
‘’‘核心語+必要最小限の修飾語’’’
として設計する。
例えば、
電磁共振エネルギー - プラズマ共振による仮説概念
のように、
「電磁共振エネルギー」
を主語として左側へ置く。
概要文・description
ページ冒頭には50字程度を目安として、そのページが何について説明しているのかを明確に書く。
例えば、
電磁共振エネルギーとは、プラズマ中の荷電粒子や電磁場の振動・共振によるエネルギー状態を統合的に扱うために提案された仮説的概念である。
このように、
- 名称
- 定義
- 何を扱うページなのか
を最初に提示する。
本文SEO
百度公式は、検索エンジン向けだけに作った文章ではなく、
‘’‘ユーザーに価値のある内容’’’
を重要視している。
したがって、
「百度で上位に出したいから同じ言葉を100回書く」
という方法ではなく、
電磁共振エネルギー
↓
定義
↓
プラズマ振動
↓
共振
↓
既存物理との関係
↓
仮説部分
↓
応用可能性
↓
研究課題
↓
定義
↓
プラズマ振動
↓
共振
↓
既存物理との関係
↓
仮説部分
↓
応用可能性
↓
研究課題
のようにテーマを体系化するほうが望ましい。
目次
長文ページでは目次を設ける。
@wikiなら
を使用できる。
百度公式も、複数の内容を含む長いページでは目次やアンカーを用意し、ユーザーが必要な情報へ移動しやすくする方法を推奨している。
重要情報は文字として掲載する
百度検索に内容を理解させたい場合、
‘’‘重要情報を画像だけで掲載しない’’’
ことが重要。
画像内に
「電磁共振エネルギー」
と書くだけではなく、HTML本文にも同じ概念を文章として説明する。
関連ページを作る
単独ページだけで終わらせず、
のように内部リンクを構築する。
すると検索エンジン側からも、
「このサイトではこのテーマを体系的に扱っている」
という構造を把握しやすくなる。
百度SEO実践フロー
ページ作成
↓
ページタイトル決定
↓
冒頭概要作成
↓
見出し作成
↓
↓
ページタイトル決定
↓
冒頭概要作成
↓
見出し作成
↓
で目次作成
↓
本文作成
↓
関連項目作成
↓
内部リンク
↓
一般公開
↓
SitemapまたはURL送信
↓
Baiduspiderのクロール
↓
インデックス確認
↓
検索キーワード確認
↓
必要に応じて内容更新
↓
本文作成
↓
関連項目作成
↓
内部リンク
↓
一般公開
↓
SitemapまたはURL送信
↓
Baiduspiderのクロール
↓
インデックス確認
↓
検索キーワード確認
↓
必要に応じて内容更新
登録されない場合
URLを送信しても検索結果へ表示されない場合、
- Baiduspiderがアクセスできるか
- robots.txtで拒否されていないか
- ページがログイン必須になっていないか
- ページ内容がほとんど存在しない状態ではないか
- 重複ページではないか
- タイトルと本文が一致しているか
- 大量のSEOキーワードを不自然に詰め込んでいないか
- ページの表示エラーがないか
などを確認する。
SEOで避けるべきこと
- キーワードの大量羅列
- 同じ文章の大量複製
- 内容と関係ない人気キーワード
- 偽タイトル
- クリックを誘うだけの誇張タイトル
- 検索エンジン専用文章
- 大量の低品質ページ作成
- 隠しテキスト
- 無関係な外部リンク
- 内容がほぼ画像だけのページ
インデックスと順位は別
百度SEOで重要なのは、
‘’‘クロール’’’
↓
‘’‘インデックス’’’
↓
‘’‘検索結果表示’’’
↓
‘’‘順位’’’
↓
‘’‘インデックス’’’
↓
‘’‘検索結果表示’’’
↓
‘’‘順位’’’
を別々に考えることである。
URL送信は主に最初の
「URLを百度に発見してもらう」
段階を補助する。
URLを送信しただけで検索順位が上がるわけではない。
SEO関連語
百度
Baidu
百度検索
百度公司
中国検索エンジン
中国SEO
百度SEO
Baidu SEO
百度搜索
百度搜索资源平台
百度站长平台
Baiduspider
百度URL登録
百度URL送信
百度インデックス
百度検索登録
Sitemap
サイトマップ
検索エンジン最適化
中国インターネット
李彦宏
Robin Li
百度AI
ERNIE
文心
PaddlePaddle
百度智能云
Apollo
Apollo Go
Baidu
百度検索
百度公司
中国検索エンジン
中国SEO
百度SEO
Baidu SEO
百度搜索
百度搜索资源平台
百度站长平台
Baiduspider
百度URL登録
百度URL送信
百度インデックス
百度検索登録
Sitemap
サイトマップ
検索エンジン最適化
中国インターネット
李彦宏
Robin Li
百度AI
ERNIE
文心
PaddlePaddle
百度智能云
Apollo
Apollo Go









