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ウマ娘MOD騒動
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kemonowikii
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ウマ娘MOD騒動
概要
‘’‘ウマ娘MOD騒動’’’とは、2026年8月末ごろからインターネット上で注目を集めた、『ウマ娘 プリティーダービー』の非公式MODをめぐる騒動。
海外を中心に『ウマ娘』のゲームデータやキャラクターを改変するMODが制作・公開されていたが、2026年8月29~30日ごろ、Cygamesを権利者とするGoogleへの削除申立てが行われたとする情報が拡散された。
MOD側の投稿では、
「CygamesがMOD制作者を対象としてGoogleへ削除申請を行った」
と主張され、申立理由として『ウマ娘 プリティーダービー』のキャラクター画像について無許可の複製・翻案・公衆送信が存在するとの内容が紹介された。
ただし、騒動初期にはMOD制作者側・SNS上の投稿など二次情報も多く含まれているため、個別の削除申立てについては情報源を確認する必要がある。
一方で、
‘’‘そもそも『ウマ娘』でゲーム本体を改造するMODは規約上どう扱われているのか’’’
という点については、公式利用規約にかなり明確な記載が存在する。
そもそもMODとは
‘’‘MOD(Modification)’’’とは、ゲームなどを非公式に改造・変更するデータやプログラムの総称。
PCゲームでは、
- グラフィック変更
- キャラクター変更
- 衣装変更
- UI変更
- ゲームシステム変更
- 新規マップ追加
- 新規キャラクター追加
など幅広いMOD文化が存在する。
ただし、
‘’’「PCゲームだからMODを自由に使用してよい」わけではない。’’’
MODを公式に認めるゲームもあれば、条件付きで認めるゲーム、ゲーム本体の改変を規約で禁止しているゲームも存在する。
そのためMOD文化全体と、特定タイトルの利用規約は分けて考える必要がある。
ウマ娘では何が規約上NGなのか
『ウマ娘 プリティーダービー』公式利用規約の第12条「禁止事項」には、MODに直接関係し得る項目が複数存在する。
リバースエンジニアリング
規約では、
- 逆アセンブル
- 逆コンパイル
- リバースエンジニアリング
などを禁止している。
ゲーム内部の構造を解析してMODを制作する場合、この規定に抵触するとCygamesから判断される可能性がある。
ゲームそのものの改変
さらに、
- 複製
- 翻訳
- 翻案
- 改変
- 他のソフトウェアとの結合
なども禁止事項として明記されている。
つまり、
‘’’「チートじゃないからMODなら大丈夫」’’’
という単純な話ではない。
ゲームバランスに影響しない外見変更MODであっても、「改変」そのものが問題となり得る。
非公式外部ツール
規約では、
- ゲームへ影響を与える外部ツール
- BOT
- Cygamesが提供していない技術的手段
- 改変された端末
などについて、利用だけでなく’’‘作成・頒布・販売等’’’も禁止対象としている。
そのため、
「自分だけで使っているから大丈夫」
「無料配布だから大丈夫」
「無料配布だから大丈夫」
とも限らない。
不正操作だけが問題なのではない
MOD問題というと、
「オンライン対戦でチートしたのか?」
という話になりやすい。
しかし『ウマ娘』の場合、利用規約には不正操作とは別にゲーム自体の「改変」が記載されている。
したがって、
チートMOD
→当然問題になり得る
→当然問題になり得る
見た目だけ変更するMOD
→チートでなくても「改変」の問題が残る
→チートでなくても「改変」の問題が残る
という点が重要。
二次創作ガイドラインとの違い
ここは特に混同されやすい。
‘’‘イラストなどの二次創作を認めるガイドラインが存在することと、ゲーム本体のMODが許可されていることは同じではない。’’’
『ウマ娘』公式は二次創作について一定の範囲でファン活動を認めている。
しかし公式ガイドラインでは、
- 作品や第三者の名誉などを害する目的
- 暴力的・グロテスクなもの
- 性的描写
- 政治・宗教・信条を支援または貶めるもの
- 反社会的表現
- 第三者の権利侵害
- 同人活動の範囲を超えた営利利用
- その他ガイドラインの趣旨に照らして不適切なもの
などについて公開・利用を控えるよう求めている。
さらに重要なのが、
‘’‘実在する競走馬をモチーフとしている’’’
という『ウマ娘』特有の事情である。
なぜウマ娘は特にデリケートなのか
『ウマ娘』は完全な架空キャラクターだけで構成されたIPではない。
実在した・実在する競走馬の名前や歴史をモチーフとしている。
公式ガイドラインでも、
「馬名をお借りしている馬主の皆様を含め、たくさんの方々の協力により実現」
していることが説明されている。
さらに、
- 競走馬のファン
- 馬主
- 関係者
が不快に感じる表現や、競走馬・キャラクターのイメージを損なう表現を避けるよう求めている。
そしてガイドライン自体も、
‘’‘馬名の管理会社との協議のうえ制定’’’
されている。
これは『ウマ娘』における二次創作問題が、単純な
「Cygames vs ファン」
だけでは完結しないことを意味する。
性的MODが特に危険な理由
通常のゲームでも性的MODを禁止する企業は存在するが、『ウマ娘』ではさらに実在競走馬との関係が加わる。
公式二次創作ガイドラインでも性的描写を含む作品は明確に公開・利用を控える対象となっている。
そのため、
‘’’「海外MOD文化では普通だから」’’’
という理屈が、そのまま『ウマ娘』で通用するとは限らない。
文化圏の違いではなく、利用しているIP側の規約を確認する必要がある。
2026年8月末の動き
2026年8月29~30日ごろ、Cygamesを権利者とするGoogleへの削除申立てが行われたとする情報がSNS上で拡散された。
MOD側の投稿では、Cygames側が『ウマ娘』のキャラクター画像について無許可の複製・翻案・公衆送信を確認したとする内容が紹介された。
これに対し一部MOD制作者側が強く反発したことで、日本側コミュニティでも騒動が知られるようになった。
ただし、SNS上で拡散された主張と、Cygames公式が発表した事実は区別して扱う必要がある。
アカウントへの措置
公式利用規約では禁止行為への対応として、
- 禁止行為の停止要求
- ゲーム上の不利益措置
- サービスの全部または一部の利用停止
- アカウント停止・削除
- 禁止行為によって得た権利の剥奪
- 必要に応じた公的機関への通報
- その他必要かつ適切と判断する措置
などを行えるとしている。
つまりMOD利用について、
‘’’「自己責任だから何をしても自由」’’’
とは言えない。
最悪の場合どうなるのか
※ここからは2026年9月現在に発生した事実ではなく、騒動が悪化した場合のリスクについての考察である。
『ウマ娘』では実在競走馬の名前を扱っている以上、最大の問題は単なるアカウントBANだけではない。
もし悪質な改変コンテンツが大規模に拡散し、
- 馬主
- 馬名管理会社
- 競馬関係者
- その他権利関係者
との信頼関係へ深刻な悪影響を与えれば、Cygames側がこれまで以上に厳格な対応を取る可能性は考えられる。
ただし、
‘’’「馬主が怒ればウマ娘がサービス終了する」’’’
と現時点で断定できる根拠はない。
これはあくまで最悪ケースのリスク論である。
重要なのは、
‘’‘ウマ娘というコンテンツがCygamesだけで完結していない’’’
という特殊性である。
MOD文化そのものへの影響
さらに広い視点では、一作品でMODをめぐる大規模トラブルが発生すると、他社がそれをリスク事例として見る可能性もある。
例えば将来的に、
- 利用規約でMOD禁止をより明確化
- ゲームデータ抽出への対策強化
- 非公式ツールへの技術的対策
- MOD配布サイトへの削除申立て
- 二次創作ガイドラインの厳格化
などを検討する企業が増える可能性は否定できない。
しかしこれも、
‘’’「ウマ娘MOD騒動によってゲーム業界全体のMOD文化が終了する」’’’
と現時点で断定できるものではない。
MODを公式サポートするゲームも存在するため、
「MOD文化そのものが全面禁止になる」
というより、
‘’’「権利者が許可しているMOD文化」と「禁止されているタイトルを勝手に改造する行為」の区別がより強く求められる’’’
方向になる可能性の方が現実的である。
MOD文化を守るためにも規約を読む必要がある
MOD文化を長期的に維持するという観点でも、
‘’‘MOD文化だから何をしても許される’’’
という態度は逆効果になり得る。
企業が、
「MODを認めても問題が起きない」
と判断できる環境が存在してこそ、公式MODツールやSteam Workshopなどを提供しやすくなる。
逆に、
禁止されている作品を改造
↓
問題のあるMODを公開
↓
権利者から削除要請
↓
削除要請にも反発して再配布
↓
大規模炎上
↓
企業がMODそのものをリスクと認識
↓
問題のあるMODを公開
↓
権利者から削除要請
↓
削除要請にも反発して再配布
↓
大規模炎上
↓
企業がMODそのものをリスクと認識
という流れになれば、結果として節度を守っているMOD制作者まで不利益を受ける可能性がある。
MOD文化を守るためにも、
‘’’「MODを作れるか」ではなく「そのゲームでMODを作ってよいのか」’’’
を確認する必要がある。
未来トランクス編に例えると
※以下は『ドラゴンボール超』を使った完全なネタ比喩であり、実際の人物・企業との直接的な対応関係を示すものではない。
今回の状況を『ドラゴンボール超』未来トランクス編風にすると妙に分かりやすい。
MODder=ザマス
ザマスは自分の思想こそ正しいと確信し、その思想を暴走させていく。
これをMOD騒動へ強引に当てはめると、
MODder
「俺たちはゲームをより自由にしているだけだ」
「俺たちはゲームをより自由にしているだけだ」
↓
権利者
「いや規約で改変禁止なんですが」
「いや規約で改変禁止なんですが」
↓
MODder
「それでもMODは正しい!」
「それでもMODは正しい!」
となる。
つまり、
‘’‘ザマス「人間こそ間違っている」’’’
ならぬ、
‘’‘MODザマス「規約の方が間違っている」’’’
状態。
当然ながら、すべてのMOD制作者がこのような思想を持っているという意味ではない。
あくまで権利者から停止を求められても無視して暴走するケースへのネタ比喩である。
MOD人間0計画
ザマスには「人間0計画」が存在する。
MODザマスの場合は、
「公式の制約0計画」
である。
公式仕様
「ここは変更できません」
「ここは変更できません」
MODザマス
「ならば変更する」
「ならば変更する」
利用規約
「改変は禁止です」
「改変は禁止です」
MODザマス
「ならば規約を無視する」
「ならば規約を無視する」
権利者
「削除してください」
「削除してください」
MODザマス
「断る」
「断る」
どんどん未来トランクス編になっていく。
トランクス=普通に作品を楽しんでいるユーザー
未来トランクスはザマスによって崩壊していく未来世界を守ろうとした。
MOD騒動に置き換えると、
「普通にゲームや二次創作を楽しんでいただけなのに、なぜ世界が燃えているんだ」
となっている一般ユーザーがトランクス枠。
一部の暴走によってガイドラインが厳しくなれば、最も困るのは問題を起こしていなかったユーザーでもある。
Cygames=悟空・ベジータ側
規約違反へ通常の範囲で対処している段階は悟空・ベジータ側。
削除要請、アカウント措置、技術的対策などによって問題を止めようとする。
しかし未来トランクス編では、それでも最終的にザマス問題を完全には解決できなかった。
そして最後に登場するのが……
馬主=全王
ここで絶対に呼んではいけない存在。
‘’‘全王様である。’’’
『ウマ娘』は実在競走馬をモチーフとしており、公式自身が馬主を含む多くの関係者の協力によって成立していると説明している。
そのためネタとして対応させるなら、
Cygames
「MOD問題を何とかしなければ」
「MOD問題を何とかしなければ」
MODザマス
「MODは不滅だ!」
「MODは不滅だ!」
一般ユーザー
「もうやめてくれ!」
「もうやめてくれ!」
↓
馬主・権利関係者
「…………」
「…………」
となる。
未来トランクス編では、最終的に全王がザマスだけではなく’’‘未来世界そのものを消滅’’’させてしまう。
そこで最悪ケースをネタ化すると、
馬主全王
「この世界、消しちゃおっかな」
「この世界、消しちゃおっかな」
ユーザー
「ちょっ……」
「ちょっ……」
となる。
もちろん現実には馬主が一人で『ウマ娘』を丸ごと消去できるわけではなく、サービス終了が決定した事実もない。
しかし、
‘’’「問題を起こしたMODだけ消えると思っていたら、関係者との信頼悪化によって普通のファン活動まで巻き添えになる」’’’
というリスクを説明する比喩としては未来トランクス編に妙にハマる。
最悪の結末
ネタとして最悪ルートを書くなら、
MODザマス
「我がMODは不滅なり!」
「我がMODは不滅なり!」
↓
Cygames
「削除要請します」
「削除要請します」
↓
MODザマス
「再配布します」
「再配布します」
↓
騒動拡大
↓
馬主全王
「もうこの世界消すね」
「もうこの世界消すね」
↓
ウマ娘世界「」
↓
他ゲーム会社
「MOD危なすぎるな……ガイドライン改訂しよう」
「MOD危なすぎるな……ガイドライン改訂しよう」
↓
他作品のMOD文化「」
となる。
これこそ、
‘’‘MODザマスのせいで未来世界ごと消される’’’
状態である。
注意
今回の騒動について、
- ウマ娘のサービス終了が決定した
- 馬主がウマ娘から撤退すると発表した
- ゲーム業界全体でMOD禁止が決定した
という事実は2026年9月現在確認されていない。
これらは本項で扱った’’‘最悪の場合に起こり得るリスクを説明するための仮定’’’である。
一方、
- 『ウマ娘』利用規約がリバースエンジニアリングを禁止している
- ゲームの改変を禁止している
- 非公式外部ツール等の利用・作成・頒布などを禁止している
- 二次創作ガイドラインが性的表現などを対象としている
- ガイドラインが馬名管理会社との協議で制定されている
ことについては公式に確認できる。









