
左が天使
天使(てんし)
概要
天使とは、主に神話・宗教・創作世界観などに登場する、神に仕える高位存在である。神と人間をつなぐ「使い」として描かれることが多いが、作品によっては異形の姿や獣的特徴を持つこともある。
異形の天使
天使といえば「美しい羽の生えた人型」を連想しがちだが、ケモノや異形と融合したようなデザインも多数存在する。ケルビム(複数の顔と翼を持つ)、セラフィム(六枚羽根の炎の存在)など、伝承にも非人間的な姿は多く記されている。
ケモノとしての天使
創作においては、獅子・狼・兎・鳥などをモチーフとした天使型ケモノが存在する。神聖さと野生の力を兼ね備えた存在として描かれ、翼や後光など天使的意匠を保持しながら獣形態を取るものも多い。人型でなくとも神聖な象徴を宿す「聖獣」として扱われるケースもある。