
リュウダオモン
リュウダオモンは、デジタルモンスターシリーズに登場する鎧竜型デジモン。シャオモンの成長期にあたり、黄金の鎧と角を持ち、古代の東洋の龍を思わせる神聖な雰囲気を纏っている。デジモン界において伝説とされる「十三王族」の一体であり、厳かな血統を持つ存在。
その体は固い装甲で守られており、正義と忠義を重んじる精神性を備える。古代の聖なる力を宿した鎧は、単なる防御力にとどまらず、リュウダオモンの身体から放たれるデータの流れ自体を神聖化する役割を持つとされる。翼のない龍のようなフォルムは、まさに「守護者」の具現。
必殺技は「雷電穿」。角に電気を集中させ、一点突破で敵を貫く技で、スピードと破壊力を兼ね備えている。他にも「封龍陣」と呼ばれる陣を展開し、闇のデジモンの力を封じる術を使うことがある。
ケモノ的観点では、リュウダオモンはケモノ+甲冑+龍という要素を絶妙に融合させたデザインで、獣戦士やドラゴンナイト的な立ち位置に分類できる。進化後の「ジンリュウモン」や「オウリュウモン」へと繋がる系譜の中でも、リュウダオモンは特に“凛とした龍の騎士”というイメージが強い。静かに燃えるような気高さと、忠義を貫く騎士道の魂を体現した存在と言える。
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