漏れなつ。 - fmn137・生物・異世界(人外・ケモノ関連)・宇宙・天之御中主神・仮想・創作動生命体・ケモノドラゴン・人外異種族集合意識学情報図鑑ウィキ【7/29更新】 | 888666369

漏れなつ。とは

『漏れなつ。』（正式名称：漏れのなつやすみ）は、2000年代後半から2010年代にかけて開発されていたケモノ系同性愛（BL）ビジュアルノベル。
田舎の村を舞台に、ケモノの幼馴染たちと再会した主人公が、夏休みの1ヶ月間を通じて心を通わせていくストーリー。

登場するキャラクターはすべて人型のケモノで、体格や性格に個性があり、ルートによっては性的な描写も含まれる。
当時は主に2ちゃんねるやケモナー掲示板で話題となり、国内のゲイケモノ同人ゲームの草分け的存在として知られていた。

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ゲームの内容

主人公は東京から帰省し、かつて暮らしていた田舎町「泉乃杜村」にやってくる。
そこで再会するのは、小学生の頃からのケモノの幼馴染たち。プレイヤーは自由に行動スケジュールを選び、誰と過ごすかでルートが分岐する。
選択肢やイベントを通じて、複数の攻略キャラクターとの友情・恋愛・葛藤を描く青春ノベル形式。

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主なキャラクター

•	辰（たつ）：冷静で優しい幼馴染。定番の相棒ポジション。
•	洸（こう）：やんちゃで破天荒なイヌ系キャラ。
•	深（しん）：口数の少ないオオカミ系キャラ。闇が深い。
•	孝之助（こうのすけ）：ふざけたムードメーカーで狸モチーフ。
•	峻（しゅん）：気弱で内気な鹿系少年。

※全体的にケモショタから筋肉ケモノまで幅広くカバーしており、ケモナーの好みに寄り添った配役がされている。

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開発状況とロストメディア化

2009年ごろからフリーゲーム形式で開発が進行し、Windows向けの体験版などが公開されていた。
しかし、2015年7月に公式より開発中止が告知され、同年9月には公式サイトが閉鎖。
以降、配布先も消失し、本作はほぼロストメディア化している。

一部のキャラクター人気やファン活動は続いており、有志による英語訳・非公式移植なども存在するが、
現在ではプレイ環境の確保は困難であり、入手も実質不可能に近い。

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影響と評価

国内のケモナー界隈では一定のカルト的支持を受けており、
『放課後サモナーズ』登場以前の時代を代表するケモノゲームのひとつとされる。
当時としては珍しく、感情描写・人間関係・シナリオの完成度が高く評価されていた。

実況プレイ動画や考察もいくつか存在するが、情報の断絶が激しく、
「もはや語り継がれるのみの幻のケモノゲーム」として、語り草になっている。