英雄伝説 閃の軌跡
英雄伝説 閃の軌跡 | |
---|---|
The Legend of Heroes : Trails of Cold Steel | |
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対応機種 | PlayStation 3 PlayStation Vita Windows PlayStation 4 Nintendo Switch |
ジャンル | ストーリーRPG |
発売年 | 2013年 |
開発元 | 日本ファルコム |
発売元 | 日本ファルコム XSEED Games, Marvelous USA Inc. Clouded Leopard Entertainment |
公式サイト | 日本ファルコム公式 |
作中情報 | |
シリーズ | 閃の軌跡シリーズ(帝国編) |
舞台 | エレボニア帝国 |
時系列 | 七耀暦1204年 |
主人公 | リィン・シュバルツァー |
前作:碧の軌跡 次作:閃の軌跡II |
閃の軌跡(せんのきせき、Trails of Cold Steel)は、2013年に発売された英雄伝説シリーズ第3期《軌跡シリーズ》の第6作。
エレボニア帝国を舞台とする閃の軌跡シリーズの第1作。
英雄伝説としてのナンバリングはされてないが、「VIII」と推測される。
エレボニア帝国を舞台とする閃の軌跡シリーズの第1作。
英雄伝説としてのナンバリングはされてないが、「VIII」と推測される。
概要
零から閃へ――
――英雄伝説 閃の軌跡より
──《エレボニア帝国》。
ゼムリア大陸西部において最大規模を誇るこの旧き大国では近年、2つの勢力が台頭し、国内における緊張が高まりつつあった。
一つは《貴族派》──
「四大名門」と呼ばれる大貴族を中心とし、その莫大な財力によって地方軍を維持し、自分たちの既得権益を守らんとする伝統的な保守勢力。
もう一つは《革新派》──
平民出身の「鉄血宰相」を中心とし、巨大な帝都や併合した属州からの税収によって軍拡を推し進め、大貴族の既得権益を奪わんとする新興勢力。
両者の立場はどこまでも相容れず、その対立は水面下で深刻化し、皇帝の仲裁も空しく、帝国各地で暗闘が繰り広げられるようになっていた──。
そして、それは帝都近郊にある伝統的な士官学校でも同じだった。
──《トールズ士官学院》。
帝国中興の祖「ドライケルス大帝」によって創設され、身分に囚われない人材育成を目指してきたこの士官学校においても、貴族派の理事と革新派の理事が対立を深め、生徒たちに影響を与えていた。
あらゆる面で優遇され、また実力も兼ね備えた白い制服の貴族生徒たち。
優秀ながらも下に見られ、理不尽感を抱き続ける緑の制服の平民生徒たち。
制服の色や学生寮が違うことも相まって、両者は事あるごとに反発しあい、学業成績や武術訓練、クラブ活動などでも火花を散らし合うのだった。
そんな中、地方貴族の息子、リィン・シュバルツァーはトールズ士官学院への入学を果たし、帝都近郊の街トリスタを訪れる。
季節は春──白いライノの花が舞い散る中、リィンは気付く。
自分の着た制服が、貴族生徒や平民生徒の制服の色と違うことを。
少数ではあるが、同じ「深紅の制服」を着た生徒たちがいることを。
そして学院の鐘が鳴り、始まる入学式──
偉丈夫の学院長の堂々たる挨拶が終わり、若き女性教官が壇上に立つ。
「赤い制服の子たちは集まりなさい」
「これから特別オリエンテーリングを始めるわ」
それが──波乱に満ちたリィンたち《VII組》の学院生活の幕開けだった。
出典:日本ファルコム 閃の軌跡公式より
零/碧シリーズから舞台をエレボニア帝国へと移した新章。
帝国の名門士官学校《トールズ士官学院》に入学したリィン・シュバルツァーとクラスメイト達の学園生活の物語。
特別なカリキュラムとして、広大な帝国の各地を訪れ、それぞれの縁の地で帝国が抱える様々な問題を感じ、時に迷いながらも乗り越えてゆく。
帝国の名門士官学校《トールズ士官学院》に入学したリィン・シュバルツァーとクラスメイト達の学園生活の物語。
特別なカリキュラムとして、広大な帝国の各地を訪れ、それぞれの縁の地で帝国が抱える様々な問題を感じ、時に迷いながらも乗り越えてゆく。
軌跡シリーズとしては初めてグラフィックを完全に3D化し、それに伴いオリジナル版を携帯機ではなく据え置き型ゲームハードでリリースしている。以後、閃の軌跡シリーズは高画質化に舵を切り、PlayStation 4で発売された閃の軌跡IIIでは携帯機での配信はされていない。
閃の軌跡のキャラクター
名前 | 登場 | |
---|---|---|
リィン・シュバルツァー | ||
アリサ・ラインフォルト | ||
エリオット・クレイグ | ||
ラウラ・S・アルゼイド | ||
マキアス・レーグニッツ | ||
ユーシス・アルバレア | ||
エマ・ミルスティン | ||
フィー・クラウゼル | ||
ガイウス・ウォーゼル | ||
ミリアム・オライオン | ||
クロウ・アームブラスト |
閃の軌跡の各作品
作品名 | 機種 | 発売年 | 発売元 |
---|---|---|---|
英雄伝説 閃の軌跡 | PlayStation 3 / PlayStation Vita | 2013 | 日本ファルコム |
The Legend of Heroes :Trails of Cold Steel | Windows | 2017 | XSEED Games, Marvelous USA Inc. |
英雄伝説 閃の軌跡 I:改 -Thors Military Academy 1204- | PlayStation 4 | 2018 | 日本ファルコム |
Nintendo Switch | 2021 | Clouded Leopard Entertainment | |
Windows |
PlayStation 3 / PlayStation Vita
2013年に発売されたオリジナル版。
据え置き機のPS3版と携帯機のPS Vita版のマルチハードでリリースされた。
発売当時はローディングの遅さやバグの頻出などの問題が多々あったものの、アップデートで改善されている。
据え置き機のPS3版と携帯機のPS Vita版のマルチハードでリリースされた。
発売当時はローディングの遅さやバグの頻出などの問題が多々あったものの、アップデートで改善されている。
中国語版、韓国語版、北米版、欧州版が発売されており、北米版以降はボイスやイメージの追加・変更点がある。
Windows
Windows版は二つあるので注意。日本語プレイが可能なのは、XSEED Gamesの北米版である。
The Legend of Heroes :Trails of Cold Steel(北米版 英語/日本語)
XSEED Games, Marvelous USA Inc.が発売元のWindows版。解像度や映像関連のオプションがあるため、画質ではオリジナル版より遥かに高画質でプレイが可能。
当初はテキストのみ日本語を選択出来るのみで、音声は英語のみしか収録されていなかったが、2018年のアップデート後、日本語版音声でプレイが可能になった。
但し、オリジナルの北米版は日本語版と比べボイス面での追加が有り、日本語ボイスが収録されていない部分に関しては英語版音声が使用される。
後述のPS4版にほぼ準拠する。
但し、オリジナルの北米版は日本語版と比べボイス面での追加が有り、日本語ボイスが収録されていない部分に関しては英語版音声が使用される。
後述のPS4版にほぼ準拠する。
Clouded Leopard Entertainment(台湾/韓国)
2021年2月8日にClouded Leopard Entertainmentから発売されたWindows版。
日本語音声は収録されているが、2021年現在はインターフェイスが中国語(繁体字)または韓国語のどちらかなので、日本語でのプレイは不可。
Windowsで閃の軌跡をプレイしたい場合、日本語でのプレイを希望するのであれば、前述のXSEED Games版を購入することを推奨する。
日本語音声は収録されているが、2021年現在はインターフェイスが中国語(繁体字)または韓国語のどちらかなので、日本語でのプレイは不可。
Windowsで閃の軌跡をプレイしたい場合、日本語でのプレイを希望するのであれば、前述のXSEED Games版を購入することを推奨する。
内容は後述のPlayStation 4版と同等と思われる。
PlayStation 4
4Kおよび60fpsでの映像出力に対応など高画質化が図られたPS4版。
PS3/Vita版とのゲーム内容の差異は特にない。
ゲームシステム上では高速スキップ機能(通常2倍速、戦闘4倍速)やPS3/Vita版のセーブデータの利用(要PlayStaition Plus)が追加されている。
など、オリジナル版でプレイしていた人向けの機能が多い。
またPS3/Vita版のDLCがほぼ全て利用できる。
ゲームシステム上では高速スキップ機能(通常2倍速、戦闘4倍速)やPS3/Vita版のセーブデータの利用(要PlayStaition Plus)が追加されている。
など、オリジナル版でプレイしていた人向けの機能が多い。
またPS3/Vita版のDLCがほぼ全て利用できる。
また、「英雄伝説 閃の軌跡 I:改 -Thors Military Academy 1204-」としてナンバリングされているのも特徴。
Nintendo Switch
閃の軌跡の時系列
作中の時系列は時系列/閃の軌跡・II・III・IVを参照。
英雄伝説 軌跡シリーズの時系列 | ||
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VI リベール編 | ||
空の軌跡 FC 1202年 | ||
空の軌跡 SC 1202年11月 -1203年 | ||
空の軌跡 the 3rd 1203年11月 | ||
VII クロスベル編 |
VIII 帝国編 |
外伝 |
零の軌跡 1204年 1月 - 5月 |
閃の軌跡 1204年 3月 - 10月 |
|
碧の軌跡 1204年 8月 - 12月 |
閃の軌跡II 1204年11月 - 1205年3月 |
暁の軌跡 1204年9月 |
閃の軌跡III 1206年 4月 - 7月 |
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閃の軌跡IV 1206年 8月 - 9月 |
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創の軌跡 1207年 2月 - 3月 |
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IX カルバード共和国編 | ||
黎の軌跡 1208年 X月 - X月 | ||
黎の軌跡の続編 120X年 X月 - X月 |
作品始点時の七耀暦で記載で簡略化。
詳細は時系列/各作品の時系列照らし合わせを参照。
詳細は時系列/各作品の時系列照らし合わせを参照。