トールズ士官学院 Thors Military Academy
基本情報 | ||
トールズ士官学院 | ||
Thors Military Academy | ||
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トールズ士官学院・本校舎 「閃の軌跡」より | ||
別名 | 士官学院・トールズ・有角の若獅子 | |
組織種類 | 学校 | |
所在国 | エレボニア帝国 | |
都市 | 近郊都市トリスタ | |
組織情報 | ||
上位組織 | 帝国政府 | |
学生数 | 200程度? | |
設立 | 七耀暦970年〜980年頃 | |
代表者 | 学院長 ヴァンダイク帝国軍退役元帥(1204年) 理事長 オリヴァルト・ライゼ・アルノール皇子(1204年) | |
設立者 | ドライケルス大帝 | |
登場作品 | 【空】3rd 【碧】 【閃】I・II・III・IV | |
関連記事 | VII組 | |
トールズ士官学院(-しかんがくいん、Thors Military Academy)はエレボニア帝国の士官学校である。閃の軌跡およびその続編のII、III、IVにおいて主人公リィン・シュバルツァーとその仲間たちが学生及び教官として所属した。
概要
帝都ヘイムダルから見て東側の郊外に位置する近郊都市トリスタに所在する伝統的な士官学校。七耀暦970年頃に帝国中興の祖であるドライケルス大帝によって創立された。
学院の紋章は《獅子心皇帝》と呼ばれた大帝にあやかった金色の有角の獅子。
学院の紋章は《獅子心皇帝》と呼ばれた大帝にあやかった金色の有角の獅子。
その教育方針は創設者である大帝の言葉、『若者よーー世の礎たれ』を忠実に実践しており、全ての生徒が世の中の広範な知識を身につけるべく軍事に限らない総合的な教育課程を履修する。
その為、士官学校ではあるものの卒業生の進路は非常に多彩であり、帝国正規軍や各州の領邦軍などの軍隊のみならず帝国の各界に優秀な人材を数多く輩出する名門高等学校でもある。
また大帝所縁という事もあり、現在は皇族アルノール家の男子が入学する栄誉を得ている。現皇帝ユーゲントIII世もまたトールズの出身であり、皇太子セドリック・ライゼ・アルノールも1206年に入学した。
また学院の理事長職も皇族が務めており、1204年度までは学院の卒業生でもあるオリヴァルト皇子がその職にあった。
また大帝所縁という事もあり、現在は皇族アルノール家の男子が入学する栄誉を得ている。現皇帝ユーゲントIII世もまたトールズの出身であり、皇太子セドリック・ライゼ・アルノールも1206年に入学した。
また学院の理事長職も皇族が務めており、1204年度までは学院の卒業生でもあるオリヴァルト皇子がその職にあった。
歴史
七耀暦980年頃に帝国中興の祖ドライケルス大帝によって創立された伝統的な学院であり、七耀暦1206年には211期生が卒業した。
厳格な身分制度が敷かれていた当時の帝国において珍しく平民階級に門戸を開いた学院であり、平民の教育水準と社会的地位の向上に大きな役割を果たした。
また、後に革新派となる平民階級の政治派閥へとも繋がったと考えられる。
また、後に革新派となる平民階級の政治派閥へとも繋がったと考えられる。
1204年10月に勃発した帝国の内戦においては、多くの学院生が様々な形で内戦の終結に貢献した。
特に1年VII組を始めとした一部の生徒はアルフィン・ライゼ・アルノール皇女と共に皇族アルノール家所有の飛行巡洋艦《カレイジャス》に乗艦し、オリヴァルト皇子率いる第三勢力として帝国東部各地で内戦の被害を受ける民間人を中心に多くの支援活動を行った。
また内戦勃発の経緯から貴族連合とは概ね対立しており、特にクロイツェン領邦軍の民間人に対する非道な作戦行動を問題視し、人道的見地から帝国正規軍と協調しながらもあくまで中立的勢力として交戦した。
特に1年VII組を始めとした一部の生徒はアルフィン・ライゼ・アルノール皇女と共に皇族アルノール家所有の飛行巡洋艦《カレイジャス》に乗艦し、オリヴァルト皇子率いる第三勢力として帝国東部各地で内戦の被害を受ける民間人を中心に多くの支援活動を行った。
また内戦勃発の経緯から貴族連合とは概ね対立しており、特にクロイツェン領邦軍の民間人に対する非道な作戦行動を問題視し、人道的見地から帝国正規軍と協調しながらもあくまで中立的勢力として交戦した。
詳しくはトールズ士官学院・第II分校を参照。
学生
学院生の多くは平民であり、比較的裕福な家庭の出身者もいれば、充実した奨学金制度を利用して進学する学生も見受けられ、またその出身地に関しても帝国全土や諸外国から広く学生を受け入れていることから、非常に多彩である。
その一方で、伝統的な学院であることから、《四大名門》を始めとする高い爵位を持つ名門貴族の子女も多く、前述の通り皇族の男子も入学するなど、帝国の上流階級出身の生徒も多い。
その一方で、伝統的な学院であることから、《四大名門》を始めとする高い爵位を持つ名門貴族の子女も多く、前述の通り皇族の男子も入学するなど、帝国の上流階級出身の生徒も多い。
1206年に皇太子セドリックを迎えるにあたり、帝国政府の意向によってトールズ士官学院はその教育課程の多くを変更し、より軍事教育に重きを置く事となり、その在り方を大きく変質させた。
クラス編成
I組およびII組は貴族生徒、III組からV組は平民生徒と身分に応じたクラス編成がなさている。
貴族クラスは概ね爵位と身分によって、クラス分けが為されており、平民クラスは生徒の成績を基準に数字が若いクラスから順になっていると考えられる。
また制服の上着の色は、貴族生徒は白色の制服、平民生徒は緑色の制服、VII組は赤色の制服である。
貴族クラスは概ね爵位と身分によって、クラス分けが為されており、平民クラスは生徒の成績を基準に数字が若いクラスから順になっていると考えられる。
また制服の上着の色は、貴族生徒は白色の制服、平民生徒は緑色の制服、VII組は赤色の制服である。
VI組は不明。
1204年にオリヴァルト皇子の意向で新設された特務科VII組は、上記の身分に関わらずに多種多様な出自と背景をもった生徒が集められた。
I組
貴族クラス。公爵、侯爵、伯爵家の子女が在籍。
Ⅱ組
貴族クラス。
子爵、男爵家の子女が在籍。
子爵、男爵家の子女が在籍。
III組
平民クラス。
IV組
平民クラス。
V組
平民クラス。
VI組
1206年度には存在。
VII組
1204年度に新設。
1206年より第II分校。
1206年より第II分校。
VIII組
第II分校に新設されたクラス。
IX組
第II分校に新設されたクラス。
《灰の騎神》ヴァリマールとの関係
獅子心皇帝によってトールズ士官学院が創立されたトリスタの地は、かつて《獅子戦役》においてドライケルス皇子が駆った《灰の騎神》ヴァリマールが眠りについた地であり、学院の創立時に建てられた校舎(現在の旧校舎)が《騎神》の《起動者》を選ぶ《試しの扉》の直上に位置していることは偶然ではないと考えられる。
つまり、帝国がいつの日か再び戦乱に陥る事を見据えたドライケルス大帝が、遠い未来にヴァリマールを託す事の出来る『世の礎にならんとする若者』を育てる施設として作られたと推察できる。
主な卒業生
ギリアス・オズボーン(宰相・元帝国正規軍准将)
ユーゲントIII世(エレボニア皇帝・在学時は皇太子)
オーレリア・ルグィン(伯爵・第II分校分校長・元ラマール領邦軍司令官)
ウォレス・バルディアス(男爵・統合地方軍司令官・サザーランド領邦軍司令官)
オリヴァルト・ライゼ・アルノール(皇子・ユーゲントIII世の長子)
ミュラー・ヴァンダール(帝国正規軍中佐)
クレア・リーヴェルト(帝国軍鉄道憲兵隊少佐)
ユーゲントIII世(エレボニア皇帝・在学時は皇太子)
オーレリア・ルグィン(伯爵・第II分校分校長・元ラマール領邦軍司令官)
ウォレス・バルディアス(男爵・統合地方軍司令官・サザーランド領邦軍司令官)
オリヴァルト・ライゼ・アルノール(皇子・ユーゲントIII世の長子)
ミュラー・ヴァンダール(帝国正規軍中佐)
クレア・リーヴェルト(帝国軍鉄道憲兵隊少佐)
主な在学生
退学者
主な学院関係者
ヴァンダイク(学院長・帝国正規軍退役元帥)
ハインリッヒ男爵(教頭)
ベアトリクス(養護教官・元帝国正規軍大佐)
マカロフ(教官・ルーレ工科大学出身)
メアリー・アルトハイム(教官・アルトハイム伯爵家令嬢)
サラ・バレスタイン(戦術教官・元帝国遊撃士協会所属)
ナイトハルト(教官・帝国正規軍中佐)
ハインリッヒ男爵(教頭)
ベアトリクス(養護教官・元帝国正規軍大佐)
マカロフ(教官・ルーレ工科大学出身)
メアリー・アルトハイム(教官・アルトハイム伯爵家令嬢)
サラ・バレスタイン(戦術教官・元帝国遊撃士協会所属)
ナイトハルト(教官・帝国正規軍中佐)