ドロワ


遊戯王ZEXALの登場人物の一人。(cv.深水 由美)
WDC運営委員の一人で、ゴーシュ曰く「冷血女」…だが、後述のようにカイトに対して(年齢設定が無ければほぼ母性に近い)気の配り方をしていたり…と完全に捨て設定と化している。ゴーシュと行動を共にしていることが多い。
Mr.ハートランドの腹心?。
カイトに対する意味不明な恋愛感情を正当化するために為された強引な後付けの年齢設定の犠牲となり、一応年齢は19歳ではあるが、明らかに三十路の雰囲気を醸し出している。それがいいと言う人もいるがカイト絡みでやっぱりダメだと彼らは言う。
名前の元ネタはフランス語で「右」を意味する「droit」(ドロワット)か。「左」を意味するゴーシュとは対になっている。

表向きは運営委員だが実際の仕事はナンバーズ所有者の調査と管理であり、自身もナンバーズハンターの1人…が、アニメ内では未だに1枚もナンバーズを使っていない。

初登場は30話。
冒頭での、いきなり服についたトマトをなめるシーンでゴーシュ(もとい視聴者)を驚かせ、更に「これは・・・トマトだ」という発言で前述の「冷血女」という設定を一瞬で無き者にする。
続けて遊馬に「好き嫌いはいけない」と等と言い、ゴーシュによって為された「冷血女」という設定を必死に取り消そうとしていた。

初決闘は37話。徳之助の処罰を巡ってゴーシュとコンビを組み2体1で遊馬と戦う。
単調な攻撃一辺倒戦術でねじ伏せるゴーシュに比べ、表示形式を変更したり攻撃力を下げる効果を多用する(ゼアルの中では)テクニカルな戦法を取り、遊馬を追い詰める。
しかし片方のLPを削りきられれば負けという特殊ルールにより、遊馬のワンショットキル戦術からゴーシュに庇われる形で彼女も敗北。
デュエル後、あくまでも運営委員会の一員であるのにも拘わらず、私的な欲求の為に上司への報告を怠ったゴーシュに(何故か)理解を見せ、彼女も報告するのを辞めた。

後にカイトを止めるため(勿論理由はこの時点では考えられていなかったのか、明かされなかったが)運営委員を辞めて大会へ参加し、見事2回戦へ進出する。


…とここまでは「ゴーシュの考え方に一定の理解を見せる、デュエルの戦術・思考共に柔軟な女キャラ」という事で、まだ薄ら寒い恋愛に執心する他のキャラよりマトモだったのだが、遂に50話にてスタッフ達の毒牙にかかってしまう。

37話の上記のゴーシュとの同僚仲間を越えたかのようなやり取りで、他の女キャラクター達には皆無だった積み重ねをゴーシュ相手に見せていたのにも拘わらず、何を思ったか唐突に自らの体を酷使するカイトを目をウルウルさせながら心配し、 その後の51話や52話でもカイトを気に掛けるという、もはや訳が分からない展開に。

そして54話にて、デュエルコースターでコースに自ら仕掛けた罠でトロンを誘導し、(運営委員として知っていたであろう、自分に有利な)ジャングルフィールドでのデュエルに持ち込む…という公正さを完全に無視した行為に走り、更に畳み掛けるように、回想において実はカイトとほぼ同世代(19歳)という驚愕の事実が発覚、トドメとしてカイトの事を恋愛対象として見ていた事がいきなり露見した。
ちなみにゴーシュも過去の回想に出ていたが、カイトの有能さを引き立てる為の当て馬と化していた。
これらの「ドロワの参戦の理由に整合性を持たせる為のあまりにも強引な後付け設定&比較的マトモな思考をしていたドロワの唐突過ぎる恋愛脳化&スタッフが自ら築いた積み重ねを叩き壊したという事実」は多くの視聴者を唖然とさせた。
これらの強引過ぎる展開を嘲笑し、侮蔑する意味を込めて、これ以降「ドロワさんじゅうきゅうさい」という不名誉な呼称がゼアル信者自らの手によって生まれた。

ちなみにデュエルに関しては、第1ターンに手札を全部使い切るという想い人(爆笑)をリスペクトしたコンボを披露しつつ、 トロンを残りライフ100まで追い詰めるも、何故か払う必要のないライフコストを支払った事も手伝って、自分の永続魔法を逆用され敗北した。

デュエル後、カイトとの記憶をトロンの手により抹消されるという悲惨な結末を迎えるもののも、最後の瞬間に駆け付けた遊馬に「あの人(カイト)に私のことを覚えていてほしい」と伝えた。
しかし、これに関して以後特にイベントは発生せず、いきなり告白された事を迷惑がったのか当のカイトもこれを聞いても完全スルー。
ただ命の危機()にあるカイトに負担をこれ以上かけまいと決死の覚悟で闘うも力及ばず、想い人()との記憶すら奪われた挙句、記憶を奪ったトロンからは(愛なんて)つまらないなどとその感情を切り捨てられ、かなり悲惨である。

結果として積み重ねの重要性を改めて認識させられるキャラとなった。

またドロワはゴーシュと共にMr.ハートランドに恩があったはずだが彼がいなくなっても何も思うことはなかった。


使用するデッキは「幻蝶の刺客」と名のついたカード群。モチーフはその名の通り様々な蝶。これに関しては某萌え豚監督曰く「ドロワはカイトを思う気持ちから、蝶をモチーフにしたカードを使っている。」らしいが、唐突にカイトに対する恋愛感情が描写されていた為、特に意味は無い物と思われる。
ちなみに種族は《 月光蝶 ムーンリット・パピヨン》を除きなぜかすべて戦士族である。
エースモンスターは《フォトン・バタフライ・アサシン》。 何故か某カードサイトにおいて、幻蝶の刺客と関係ないのにも拘わらず、関連カードとして掲載されている。






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最終更新:2022年12月11日 00:34
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