何色でもない花 - 鬼レンチャンWiki

アーティスト：宇多田ヒカル

宇多田ヒカルの14作目の配信限定シングル。
フジテレビ系月9ドラマ『君が心をくれたから』主題歌。
レギュラー第37回のローカル枠では、同ドラマの番宣として主演の永野芽郁が番組初のキラキラゲストとして出演。
PV、ジャケット写真ともに北海道帯広市にて撮影された。
撮影方法は企業秘密ではあるが、幻想的な雰囲気の漂うMVは必見。

1番Bメロ～サビ

予想レベル：5
地声最低音：mid1G(遠くない未来、I'm in love with you 等)
地声最高音：mid2G(ああそんなに遠くない未来僕らはもうここにいないけど 等)

レベル5、というより鬼レンチャンに登場している女性曲の中ではかなり低めのキーで構成されている。
鬼レンチャンの女性曲でhi域が出てこないのは実に稀である。(というかあの糸や飾りじゃないのよ涙はでもhi域は出てくる。)
が、この楽曲は楽曲全体を通して独特なリズム、音程バーが非常にややこしく、それ故このような難易度での予想がなされている。
この範囲では、3拍子でメロディーが進行している。
Bメロでは、｢ああそんなに～｣から徐々にメロディーが下がっていく。｢未来｣の｢未｣は最低音mid1Gであり、急に訪れる低音には注意。
また、｢僕らは｣や｢もうここに｣のような跳躍に注意。また、｢いないけど｣の｢い｣は最低音mid2Gであり注意が必要。
ここからサビに入っていく。「I'm in love with youなどの跳躍に注意。
この範囲では低音に注意すればそこまで難しくはないだろう。

ラスサビ

予想レベル：6
地声最低音：mid2A(存在しないにどうぎ、しんじつとは呼ばない)
地声最高音：hiA(何も信じらんない、存在しないに同義　等) ※頻出

この範囲は、この曲特有のとても独特なテンポが遺憾なく発揮されており、前半のアレンジとはガラッと雰囲気が変わっている。(この部分をラスサビと呼ぶのかは分からない。)
1番サビよりはやや高めのキーで構成されているのだが、キーの高さはある程度の高さに調整されており、むしろこちらの方が歌いやすいという方も多いだろう。が、音程は1番サビよりも遥かにこちらの方が捉えにくい。
まず、｢存在しないに同義｣のようなやや捉えにくい音程が頻出する。また、｢確かめようのない｣の｢ない｣はバーが3本あるため、当てにくい。
そして、最大の問題は、｢真実とは呼ばない｣の｢い｣。最早バーが何本あるのか分からないほど揺れる。(この箇所は、あの花束を君にに匹敵する難しさを持つだろう。)おまけに、原曲ではこの｢い｣と何かの楽器の音、こだまする宇多田氏の声が被っており、聞こえづらい。
この箇所を乗り越えてもウイニングランとはいかず、安心して気を抜くと前述したようなやや捉えにくい音程でやられてしまうので注意。
6にしてはやや難しいか。