(歌詞は著作権に触れるため省略)
アーティスト:核P-MODEL
予想レベル:5
予想レベル:5
地声最低音:mid1F(路上スタンガンの 聞けよ物陰で)
地声最高音:mid2G#(秘みつ裏に 暗示のように)
裏声最高音:mid2F(ヤイヤイと 見えないぃ)
地声最高音:mid2G#(秘みつ裏に 暗示のように)
裏声最高音:mid2F(ヤイヤイと 見えないぃ)
予想歌唱範囲:1番全て
平沢進氏率いる音楽グループ、核P-MODELの楽曲。独特の世界観と吸い込まれるような歌声・サウンドが聴く人を虜にしている。元ネタはジョージ・オーウェルの小説「1984年」に登場する「ビッグ・ブラザー」という人物。
全体的に音程が捉えづらく、「秘密裏に事は成る」「暗示のようにキミを追う」といった跳躍から階段状に駆け下りる音程や、「ヤイヤイと」「見えない」などの裏声を用いた往復がなかなかに厄介。アップテンポな楽曲とは微妙に違う、ノリにくいスピード感で構成されているため慣れないうちは歌いづらいことだろう。
音域に関しては地声最高音のmid2G#が2度登場する他、全体を通してやや高めのキーで進行するためそこそこ体力が要される。mid2G#は跳躍で登場する上、高音が出しづらいイ段であるため注意が必要だ。不安な方は裏声で当てても良いかもしれない。
一方、先述の裏声は対照的にmid2Fと裏声で当てるにはやや低く、地声で押し通せるならこちらは地声で行ってしまったほうが安全かもしれない。特に二度目は「見えないぃ」と最後に駆け下りるため、卓越した切り替え能力が求められる。
少々近寄りがたいようなオーラを放つ本曲だが、難易度自体はしっかり練習すれば歌いこなせるレベルであり、歌唱時間も想定の範囲では25秒ほどと短い。楽曲の雰囲気に呑まれないようにしよう。なお、2番サビ終了後には階段状の音程の中でmid2G#が頻出するパートが存在している。ここが採用されるのなら難易度は更に上昇することだろう。