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updated:2012-08-04 08:12:00 (Sat)
2012年8月2日締切 新聞論評 200914029 平中隆義
1.新聞情報
- 見出し 家電 回復速度に差 シャープ今期2500億円赤字 ソニー、パナソニック黒字
- 発行日 2012年8月2日
- 新聞社 日本経済新聞朝刊
- 面数 3面
2.要約
シャープは2日、2013年3月期の連結最終損益が2500億円の赤字になる見通しだと発表した。しかし対照的にソニーとパナソニックは最終的に黒字となる見通しを発表した。これにより3社間での争いに変化が現れた。(96文字)
3.論評
上記の3社はどれもテレビを主力とした企業だがここにきて大きな変化がでたと実感する。まず赤字の見通しを示したシャープだが、他の2社とくらべて構造改革に大きな効果を得られず、長い期間を掛けてしまったことも大きいと理解できる。一方パナソニックは構造改革に成功し、実に400億の効果を出すことに成功している。ソニーもパナソニックほどではないが最終的に黒字を見込める効果を出しているのである。今後の3社の動向に注目したいところである。
4.コメント
- ・最後に文字数を表示 ex) (214字)
・論評として文末に冗長な表現が多すぎる。「でたと実感する」→「でてきた」,「も大きいと理解できる」→「が大きい」,「出しているのである」→「出している」,「注目したいところである」→「注目したい」。要は文章はシンプルに,論旨はクリアに。
・なぜ3社で差が出たのか,もう少し掘り下げた論評を期待する。シャープは構造改革に失敗とのことだが,ではソニー,パナは成功したのか。テレビを主力とするとあるが,ではテレビを主力製品とすることに今後どのような展望があるのか,など。 -- (dj-kubo) 2012-08-04 08:23:45 - 3社とも構造改革の違いで成否がわかれているけど、具体的にはどんな違いだったのだろう? -- (亀本) 2012-08-12 16:22:30