A 検体の採取と保存
小項目
- 採血〈種類,部位〉,採尿,喀痰,穿刺〈胸水,腹水,脳脊髄液,骨髄,Douglas窩,関節液,嚢胞貯留液,膿,羊水〉,生検,細胞診,新生児・乳幼児の採血と穿刺法,法医学的試料の採取,抗凝固剤,血清・血漿分離,保存法,保存期間
備考
-
採血〈種類,部位〉
- 静脈血,動脈血
102G13
検体が溶血を起こしたとき,検査値が大きく変化するのはどれか。2つ選べ。
a 総蛋白
b カリウム
c クレアチニン
d クレアチンキナーゼ〈CK〉
e 乳酸デヒドロゲナーゼ〈LDH〉
× a
○ b
× c
× d
○ e
正解 be
101B86
血液検査項目と抗凝固薬の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
a 赤沈―――――――――ワーファリン
b 血小板――――――――EDTA
c プロトロンビン時間――ヘパリン
d 血糖―――――――――フッ化ナトリウム加EDTA
e 動脈血ガス分析――――クエン酸ナトリウム
× a
○ b
× c
○ d
× e
正解 bd
101B95
腹水の性状と疾患の組合せで誤っているのはどれか。
a 血性―――癌性腹膜炎
b 乳び性――肝硬変
c 膿性―――細菌性腹膜炎
d 粘液性――腹膜中皮腫
e 胆汁性――急性胆嚢炎
○ a
× b
○ c
○ d
○ e
正解 b
99D93
動脈血採血で正しいのはどれか。
a 検査目的の説明は必要でない。
b 上肢では尺骨動脈を用いる。
c 下肢では足背動脈を用いない。
d 抗凝固剤としてEDTAを用いる。
e 採血後密閉する。
× a
× b
× c
× d
○ e
正解 e
99D94
脳脊髄液検査で正しいのはどれか。
a 高熱があるときは行わない。
b 第2,3腰椎間で穿刺する。
c 検査終了後は坐位で安静を保つ。
d 血性なら3本の試験管に分けて採取する。
e 健常人では頸静脈圧迫で圧が上昇しない。
× a
× b
× c
○ d
× e
正解 d
99D95
吸引で骨髄血を採取できない(dry tap)のはどれか。
a 赤芽球癆
b 骨髄線維症
c サラセミア
d 再生不良性貧血
e 特発性血小板減少性紫斑病
× a
○ b
× c
× d
× e
正解 b