M 酸素欠乏症
102I80
60歳の男性。意識不明のため搬入された。1時間前,下水道の点検のため同僚とマンホールのふたを開けて内部を確認し,そのまま中に入った。同僚は通行人の誘導のためその場を離れ,20分後に戻ってみると本人の姿が見えず,間もなく下流で発見された。
この種の事故防止のために,測定が義務付けられているのはどれか。
a 酸素
b メタン
c 一酸化炭素
d 二酸化炭素
e アンモニア
○ a
× b
× c
× d
× e
正解 a
診断 酸素欠乏症
100A60
57歳の男性。下水処理場のマンホール内で汚泥を外に搬出する作業を行っていたが,突然意識を失って倒れた。さらに救助しようとして中に人った同僚も急激に意識を失って倒れた。
可能性が高いのはどれか。2つ選べ。
a 酸素欠乏症
b 硫化水素中毒
c 一酸化炭素中毒
d 二酸化炭素中毒
e 二酸化窒素中毒
○ a
○ b
× c
× d
× e
正解 ab
診断 酸素欠乏症,硫化水素中毒
99A60
36歳の男性。夏季に作業のため小麦貯蔵タンク内に入って間もなく意識を消失して倒れ,救急車で搬入された。救出時意識不明でチアノーゼがあった。皮膚は湿潤しており,血管拡張は認めない。体温 37.2℃。呼吸数 16/分。脈拍 108/分,整。血圧 132/90mmHg。胸部聴診所見に異常はない。血液所見:赤血球 530万,Hb 16.0g/dl,白血球 6000。血清生化学所見:総蛋白 6.8g/dl,尿素窒素 16mg/dl,クレアチニン 1.1mg/dl,AST 30単位,ALT 32単位,CK 22単位(基準 10~40),Na 142mEq/l,K 3.8mEq/l,Cl 102mEq/l。動脈血ガス分析(自発呼吸,酸素5l/分投与下):pH 7.39,PaO2 80Torr,PaCO2 42Torr。心電図と胸部エックス線写真とに異常を認めない。
最も考えられるのはどれか。
a 熱中症
b 砒素中毒
c 酸素欠乏症
d 二酸化硫黄中毒
e 一酸化炭素中毒
× a
× b
○ c
× d
× e
正解 c
診断 酸素欠乏症