燐使
解説
レギ主導で行われた研究で創り出された、死を克服する為の生命体。
魔王リクシュマの魔力を加工、制御して植え付ける事で肉体を変貌させた存在。
サマラ魔族国の
魔族同様に瘴気を操る術を持つ。
本来は相反するはずの光と闇の両方に耐性があり、優れた耐久力や回復力も有しているが、
青き月女神リューシオンの力を浴びると特性を失うという弱点がある。
また燐使同士ならば一体化する事が可能であり、思想や理念も統一されてしまう。
ただし思想や理念の統一は全ての個体に起きる訳では無いらしく、
サロや
ジェダルの様にそれに抗えた例は存在する。
研究の過程で性能が向上しており、その完成度から三つの世代に分けられる。
第一世代は元になった素体の影響が強く残っており、肉体強化に重点を置いた変貌が確認される世代。
第二世代は瘴気を操る術を獲得し、異界領域を任意に作り出し転移をする事が可能となった世代であり、外見的には肌の白化と頭上に浮かぶ歪な天の輪が特徴。
第三世代はこれまでの特性を全て有する上に
リューシオンの力をも克服した完全体とも呼べる肉体を持ち、外見の変貌も全身に及んでいる。
正式名称が明らかになる前は
リリカによって不命体と名付けられており、燐使という名称が知られた後もそう呼称される事もある。
雑感・考察
最終更新:2019年10月24日 23:26