バトルロワイアル - Invented Hell - @ ウィキ

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kyogokurowa

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「うわっ、本当にあった」
「これで第一条件はクリアか。乗るぞお前たち」

琴子たちから分かれて灯台に向かったクオンを背負った隼人とビルドとアリアは、隼人の予想通りに備え付けられていたボートに乗り、海を横断していた。
目指すは早乙女研究所。目下、首輪の解析のためだ。

操縦者として隼人がエンジンをかければ、けたましい音が鳴り響き、あっという間に陸地から離れていく。

「...ねえビルド。あんたはさっきの岩永の話、信じてる?ここにいるあんたらは本物じゃないかもって話」
「信じたくはないけど、否定できる材料もないんだよね...」

消沈しながら答えつつ、ビルドは己の掌を見つめる。
これまでいくつものものづくりをしてきた。
時には素材を回収し。時には困難に立ち向かい。
時には作り形を整え。時には壊し形を変えて。
時には一人で。時にはみんなで力を合わせ。
時には楽しみ。時には苦しみ。

その悲喜こもごもな、培ってきた経験が全て誰かの記憶だったなんていい気持ちがしなくて当たり前だ。

「ビルド、お前はあんな説を信じ切っているのか?」
「え?」

そんなビルドに一石を投じたのは隼人。
その意外さにアリアは隼人の肩にピトリと乗り顔を寄せて問いかける。

「あり?あんたさっき『俺が偽物かどうかはどうでもいい』みたいなこと言ってなかったっけ?」
「ああ言った。だが、あれが真実だとは誰も言っていないだろう。岩永も含めてな」
「その心は?」
「あまりにも出来すぎている。テミスがよっぽどの間抜けでなけりゃあな」

隼人は片手での操縦に切り替え、空いた手でメモ帳を取り出し書きなぐり二人に見せつける。

『わざわざ俺たちの情報を取ったなら岩永の頭脳は承知の上だろう。この場にいる参加者が偽物かもしれないなんて情報は意地でも掴ませたくないはずだ』
『だが連中はそんなことお構いなしとでも言わんばかりに繋げられる情報を秘匿していないどころか見せつけている。電脳世界でしか存在できないμやアリアがいい例だ』
『わざと情報を断片的に残しておいた理由はいくらでも思いつく。単に岩永のようなタイプを嗤うための嫌がらせか、この説自体がスケープゴートであったりな』

「あー...ミスディレクションってやつね」
「ミス...?」
「簡単に言えば、大げさな動きをして人の注意を集めて、その裏で本命を進めるってこと」

ミスディレクション。現代においては手品でも使われている手法だ。
琴子の『この殺し合いにおける参加者はみな偽物である』という説は確かに一つの凶悪な爆弾だ。
それは言いかえれば最も参加者たちの注意を引ける事態と言えよう。
だが、テミス達の本命がこれではなくその背後に隠しているものだとしたら?
だとすれば、この説は真実であれ嘘であれうってつけの囮となる。
特に、琴子のような知識と知恵を頼りに戦うタイプの人間に対しては。
極論を言えば、たとえ自分が偽物だろうが本物だろうが、参加者にとっても主催にとっても、己の目的を果たせるのならどうでもいいのだ。

「あんたがどうでもいいって言ってたのはこういうことなのね。...にしてもちっとも動揺もしないのは引くわ―」

普通はビルドやリュージのようになんらかの嫌悪感や困惑を抱いて然るべきだ。
この説を提唱した琴子ですら少しとはいえ顔をしかめていた。
だというのにそれを聞かされた隼人は微塵も動揺していない。
今まで触れてきた人間が精神にブレが多い者が多かったこともあり、余計に隼人が異端染みて思えてしまう。

「当たり前だ。俺はこんなものよりも壮大なものを相手にしているんだからな」

隼人は目を細めながら先を見据える。
その目に映るのは青く広がる海原ではなく、緑色の光の群れ。
隼人を戦いの渦中に於いたゲッター線。

殺し合いも己の正体も、ゲッター線を解き明かすことに比べれば蟻にも満たない程度の事柄だ。
その為に割く思考も戸惑いも一分一秒とてくれてやるのが惜しい。
人間にとって時間とは最大の枷なのだから。

「ぅ...」

気絶していたクオンが呻き声を漏らす。

「お前たち、クオンには言うなよ」

隼人の釘を刺すような言葉にビルドとアリアは頷き返す。
三人はボートに向かう道すがら、クオンには琴子の説を教えるべきかを決めていた。

この説を聞いたのが隼人と夾竹桃という目的のためなら手段を択ばない二人だったからよかったものの、それがクオンに当てはまるかもわからない。

戦闘の腕っぷしに関しては間違いなくトップだが、心の方まではわからない。
だから琴子の説は伝えないことにした。
余計な地雷を踏む可能性を排したのだ。

「おはようクオン」
「おはよ...いったぁ!!」

クオンは目を覚ますなり顔を強張らせつい大声を出してしまう。

「ど、どうしたの!?」
「ちょっと筋肉痛が...アタタタッ!」
「あれだけのことやって筋肉痛ってどうなってるのさ」
「アハハ...って、なにかなアナタ!?」
「アタシはアリア。μと同じバーチャドールってワケよ。よろしくね」
「ばーちゃどーる?」
「早い話が歌を唄ってみんなを幸せにする電子妖精なのよさ」
「...???」
「こいつは敵ではないことだけ覚えていればいい」
「んー、釈然としないけど...まあいいか、よろしくねアリア」

バーチャドールだの電子妖精だの聞きなれない単語に戸惑うが、元の世界の仲間であるアトゥイが連れているクラリンという不思議生物みたいなものだろうと結論付け、己の中に落とし込む。

「それで...いまのコレはどういう状況なのかな?義勇とか手を組んだ三人とかが見当たらないけど」
「それはだな...」

現状を隼人が説明しようとしたその時。

『参加者の皆様方、ご機嫌よう』

放送の鐘が高らかに鳴り響いた。


「グ、ウゥゥ...」

放送を聞き終えたシドーは頭を抱え苦しみに悶える。

自分で殺したと思っていたビルドの名前は呼ばれなかった。
あれは幻覚だったのかと思いたかったが、しかし先に呼ばれたマリア・王・セルティを破壊した感触は忘れられるはずもない。

ならばあれはいったいなんだったのか。あの筋肉ダルマが妙な幻術でも使ったのか?それとも、己の破壊衝動が見せた願望だというのか?

「だとしても...負けるかよ...!」

そうだ。負けてたまるか。
あいつは、ビルドは自分にとって唯一無二の相棒だ。
あいつを壊したいという衝動なんて自分の意思でねじ伏せればいい。
たとえ、なにが囁いてきてもそんなものブッ壊して―――

―――そうやってなにかと理由つけてブッ壊すのは楽でいいよなぁ~
「くっ...!」

囁いてくる王の亡霊を振り払い、どうにか意識を保つ。
自分は壊すのが大好きな乱暴者。そんなことはもう腐るほど痛感させられた。
だがそれでも、せめて一番大切な者だけでも護りたいという想いを邪魔される謂れはない。
ビルドの、あいつのいない世界なんて信じたくもないから。

(...少々面倒になってきましたね)

苦悩するシドーを見ながらハーゴンは思案する。
シドーがその本性を解放するためには今の意思を放棄させるのが手っ取り早い。
しかし、ヴライとの戦闘を経て思い出の地を破壊されたことによりビルドへの執着が強まり、最後の一点だけは手放さないよう強くしがみついている。
今までのように逃げるように闇雲に暴れるのではなく、ある程度自覚したうえで一線を越えないようにされてしまえば、それは芯の通ったひとつの槍となってしまう。

槍とは、正面きっての戦闘に対して有効で強力な武器だ。
今までのような破壊衝動や殺人への罵倒や扇動では「それでも俺はあいつを護る」と開き直られれば厄介この上ない。
どうアプローチをかけたものか、と悩んでいた時だった。

視界に一隻のボートを捉えたのは。



放送が終わる。

(清明が死んだか)

宿敵が脱落したことに対し、隼人は特に感慨を抱かなかった。
鬼にまつわる因縁深い相手ではあるが、ただ厄介な敵を送り付けてくるというだけの相手。
かつて従えていたテロリストたちを鬼に変えられたことももう済んだことだ。
弁慶や竜馬のようにこの手で仇を討ってやる、などと義に燃える性質ではない彼にとって、清明の死はせいぜい特殊な首輪を回収できなかったというだけのことにすぎなかった。

(...ミカヅチにリゾット・ネェロ、か)

呼ばれた中で知った名前にクオンは思いを馳せる。

ミカヅチ。かつてはハクやオシュトル達と共に酒を囲んでの馬鹿騒ぎに興じる友であった漢。
しかし、アンジュが不在となりヤマトの帝として影武者に祭り建てられた者が偽物であると知ってもなお、ヤマトを護るためにアンジュたちと袂を分かったという。
トゥスクルからヤマトに攻め入れば、いずれは戦うことになるとは頭では理解していたが、しかし見知った者がいなくなるというのはやはり心に穴があき空しい気持ちになってしまう。
恐らくだが、この地でも最後まで戦い続けたのだろうが、願わくばその最期が彼にとって納得のできる形であれば救いだと思う。

リゾット・ネェロ。
彼と交わした言葉はほとんどない。しかし彼の語る『復讐』という生き方は迷うだけの自分とは違う芯を感じられた。
彼の願った復讐は果たせたのだろうか。それだけが気がかりだ。


「うぅ...彩声ぇ...」

帰宅部の一人である天本彩声の死に、アリアは涙ぐみ、彼女の死を悼む。
極度の男嫌いであり、人間ではないアリアから見ても良くないんじゃないかと思えるほどの激昂した時の口の悪さがあった子だった。
けれど、その根底には友達の不運への怒りと悲しみがあり、己の男嫌いで苦労を掛けている家族にも謝りたいと願う真摯で優しい気持ちを抱く子でもあった。
部長を通じて彼女を理解していくうちに心の底から報われてほしいと願った子―――こんなところで死んでいい子じゃなかった。
偽者かもしれないとはいえ、それで悲しみを紛らわせる程度の浅い付き合いではなかった―――少なくともアリアはそうだ。

唯一、知り合いの名前が呼ばれていないビルドだが、さしもの彼も死者がこれだけ出ている現状では普段のように呑気な顔でいることはできず。
気落ちしているクオンやアリアに声をかけることもはばかられ、重たい空気のまま船は進んでいく。

やがてボートが進む果てに陸地が見えてくる。
何が起きても動けるように隼人が注意を喚起し、ビルドとクオンは気を引き締めなおす。
そして着陸地点を凝視している最中、ビルドは見た。
角のようにとがった髪と鋭い目つき。
間違えはしない。するはずもない。

「シドー!」

ビルドは駆け出し急ぐ。
ようやく会えた。
ここに連れてこられる前から、目を覚まし手を引いてくれたあの時からずっと傍にいてくれた親友。
会いたい。この手が触れる距離まで早く辿り着いて、いつものようにハイタッチを交わし合いたい。

「シドー!!」

手を伸ばしもう一度名前を呼ぶ。
それに返すようにシドーの手も伸ばされ―――

「待てビルド!!」

あともう少しで触れ合えるその距離まで近づいたその時、ビルドの腕が後方に引かれ、隼人はその身体を抱きかかえる。

「は、隼人!?」
「ビルド。落ち着いて見てほしいかな」

隼人の隣に並び立つクオンの指差す方へとビルドは視線を向ける。
その身体は血に濡れていた。
纏っていた服は既にボロボロになっており、あからさまに戦いを繰り広げた様相を醸し出していた。

「ッ...!」

ビルドは思わず息を呑む。
今までシドーとは多くの戦闘を経験してきたがここまで酷い有様のものはなかった。
いったいなにがあったのか、そう顔色が変わった瞬間。

「――――うあああああああああ!!」

シドーの叫びが響き渡った。


あいつを見つけた時、思わず頬が緩んだ。

無事だったのか。

よかった。

あいつの傍にいるのは仲間か?ハハッ、気が付けばすぐにそうやって仲間を増やしてやがる。

相変わらずだなお前は。

でももう大丈夫だ。俺が護ってやるから。

『本当に貴方が必要なんですか?』

ずるり、と背後から血まみれの腕が絡みついてくる。

『殺すだけなら誰でもできますよ。別に貴方じゃなければいけないわけじゃないでしょう』

真赤な腕で艶めかしく身体に纏わりつき、耳元で甘い―――マリア・キャンベルの声で囁いてくる。
やけに生暖かく気持ちのいい感触が鼻孔を突いてくる。

『おんやぁ?あっちは身なりのいいにーちゃんねーちゃんとご一緒だァ。もしあいつらがこの半日間ずっと傍にいてビルドくんを護ってたら』

今度は硬くゴツゴツとした感触の血濡れの腕が馴れ馴れしく肩を組んでくる。
薄汚いダミ声と共にグリンと振り向きこちらに蛇のような視線を這わせニタついてくる。

『もうお守はあいつらだけで充分なんじゃねえかな?となるとシドーくんは...あらら残念、お払い箱確定ィ~~!』

ゲラゲラゲラゲラ
心底愉快そうに、ドレッドヘアの漢が笑い声をあげてくる。

「ぉ...俺は...」

漏れ出た声が震える。
シドーにとってビルドは替えの効かない存在だ。
彼がいない世界は苦痛そのものだった。
あの寂しさに耐え続けるのは無理だ。
けれど。

―――わかっていたことでしょう。

脳内に声が響く。

―――ムーンブルクでの冒険の時、孤立させられた貴方の為に彼は何をしましたか?

声がじわじわと俺の心を腐らせていく。

―――何もないでしょう。周りの声に従い、出された答えに従うだけ。ごらんなさい。

声に流されるままにビルドの方を見やる。
一緒にいた男と女が俺を睨み警戒している。
そんな二人に倣うように、ビルドが俺を見る目に動揺と懐疑が混じり始める。

―――少しボロボロになっただけの貴方を見て、彼は値踏みしています。貴方一人を取るか、傍の二人を取るか。

やめろ。お前が俺をそんな目で見るな。
俺はお前の味方なんだ!

―――彼らがどうかはわかりませんが、貴方はどうでしょう。ムーンブルグでは不和を招き、この会場においては主催を倒すと息まきながら既に三名もの参加者を殺害し。
もしも貴方を引き入れた上で先ほどの少女たちと遭遇すればどうなるかは考えずともわかりますね?

それでも...それでも俺はあいつを裏切りなんかしない!


―――ひとつ、良いことを教えて差し上げましょう。

べとりとした感触が両腕に纏わりつく。
これまでに殺してきた。
マリアの。
王の。
セルティの。

どす黒い血と臓物の赤色だ。

―――頭の意思にそぐわぬ手足ほど、不要なモノはないのですよ

そうだ。
俺が必要としているかどうかは関係ない。
俺は、あいつにとって―――

「――――うあああああああああ!!」



シドーはにげだした



まさに一瞬の出来事だった。

シドーが叫びをあげたと思った途端、脇目もふらず背を向けて逃走したのだ。

さしもの隼人とクオンも予想外の行動に思考が追い付かず、逃げる彼を即座に追いかけることが出来なかった。

「待ってシドー!!」

瞬く間に遠ざかっていく友を追いかける為、ビルドは隼人の腕から逃れ走り始める。

「待てビルド!」

再び拘束しようと手を伸ばす隼人だが、しかしその腕はクオンの尻尾に横合いから叩かれ阻まれる。

「友達を追いかけるのを止める理由はないかな。ビルド、私(わたくし)も行くよ!」

クオンの言葉にビルドは頷き、シドーを追いかけ始める。

「チッ...!」
「隼人、あたしたちはどうしよう」
「俺たちだけで研究所へ向かう意味も薄い。追うしかないだろうな」

もともと研究所へ向かうつもりだったのはビルドのものづくりの技術を見込んでの首輪の解析の為である。
そのビルドがいなければ一人で首輪の解析を続ける意義は少ない。
結局、隼人もまたビルドたちと共にシドーを追うハメになってしまった。

(シドー...)

追いかけながらビルドは思う。
シドーの身になにか大変なことが起きたことくらいは言われずともわかる。
だからこそ彼に頼ってほしかった。相談してほしかった。

けれど。

それが出来なかったのはムーンブルク城での一件が原因なのだろう。
周囲の意見に耳を傾けすぎて、シドーの拘束に反対しきれず我慢を強いてしまったことが。

だから。

もう同じことを繰り返さない。たとえ隼人たちに何を言われようが、ちゃんと話を聞いて誰に流されることなく自分で判断する。
決意を新たに、ビルドは友の後を追いかける。


【D-8/1日目/日中】

【ビルド(ビルダーズ主人公、性別:男)@ドラゴンクエストビルダーズ2】
[状態]:疲労(大)、精神的疲労(大)、全身にダメージ(大)
[服装]:普段着
[装備]:ビルダーハンマー@ドラゴンクエストビルダーズ2、大砲(半壊、素材を集めて修理すれば使えるかも?)
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2、あぶないカビ 大量の鉄のブロック@ドラゴンクエストビルダーズ2、大量の爆薬@鬼滅の刃、大砲の設計図@製作、折れたサイコロステーキ先輩の日輪刀@鬼滅の刃
[思考]
基本方針: ゲームからの脱出。殺し合いをしない。
0:シドーを追う。
1:シドーを捕まえたら改めて早乙女研究所に向かう。
※幻想郷の大まかな概要を聞きました。
※『今の自分が本物ではない』という琴子の考察を聞きました。
※夾竹桃・隼人・琴子・リュージ・アリアと共に【鬼滅の刃、虚構推理、緋弾のアリア、ドラゴンクエストビルダーズ2、新ゲッターロボ、ダーウィンズゲーム、東方Project、とある魔術の禁書目録、スタンド能力、うたわれるもの、Caligula】の世界観について大まかな情報を共有しました。




【神隼人@新ゲッターロボ】
[状態]:疲労(大)、全身にダメージ(大)
[服装]:普段着
[装備]:ミスタの拳銃@ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風、ミスタの拳銃(ビルドの作った模造品)
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2、浜面仕上の首輪、錆兎の首輪
[思考]
基本方針:首輪を外して主催を潰し帰還する。
0:シドーを追う
1:シドーを捕まえたら改めて早乙女研究所に向かう。
2:ビルドのものつくりの能力を利用し有利に立ち回る。現状、殺し合いに乗るつもりはない。
3:作戦実行の前に、やはり首輪のサンプルが欲しい。狙うのは晴明、殺し合いに乗った者、戦力にならない一般人(優先度は低い)。
4:竜馬と弁慶は合流できるに越したことはないが、まあ放っておいても死なんだろう。

※少なくとも平安時代に飛ばされた後からの参戦です
※幻想郷の大まかな概要を聞きました。
※『今の自分が本物ではない』という琴子の考察を聞きました。
※夾竹桃・ビルド・琴子・リュージ・アリアと共に【鬼滅の刃、虚構推理、緋弾のアリア、ドラゴンクエストビルダーズ2、新ゲッターロボ、ダーウィンズゲーム、東方Project、とある魔術の禁書目録、スタンド能力、うたわれるもの、Caligula】の世界観について大まかな情報を共有しました。






【クオン@うたわれるもの 二人の白皇】
[状態]:全身にダメージ(大)、疲労(大)
[服装]:皇女服
[装備]:
[道具]:基本支給品一色、薬用の葉っぱ@オリジナル、不明支給品0~2
[思考]
基本:殺し合いに乗るつもりはない。皆と共に脱出を。
0:シドーを追う。シドーを捕まえたら改めて早乙女研究所に向かう。
1:復讐、か……。
2:アンジュとミカヅチを失ったことによる喪失感
3:着替えが欲しいかな……。
4:オシュトル……やっぱり何発か殴らないと気が済まないかな
5:優勝……ハクを蘇らせることも出来るのかな……ううん、馬鹿なこと考えちゃ駄目!
[備考]
※ 参戦時期は皇女としてエンナカムイに乗りこみ、ヤマトに対しての宣戦布告後オシュトルに対して激昂した直後からとなります。オシュトルの正体には気付いておりません。



【アリア@Caligula Overdose -カリギュラ オーバードーズ-】
[状態]:健康
[思考]
基本:μを止める、だけど……
0:シドーを追う。シドーを捕まえたら改めて早乙女研究所に向かう。
1:帰宅部の仲間との合流
[備考]
※参戦時期は少なくてもシャドウナイフ編以降。琵琶坂生存ルートです。詳しい時期はお任せします。
※『今の自分が本物ではない』という琴子の考察を聞きました。
※夾竹桃・隼人・ビルド・琴子・リュージと共に【鬼滅の刃、虚構推理、緋弾のアリア、ドラゴンクエストビルダーズ2、新ゲッターロボ、ダーウィンズゲーム、東方Project、とある魔術の禁書目録、スタンド能力、うたわれるもの、Caligula】の世界観について大まかな情報を共有しました。



あてもなく、ただただ走り続ける。
自分はビルドの足手まといにしかならない、ビルドにとって自分は友達でも何でもない道具でしかないという現実から逃げる為に。

(俺は...俺は...!)

ビルドから逃げ出したシドーを見てハーゴンはほほ笑む。

―――少々、予定外ではありますが、まあ上場でしょう。

先ほどはシドーの心境を槍に例えたが、では強力な槍を相手にどう対処すべきか?
答えは横合いから脆い柄の方を殴りつける。
破壊衝動の方ではなく、シドーとビルドの関係に罅を入れていく。

これからシドーがビルドの役に立とうと焦り、他参加者と衝突を繰り返すならそれがいい。
あるいはただただ逃げ続けるだけでも構わない。

大切なのは、ビルドにとって今のシドーの価値は大したものじゃないと思わせることで執着を薄くさせることだ。

仮に他の参加者を全滅させ、その汚れた手をビルドに拒絶されでもすれば、それこそ真の魔王の誕生の狼煙となるだろう。

―――心待ちにしておりますよ...破滅の唄を鳴り響かせるその時を


【E-8/1日目/日中】

【シドー@ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島】
[状態]:ダメージ(大)、顔面打撲(大)、破壊衝動(極大:不安定)、精神的疲労(極大)、返り血で血塗れ、殺害による心的外傷
[服装]:いつもの服
[装備]:響健介の大剣(形状変化)@Caligula Overdose
[道具]:基本支給品、やくそう(シドー製)@ドラゴンクエストビルダーズ2
[思考・行動]
基本方針:テミスとμとかいうのをぶっ倒す
1:ビルドから逃げたい/拒絶されたくない
2:今はとにかく逃げる、誰とも会いたくない
3:自分でもよくわからない衝動にムシャクシャするが、とにかく自制する
4:久美子に対する恐怖。
[備考]
※参戦時期はムーンブルク島終了後、からっぽ島に帰った後です。
※霊夢、マリアと知り合いについて情報交換を行いました。
※破壊衝動をどうにか抑制している状況です。
※シドーの心境変化に伴い、響健介の大剣が変異しました。形状は魔王の剣@DQ11に似ています。
※破壊衝動による暴走と響健介の大剣を合わせることで疑似的にカタルシスエフェクト・オーバードーズと同様の状態となれます。健介のスキルも擬似的に使用出来ます。
※ビルドを殺したと誤解しています。

【ハーゴン@ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島】
[状態]:幽体(シドーに憑依) 満足
[思考・行動]
基本方針:シドーを「破壊神」として覚醒させ、生還させる
1:ビルドを破壊神様への生贄とする。
2:然るべきときにシドーを「破壊」の道へと誘う
3:色々と調べる必要がありそうですね
[備考]
※幽体となっており、シドーに取り憑いていますが、実体化はできません。
※シドーにどれ程の干渉ができるかについては、後続の書き手様にお任せします。
※呪いは相手が非常に弱っているときでないと効かず、一定時間経過か何らかの解呪法で元に戻ります。

前話 次話
旅立ちの刻 投下順 生きる者達

前話 キャラクター 次話
It's My Life(後編) 神隼人 英雄の唄 ー序章 introductionー
It's My Life(後編) ビルド 英雄の唄 ー序章 introductionー
It's My Life(後編) クオン 英雄の唄 ー序章 introductionー
いつしか双星はロッシュ限界へ シドー 英雄の唄 ー序章 introductionー
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