…にゃぅん
マクスウェルが目を覚ました様子を見あげて、大柄な猫が寝ていた体を起こした
じっと、マクスウェルを見上げ、首を傾げてくる
じっと、マクスウェルを見上げ、首を傾げてくる
……確か、ディランはこの猫を「ダミア」と呼んでいた
自分やディランと同じ、悪魔的な都市伝説の気配を感じさせるダミア
じっと、じっと……涙を流すマクスウェルを心配するように、ベッドの傍らから、見あげてくる
自分やディランと同じ、悪魔的な都市伝説の気配を感じさせるダミア
じっと、じっと……涙を流すマクスウェルを心配するように、ベッドの傍らから、見あげてくる
「………大丈夫、悲しいんじゃ、ないから」
…うにゃん?
マクスウェルの言葉に、ダミアがまた、首を傾げた
頬を伝う涙をぬぐいもせず、マクスウェルは小さく笑う
頬を伝う涙をぬぐいもせず、マクスウェルは小さく笑う
「…生きてくれていると、わかったから………また、会える……必ず…」
心配である事に変わりはない
会えない事は、不安につながる
会えない事は、不安につながる
……けれど
エーテルなら、大丈夫
マクスウェルは、エーテルの事を知っているから
…彼なら、大丈夫
生きてくれていると、わかったならば
……大丈夫だと、信じる事ができるのだ
エーテルなら、大丈夫
マクスウェルは、エーテルの事を知っているから
…彼なら、大丈夫
生きてくれていると、わかったならば
……大丈夫だと、信じる事ができるのだ
マクスウェルの様子に、ダミアは背中をもぞもぞとさせて
っぴょん、とベッドに飛び乗ると、マクスウェルを慰めるように、そっと擦り寄ったのだった
っぴょん、とベッドに飛び乗ると、マクスウェルを慰めるように、そっと擦り寄ったのだった
to be … ?