…それは、まだ、アンネローゼと呂布が、戦闘を行っていた頃
てちてちてちてちてち
クールトーらしき犬の遠吠えが聞こえた方向へと走るニーナ
が、所詮は幼女の足である
なかなか、目的地には到達しない
遠くから、物騒な音も聞こえてくるし
急がなければ、と気持ちばかりが急く
クールトーらしき犬の遠吠えが聞こえた方向へと走るニーナ
が、所詮は幼女の足である
なかなか、目的地には到達しない
遠くから、物騒な音も聞こえてくるし
急がなければ、と気持ちばかりが急く
そんな、ニーナの願いを
神が聞き届けたのだろうか
神が聞き届けたのだろうか
「……あれは……!」
前方、家の屋根の上を走ってくる黒い影
ニーナは、一度だけ、その姿を見た事があった
あれは……間違いない!
ニーナは、一度だけ、その姿を見た事があった
あれは……間違いない!
「クールトー!」
あちらから来るとは好都合だ!
どんどん、こちらに近づいてくるクールトー
ニーナは、首元に下げている木の十字架に手を伸ばす
どんどん、こちらに近づいてくるクールトー
ニーナは、首元に下げている木の十字架に手を伸ばす
「悪魔の化身よ!!神の裁きを受けさせるのデ」
ぶぎゅるっ!!
「みぎゃっ!?」
ドックウッド伝説の都市伝説を、発動しようとした瞬間
何かを感じたのだろうか、屋根を飛び降りてきたクールトー
それに、顔面を思いっきり踏みつけられて
何かを感じたのだろうか、屋根を飛び降りてきたクールトー
それに、顔面を思いっきり踏みつけられて
どしゃ!と顔に足跡つけられて気絶したニーナ
それに振り返りもせず、クールトーは主の下へ向かって駆けて行ったのだった
それに振り返りもせず、クールトーは主の下へ向かって駆けて行ったのだった
続く予定は一切合財ない