「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 次世代の子供達-44e

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Q & Aより】






   世界は毒で満ちている

   否、世界とは毒によって作られているものである



                      Ahuldea・Arkynayth








 夕日が完全に地平線へと飲み込まれ、夜の闇が降りてくる
 チカチカと街灯に明かりが灯り、せっかくの夜と言う支配者の体は虫食いのように削られた

 三人が向かっている先は、住宅街にある「先生」の診療所
 かつて「狐」に誘惑され、それが解除されてもなお生きていると言う特例
 その証言は、貴重なものだろう
 ……貴重なもの、の、はずなのだ、恐らく

「あぁ、そうだ」
「何だ?」
「もし、「先生」の言う事がやけに遠回りだったり、わかりにくい表現してきたとしたら、その時は頑張れ」

 頑張れ
 なんとも他人事であり無責任な言葉である
 が、直斗としても、このように言うしかないのだ。「先生」に関しては
 もっとも、突然、そんな事を言われた早渡としては怪訝な表情を浮かべるしかないのだが

「情報を聞き出すのに難儀する相手、と言う事か?」
「情報自体は、割合話してくれる。ただ、さっきも言ったように遠回しな言い方だったり、表現がわかりにくかったりするんだよ」

 運が良ければ問題なく聞き出せる、と直斗は言う
 若干、「先生」と言う人物について不安になったのか、それともどんな人物か興味でも抱いたのか

「その「先生」って、どういう人物なんだろうか」

 と、早渡が尋ねると

「おっぱい星人」
「ど変態」

 直斗と星夜が、ほぼ同時に即答した
 そう、即答である
 常日頃から、「先生」をそう思っていると言う証拠だろう

「一応、悪人ではないよ。善人でもないけど」

 続けて、こう評価した直斗と

「善悪の区別がついてない節があるのと、頭のネジが数本飛んでる節はある。現時点では正気だとは言うが、見ようによっちゃ今でも狂人だ」

 更に続けて、こう評価した星夜
 人によっては、「先生」と対面する事を戸惑いそうな説明に聞こえなくもない
 当人逹としては、ただ真っ正直に答えているだけだろうが

「基本的に、子供には親切な方だから大丈夫だと思うよ」

 と言う直斗のフォローでどれだけ挽回できたかは謎だ

 そんな会話を交わしつつ歩いていると、診療所が見えてきた
 ちょうど、入り口のところで「本日の外来受付終了」の札を下げようとしていた、直斗逹と同年代か一つ年上程度の少年が直斗逹に気づき、視線を向けてくる

「直斗、どうし……あぁ、星夜は診察か?」
「や。灰人。こんばんは」
「おぅ、「いつも通り」のだ」

 「いつも通り」で何の事なのか理解したのか、外来受付終了の札を下げながらもその少年…荒神 灰人は扉をあけた
 そうしてから、早渡へと視線を向ける

「そっちは?」
「「先生」に聞きたいことがあるって言うから、案内してきた相手」

 早渡が答えるよりも早く、灰人にそう答える直斗
 灰人は少し、早渡に警戒するような視線を向けたが「…まぁ、ここならなんとかなるか」と呟き、早渡にも中に入るよう促した

 診療所の中に入ると、待合室………と、カーテンで仕切られた診察室がちらり、と見える
 「先生」はどうやら診察室にまだいるようだった
 カーテン越しで、ちょうど足しか見えないが椅子に腰掛けているようだ

「ん、我が助手、お疲れ様。冷蔵庫に入っとる娘が作ったアップルパイ持って帰って良いよ。なので、できれば君の母君に、そろそろ私の扱いもうちょっとマシにしてほしいと伝言を……」
「「先生」、診察」

 カーテン越しに聞こえてくる「先生」の言葉を遮りながら告げる灰人
 おや?と「先生」がひょこり、顔を覗かせる
 さらりと白い髪が揺れて、眼鏡の奥の真紅の眼差しが星夜をとらえた

「あぁ、君か、星の少年。「残留思念」を使ったあとの不調かい?」
「不調は出てないが、「三年前」の事件があった場所で能力を使ったから、念の為だ」
「おや、「また」かい?……まぁいい。おいで。さて、あとの2人は付き添いかな?」

 「先生」の言葉に、星夜は慣れた様子で診察室へと入っていく
 その様子を見送りながら、直斗はにこにこと答えた

「半分はその通り、もう半分は、こいつが「先生」に聞きたい話があるって言うから、連れてきたんだ」
「ふむ。そちらの確か顔を合わせたことがないはずの少年が、かね?」

 早渡をじっと見つめながら、「先生」は記憶の中から以前遭遇したことがあるかどうか、探っているようだった
 すぐに思い当たる記憶の中に早渡の姿はなかったようで、「恐らく初対面」と判断したようだ

「こちらの少年の診察が終わってからで良ければ、聞きたいことがあるなら答えるよ。隣の部屋で待っているといい。そっちならお茶もあるから」
「はい、わかりました」

 年上相手、と言うか大人相手だからか、きちんと丁寧に対応する早渡
 そんな早渡に、直斗は「こっちこっち」と慣れた様子で手招きした
 待合室の隣の部屋の扉を開けている
 開けたその向こう側には、大きめのテーブルが一つと、いくつかの椅子が置かれているのが見えた

「…ずいぶんと、この場所に慣れた様子だな?」
「こっちの部屋、みんなで遊ぶ時に使わせてもらってたりするから」
「診療所への用事じゃないのか」

 いいのかそれ、とツッコミ入れるように言う早渡だが、いいんだよ、とむしろカーテンの向こう側の「先生」が答えてきた

「そちらの部屋は普段は使っておらんしね。有効活用してもらえるなら、それで良いさ」
「「先生」もこう言ってるし、問題ないよ」

 にこにこ笑いながら、その部屋に入っていく直斗
 早渡も、その後に続いた
 部屋の中には急須や茶筒、湯呑み、保温ポット等も置いてあり、直斗はこれまた慣れた様子でお茶をいれはじめる
 他にも、部屋の隅に置かれている机の上には何冊も本が並んでいた。民俗学やら古事記のような日本の古い神話・民話に関わる物が随分と多い
 休憩室、兼物置みたいな扱いなのだろうか、

「随分、若い先生なんだな…」
「あの白衣を見た目通りの年齢だと思わない方がいいぞ」

 早渡の呟きに、部屋に入ってきた灰人がそう告げた
 「先生」の正式な年齢については灰人もはっきりとわかっていないが、少なくとも3,40年前にはすでに大人だった事はわかっている
 それを考えれば、20代後半程度に見えるあの外見通りと思わない方が良いのだ

 それと、と
 灰人は早渡から直斗へと視線を移して告げる

「直斗、帰る時は同行していくからな。また、学校町の物騒度があがってきているから」
「えー、別に俺一人でも平気だけど……まぁ、星夜もいるんだし、わかった」

 あっさり、灰人の言葉を了承する直斗
 直斗の返事に、灰人は「よし」と頷いて、荷物を取ってくると言ってその部屋を出た
 部屋には直斗と早渡だけが残される

 直斗は、のんびりお茶を飲む構え入った……ようだったが、「あ」と思いだしたような顔になり

「そうだ。スマホのメールでもTwitterでもLINEでもいいから、アドレス交換しよう」
「えっ?」
「連絡先、わかってた方がいいだろ?後々わかった追加情報とか教えやすいだろ。連絡手段は鳩だ、とか言われたら流石に住所教えるのはアレだけど」
「安心してくれ、鳩はない」
「うん、それは良かった」

 そういう知り合いもいるから、とぽそっと呟く直斗
 どうやら、特殊な知り合いもちらほらといるらしい
 直斗の申し出に、早渡はわかった、と頷いて。自分のスマートフォンを取り出した


 診察を終えて、星夜が休憩室兼物置に入る

「診察終わっ………なんでそいつ、気持ち悪い動きしてんんだ」

 星夜が部屋に入ってまず見たもの
 それは、なんかビクンビクンしている早渡の姿だった
 「えろい」だのなんだの口にしているようだったが、星夜はそっと早渡から距離を取る
 直斗の方は、早渡の様子をむしろ面白がっているようだった

「面白いやつだからいいじゃん……星夜、診察結果、どうだった?」
「今回は特に問題なし。様子見で一週間は「再現」はするなっつわれたが」

 軽く眉間をもみながら、星夜は直斗に答える
 答えている間に、ビクンビクン状態から回復したらしい早渡が正気に戻った

「診察が終わった、って事は「先生」に話を聞いてきて大丈夫か」
「話聞くんだったら、さっさと行っとけ。向こうは夕食まだだっつってたから」

 わかった、と部屋を後にする早渡
 その早渡に「頑張れよ」と、直斗は他人事のように笑って、ひらり、手をふって見送った



 診察室に入ってきた早渡に、「先生」はどうぞと椅子を勧めた
 普段は患者が座るのであろうその椅子に早渡が腰掛けると、さて、と「先生」は早渡を見つめた

「さて、ホモの少年よ」
「タイム」

 ストップ
 「先生」の言葉を一旦、止める早渡
 何であろうか、と首を傾げる「先生」に

「俺、ホモじゃないです」

 と、至極真っ当なツッコミを入れた
 彼としても、流石にそこはツッコミいれたい、と言うか誤解されたくないポイントだったようだ

「そうかね?うむ、了解した。星の少年が、君のことをそう表現していたので、そうなのかな?と思っておった」
「風評被害です。違います。女の子の方が好きです」
「OK、実に安心した。尻の心配をせずに君と会話できそうだ………さて、改めて、私に聞きたいことがあるそうだね?」

 「先生」は、穏やかに早渡を見つめ、問う
 はい、と早渡は頷いて。その表情が引き締まる

「…「狐」についてです。「先生」は、以前、「狐」からの誘惑を受けて、しかし、それが解除された、と聞いています」

 早渡の言葉に、「先生」はおや、と声を上げる

「その件絡みかい?そうなると、20年近く前の話になるよ。あまり参考にならんかもしれん」
「構いません。話してくださいますか?」
「参考になるかならないか、微妙な意見でも良ければね」

 穏やかに笑い、そう答えた「先生」
 ならば、と早渡は質問を開始する

「それじゃあ、まずは。「狐」に誘惑された時、どんな感覚になるんですか?」
「感覚、か。強烈な惚れ薬と麻薬を与えられた感じ、かな。「狐」がこの世で絶対的に正しい存在であると感じ、彼女の為に生命をかけてでも尽くしたくなる。それ以外、考えられなくなる………どの程度強い誘惑を受けたか、にもよるが。そんな感じかな」

 すらすらと、「先生」は答える
 幸いな事に、さほどわかりにくい説明でもない

「なるほど。続けて。先程も言いましたが、「先生」は「狐」に誘惑されて解除された成功例の1人だと言う事ですが。どうやって解除されたのですか?」
「解除法か。参考にならんだろうが、「狐」自ら、誘惑を解除してきたのだよ」
「……「狐」が自ら?」

 その通り、と「先生」は微笑み、頷く
 自力で解除した訳でもなく、第三者に解除してもらった訳でもない
 「狐」が自ら、解除した
 だから、「参考にならない」と「先生」は言うのだ

「何故、「狐」が自ら、わざわざかけた誘惑を解除したのか。まぁ恐らく、誘惑をかけられた当初の私は絶賛発狂中であった故、誘惑された直後に「狐」を毒殺しようとしたからだろうね」
「毒殺」
「うん、毒殺」

 にこり、と
 なんでもない事のように笑いながら、「先生」は続けた

「発狂当時の記憶こそあれ、当時抱いていた感情に関する記憶は曖昧故に今の私には当時の私の思考パターンをはっきりと理解しきれんのだが、推測するに「この世界で生き続けてもそれは彼女にとって不幸でしかない。ならば、彼女のために彼女を殺そう」と考えたのではないかね」

 ほぼ推測で申し訳ないが、と「先生」は早渡にそう告げる

 「先生」もきちんと覚えていない事だが、先程の「先生」の推測はほぼ当たっている
 当時の彼にとっては、それが「正しく彼女(「狐」)の為になる行動」であると信じて疑わなかったのだ
 が、「狐」からしたら、いきなり毒殺を試みられてはたまったものではなかっただろう
 相手が、人間以外から見ても理解できない存在であると気づいた「狐」は、とっとと誘惑を解除して逃げ出したのだ
 人間的にも、人間以外の存在的にも、生存本能として至極真っ当な判断である
 当時の「先生」は、関わるだけで死の危険があるような、猛毒を通り越した「死毒」そのものだったのだから

 ……とはいえ、「先生」は当時、己がやらかした事は記憶しているものの、当時の自分の「危険性」に関してはいまいち理解できていない
 そして、早渡は当時の「先生」については全く知らない(はず)
 そのあたりの事情についてはわからないままである
 なので、早渡は次の質問に入った

「わかりました。次の質問……は、「狐」に誘惑されていた時の事を覚えているかどうか、なんですけど。先程答えていた事から考えると」
「あぁ、覚えているね。誘惑の強度による違いや個人差がある可能性はあるが、少なくとも、私は100%覚えている。その瞬間に抱いた感情に関して曖昧な部分があるのは、私が発狂状態から正気に戻る際に首から上を綺麗にぶっ飛ばされせい故、誘惑されていた事は全く関係ないし」

 答えるついでに、ぽろっと酷い情報が漏れ出す
 「先生」としてはただ事実を話しているだけ、と言う感覚のようであり、しかし、同時に自分の事を喋っていると言うのに、まるで他人事のように話していた
 そんな「先生」について、早渡がどのように考えているかは「先生」はわかってはいないだろうし、特に気にしてもいないのだろう

「少なくとも、「先生」はしっかり覚えている、と。それじゃあ、次の質問。「狐」の能力……魅了の力への対処法が知りたいんです」
「対処法。すなわち、魅了により誘惑されない方法が知りたい、といったところかな?」

 はい、と真剣な表情で頷く早渡
 それなら、と「先生」は穏やかに早渡を見つめながら答える

「なるべく「狐」と接触しない事、触れ合わない事、視線を合わさない事、言葉を聞かない事。基本はそこだね。「狐」の魅了は視覚聴覚触覚、ありとあらゆる感覚に働きかけてくるものだから。ぶっちゃけた話、遭遇しないにかぎる」

 「狐」そのものと遭遇しない事
 それが一番の対処法である、と、そのように「先生」は断言してみせた

「遭遇してしまった場合に備える、としたら。「大切な存在」を作っておきなさい」
「大切な存在?」
「そう、誰よりも大切な、大切な存在。絶対に、他の何者もがその座に収まるなど許されない。それほどに大切な存在。たとえ、無意識下に思う相手でもいい。それがあれば、魅了に耐えられる事もあるそうだよ。「通り悪魔」の御仁等は、それによって魅了に抵抗したね」

 もっとも、と
 続ける言葉を口にしていたその時、「先生」はほんの少し、同情しているような、静観しているような、哀れんでいるような、そんな表情を浮かべた

「あの御仁の場合、誘惑されないのは、「狐」に対する激しい怒りがあるからかもしれんね。それを思えば、「狐」に対する怒りや憎悪が一定以上ある場合も、魅了されずにすむのかもしれん………何分、データが少なくてね。断言できる段階ではない」

 にこやかで穏やかな表情に戻る「先生」
 早渡は、そんな「先生」に。さらに質問を投げかける

「あの……「先生」は、「三年前」の時点で、もう学校町にいたんですよね?」
「あぁ、そうだよ」
「それなら………「三年前」、『狐』が一度、学校町から離脱した後の話なんですが別の町で『狐』の手勢のうち、恐らく別動隊が、何者かに魅了を上書きされて。その結果、別動隊の多くが何者かの命令の所為で自害したそうです……この出来事についてご存知ですか?」

 真剣な表情で、まっすぐに「先生」を見つめて、早渡はそう問うた
 早渡のその質問に、「先生」は「ふむ?」と記憶を探る

「ん、んー……すまんな。その話は、私は把握していないね。少なくとも「薔薇十字団」はつかんでいない情報だ」
「……そう、ですか………その。そんな事、って可能なんでしょうか?」
「狐の魅了を上書き、の件についてかな?」

 はい、と頷く早渡
 すると、「先生」は

「理論上は十二分にありえることだ」

 と即答した

「そもそも、魅了系にかぎらず、精神に影響を与える能力というやつは、同じく精神に影響を与える能力によって上書きが可能なんだ。支配系能力に関しても同じだね。たとえば、「はないちもんめ」による支配を「スパニッシュフライ」による魅了で上書きするようにね」
「魅了にかぎらず、精神に影響を与えたり他人を支配するような能力を持った者なら可能、と言うことですね」
「その通り。もっとも、その能力の使い手の力量が「狐」より上でなければ難しいけれどね。魅了能力によって対抗し支配権を奪うのならば、なおさらだ。別の精神系・支配系能力であれば、魅了で対抗するよりは楽であろうが。それでも難しいと思うよ」

 「先生」が答え終えると、早渡は「先生」の回答によって得た情報を頭のなかで整理しているのか、考え込んだ表情になった
 まだ質問すべき事がないか、考えているのかもしれない


「………世界は、「毒」でできている」


 その時
 「先生」がそんな事を、ぽつり、と口にした
 思わず早渡が顔を上げると、「先生」は先程までと同じ穏やかな表情のまま、言葉を続けてきた

「世界は毒に満ちており、人は毒によって生き、毒によって殺される。人は毒がなければ生きられず、人は毒があるからこそ死んでいく。世界とはそのようにできている。故に、人は毒を理解しなければ生き続けられない」

 緩やかに、穏やかに
 それが、世界の絶対の法則である、と断言している訳ではなく
 少なくとも、「自分にとっては世界とはそういうものなのだ」とふと口にしたくなってしていると言うような、そんな声音だった

「思い込みとは猛毒である。無知とは猛毒である。しかして、全てを知ったとして毒に殺されぬ訳ではない。逆に、全てを知ったが故に「絶望」と言う名の致死量の猛毒によって殺される事もまたある」

 早渡を穏やかに見つめて
 子供を見守る大人のような表情で、「先生」は続ける

「知りなさい。たくさん、たくさん。君にとって必要な事を。「自分にとって都合のいい真実」ではなく「真なる真実」を見つけてごらん。sの真実が君にとって絶望だったとして、その絶望という猛毒に負けないくらいの、希望と言う猛毒を見つけてご覧。そうすれば、大概のことは、きっと大丈夫さ」

 穏やかに、静かに、緩やかに、「先生」は早渡にそう告げた


 その言葉がどのような意図から贈られたものであるのか、贈られた当人である早渡に伝わったかどうかはわからない
 少なくとも、「先生」自身、完全に伝わらなくてもいいと感じて発言したものなのかもしれない

 ただ、穏やかに早渡を見つめる「先生」の表情は、子供を教え導く者のものだった




to be … ?




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