黒服Hと呪われた歌の契約者 03
「はい…電話に出られるという事は、片付いたんだな?」
『えぇ、こちらは終わりましたわ』
『えぇ、こちらは終わりましたわ』
「呪われた歌」の契約者が、どれかのパレードに勝利したようである
彼女の無事に、黒服はほっとした
あのスレンダーな魅力を失うのは惜しい
彼女の太ももには、確かエロい位置に痣があったはずだし
うっかりと想像し、しゅるり、髪が伸びる
彼女の無事に、黒服はほっとした
あのスレンダーな魅力を失うのは惜しい
彼女の太ももには、確かエロい位置に痣があったはずだし
うっかりと想像し、しゅるり、髪が伸びる
『…それよりも、三面鏡の子のところへ、急いでくださいませ』
「うん?あの子は戦闘向きではないから、自宅待機だろう?」
『そうですが…彼女の能力、対「鮫島事件」には強力な力ですのよ?暗部とやら、彼女を消そうとしたら…』
「!!」
「うん?あの子は戦闘向きではないから、自宅待機だろう?」
『そうですが…彼女の能力、対「鮫島事件」には強力な力ですのよ?暗部とやら、彼女を消そうとしたら…』
「!!」
…しまった!
何故、そこまで頭が回らなかったのだろう
あの少女が、三面鏡の合わせ鏡に無限に現れる多数の個体共々、「鮫島事件」で発動しようとしている「嘘」を「嘘」だと信じれば…確かに、「鮫島事件」は敗れる
しかし……しかし、だ
はたして、あの暗部が、それを見逃してくれるか?
過労死候補ナンバー1の同僚から聞いた限り、暗部はかなり狡猾で、残忍だ
だからこそ、たとえ同じ「組織」の仲間であろうとも、計画の邪魔になるならば、問答無用で殺しかねない…!
何故、そこまで頭が回らなかったのだろう
あの少女が、三面鏡の合わせ鏡に無限に現れる多数の個体共々、「鮫島事件」で発動しようとしている「嘘」を「嘘」だと信じれば…確かに、「鮫島事件」は敗れる
しかし……しかし、だ
はたして、あの暗部が、それを見逃してくれるか?
過労死候補ナンバー1の同僚から聞いた限り、暗部はかなり狡猾で、残忍だ
だからこそ、たとえ同じ「組織」の仲間であろうとも、計画の邪魔になるならば、問答無用で殺しかねない…!
「わかった。すぐにそちらに向かう。君は…」
『…私は、駆けつけてもそこでは戦えません。他のパレードを探しますわ』
『…私は、駆けつけてもそこでは戦えません。他のパレードを探しますわ』
「わかった、では……生き延びてくれよ」
『あなたこそ…』
『あなたこそ…』
通話を切ると、黒服は走り出す
彼の前に、「夢の国の黒服」たちが姿を現すが…
彼の前に、「夢の国の黒服」たちが姿を現すが…
「----邪魔だぁっ!!!」
しゅるるるるるるるる
その髪が伸び、「夢の国の黒服」を薙ぎ払っていく
今は、倒すことよりも、先に進むことを先決する
止めを指したかどうか、などどうでもいい
その髪が伸び、「夢の国の黒服」を薙ぎ払っていく
今は、倒すことよりも、先に進むことを先決する
止めを指したかどうか、などどうでもいい
「無事でいてくれよ…!」
一瞬、脳裏に、三面鏡の少女が、「組織」の暗部たちに群がられ、命を落とす姿が浮かんだ
…………が
直後、彼の脳裏に、別の光景が浮かび上がる
具体的に書くと卑猥すぎる故、全年齢対象のこの板では到底、詳しい描写などできないが…簡潔に言うならば
少女に群がるのが、なんだかエロイ触手に変換されてみたり
少女に群がるのが、エロゲニア=ル=スライムに変換されたり
…………うん
…………が
直後、彼の脳裏に、別の光景が浮かび上がる
具体的に書くと卑猥すぎる故、全年齢対象のこの板では到底、詳しい描写などできないが…簡潔に言うならば
少女に群がるのが、なんだかエロイ触手に変換されてみたり
少女に群がるのが、エロゲニア=ル=スライムに変換されたり
…………うん
「…ありだな」
ぼそり、黒服は呟きながら
目の前に現れる敵を次々と薙ぎ払い、三面鏡の少女の下へとひた走るのだった
目の前に現れる敵を次々と薙ぎ払い、三面鏡の少女の下へとひた走るのだった
to be … ?