喫茶ルーモア・隻腕のカシマ
素晴らしきジャックさん!の巻
ある日のこと
いつもの様にジャックが輪の部屋を訪ねる
「新しいカシマ情報はありますか?」
「ん~……そうだねぇ……そういえば……」
「あるんですか?!」
「ジャックはLOLIQLOって知ってる?」
「ろりくろ!」
「いや、4文字タイトルじゃないから……」
「よんもじたいとる?」
「まぁ、知らないよね……子供服ブランドっていうのかなぁ」
「ん~……そうだねぇ……そういえば……」
「あるんですか?!」
「ジャックはLOLIQLOって知ってる?」
「ろりくろ!」
「いや、4文字タイトルじゃないから……」
「よんもじたいとる?」
「まぁ、知らないよね……子供服ブランドっていうのかなぁ」
*
輪はジャックに説明する
最近出来たブランドだが凄く売れているらしい
創設者はひき子さんという都市伝説であるらしい
そのひき子さんという都市伝説は、子供を引きずりまわし可愛い服を着せていっているらしい
孤児院も経営しているらしい
創設者はひき子さんという都市伝説であるらしい
そのひき子さんという都市伝説は、子供を引きずりまわし可愛い服を着せていっているらしい
孤児院も経営しているらしい
*
「で、それとカシマと何の関係が?」
「カシマさんがね『ひき子さんは素晴らしい方なのだろうな』って言ってたよ」
「なん……です……って?」
「カシマさんがね『ひき子さんは素晴らしい方なのだろうな』って言ってたよ」
「なん……です……って?」
ジャックは驚愕する
カシマが女性を褒める?そんなことがあるのか?
いや、美しいと言われたことはある
素晴らしいとはなんだ?
美しいよりも格上なのでは?
カシマが女性を褒める?そんなことがあるのか?
いや、美しいと言われたことはある
素晴らしいとはなんだ?
美しいよりも格上なのでは?
「……院を……して……な……きっと……」
少年の言葉は耳に入って来ない
深呼吸して落ち着くジャック
深呼吸して落ち着くジャック
「……ジャックもやってみたら?そういうことを」
「私が?……ひき子さんの様に……ですか?」
「うん、カシマさんも喜ぶと思うよ」
「そうですか……わかりました!やってみます!」
「私が?……ひき子さんの様に……ですか?」
「うん、カシマさんも喜ぶと思うよ」
「そうですか……わかりました!やってみます!」
拳をキュッと握り、立ち上がるジャック
「では、早速行きましょうか!」
「え?」
輪の腕を掴み、部屋を出る
「いや、ちょっと……?」
もの凄い速さで走り出すジャック
「まずは……白いワンピースに麦わら帽子にしましょう!」
「え?……ジャック?……あれ?……ジャックさぁぁぁぁぁん!」
「では、早速行きましょうか!」
「え?」
輪の腕を掴み、部屋を出る
「いや、ちょっと……?」
もの凄い速さで走り出すジャック
「まずは……白いワンピースに麦わら帽子にしましょう!」
「え?……ジャック?……あれ?……ジャックさぁぁぁぁぁん!」
巫女服、ゴスロリ、スパッツ、紺スク、白スク、ネコ耳、眼帯
体操服にブルマ、セーラー服と機関銃、スモックに黄色い帽子
体操服にブルマ、セーラー服と機関銃、スモックに黄色い帽子
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「ダメ……ボク……男の子だよぉ……あ……んっ……」
どこかでそれを見かけた、黒いスーツを着た男がつぶやく
「おぉ……素晴らしいじゃないですか……ゴクリ……」
ジャックの耳がそのつぶやきを捉える
シュルリと髪が伸びた様に見えたが……気のせいだろう
シュルリと髪が伸びた様に見えたが……気のせいだろう
「!……これで私も!……素晴らしいヒトに?!」
「そっちじゃなぁぁぁあぁぁあぁあぁぁぁぁい!」
その日、男装の麗人に町中を引きずり回される男の娘が
目撃されたとかされないとか……
目撃されたとかされないとか……