パニックカリブー

【名前】 パニックカリブー
【読み方】 ぱにっくかりぶー
【分類】 種族名 / 魔物(魔獣、シカ)
【備考】 【鹿】【一番美味いのは角】【美味すぎてパニック】
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シカ パニックカリブー 死の森 用語 種族名 食品 魔物 魔獣

【詳細】

死の森に生息する凶悪な鹿型の魔獣
鹿型魔獣でパニックという形容詞を冠しているあたり、ゲーム『世界樹の迷宮』シリーズの定番FoEである「狂乱の角鹿」が原型のようだ。

肉も美味いが、特に美味なのが角。
砕いて粉末状にし、スープにするのが定番だという。コンソメの素みたいな成分が固形化したものなのだろうか。
コミック版112話では、角をスープの素にし、肉を煮込んだものが作られている。

その味について、皆が絶賛する故郷(地球)の味を知る火楽をして「感動するほど美味しかった」と評している。
ウルザガルフら初めて口にした面々は感動し、何処かで食べた事があるであろう始祖さんビーゼルは冷静さを装いつつもキッチリおかわりを求めるほど。

当初、その存在を知らなかった火楽は頭を万能農具で耕してしまったため肉しか食べられなかった。
周りの助言から次に遭遇した際にはちゃんと頭を残して仕留め、調理したものを食したところ上記の感想を持ち、死の森に入った時はまず探す魔物となった。

レア且つ美味であるためかへ持ち帰ることに成功した際には英雄扱いされる。

大樹の村近辺より温泉地での捕獲数が多いようで、死霊騎士が片付けた魔物の死体の中に紛れ込んでいたこともある。

強さやどういう戦いかをするかについての描写はなく、既に狩られていたりといった被補食者の扱いが目立つが、災害級の魔窟である「死の森」での生息が可能で、クロ達が(手間を省くのも兼ねているが)直接狩らずに火楽の方へ追い立てるといった様子から決して弱いことはないだろうと思われる。

【余談】

名称に含まれるカリブーについて。
カリブーは北アメリカ産のトナカイ。また、トナカイの和名は馴鹿(じゅんろく)。
異世界のんびり農家の世界においては、なろう版359話にて「鹿」とされている

同じシカ科の動物であるため姿がよく似た鹿とトナカイだが、トナカイは雄雌両方に角が生える。鹿はオスだけ。
トナカイのツノは地面を掘り返すためシャベルのような役割を果たすように進化している。

死の森の大地は極端に固いが、この魔物の角はそれすら掘り返してしまうのだろうか。
逆に考えれば硬い大地を耕すために骨以外の何かの物質を固形化しているのかもしれない。

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最終更新:2024年02月01日 16:11