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温泉地

【名前】 温泉地
【読み方】 おんせんち
【分類】 用語/地名/施設名
【備考】 なし
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死の森 温泉地

温泉で有名な地域を指す俗称。
環境省は温泉利用状況の統計を取る際、「宿泊施設のある場所」を「温泉地」としてカウントしている。

作中では死の森北部にある街尾火楽が整備した温泉、およびその周辺施設を指す。
大樹の村と傘下の村々の住人たちや関係者の保養に活用されており、特に始祖さんが気に入ってしょっちゅう通っている様子が見られる。
また、源泉周辺が保温石の産地となっている。

【詳細】

9年目の春に北のダンジョンに住む巨人族から「北のダンジョンを越えてさらに北に行くと、熱い池があるらしい」という情報を得た火楽は、それを温泉と確信。
早速調査に向かおうとしたが、村人総出で止められてしまったため仕方なくハイエルフクロの子供たちを調査に派遣。
30日ほどで帰還した調査隊から、道中が過酷であったことと、お湯が熱過ぎて風呂のようには浸かれないとの報告を受けた*1

その後色々落ち着いた9年目の晩秋、火楽は温泉の再調査を提案。
万能農具を使えば川から水を引けることに加え、まだ火楽が面識がない巨人族に挨拶したいことをアピールして強硬に調査隊への参加を主張、何とか住人サイドに認めさせる事に成功した。
こうしてリーダーの火楽に、ルーフローラティアグランマリアリアアンダガブルガスティファノハクレンラスティクロユキ、ほかクロの子供50頭、マクラ、ほかザブトンの子供100匹、始祖さん、キアービットガルフによる温泉調査隊が結成された*2
フラウ「調査隊というより、侵攻軍みたいな感じですね」

まずは巨人族への挨拶のため北のダンジョンに向かい、到着したところで巨人族がアースラットに襲われているところに遭遇*3
アースラットを撃退後、アースラットが掘ってきた穴を調査するため隊を2つに分け、火楽率いる温泉調査隊はそのまま北上*4
3日後、山の麓を20メートルほど登ったところにある岩場に小さな池のようになっている源泉を発見した。
高い温度なのはマグマが近いからではなく、周囲が保温石の岩場であるため、高温をキープしたまま湧出しているものと判断された。
周辺調査を行い西にある一番近い川の傍に、25メートルプールほどの湯船を作って仕切りで男女別に区切り、排水用のプール、温度調整用のプール、脱衣所、保温石を利用した四畳半ぐらいのサウナ小屋を作成*5
その後温泉を楽しみつつ、3人ぐらいが入れる小さな湯船を2つ、足湯、打たせ湯、水風呂、休憩所、調理場を作成したところでアースラットの穴調査隊が合流*6*7
さらに5日後に大樹の村への帰途についた*8

始祖さんが所用を済ませたあとの9年目冬、アースラットの穴の後始末を行っていたところ、主人とのリンクが切れフリー状態で死の森を彷徨っていた死霊騎士と遭遇。
敵意がなく主人を求める彼に対し、使命を与えれば良いのではという始祖さんの助言に従い温泉の番人をやってもらうことに*9
周辺は魔物や魔獣も多いようだが死霊騎士の実力は充分で、火楽が温泉地を訪れたときは片隅にまとめられた魔物や魔獣の死骸を処理するのが最初の仕事になっている。
9年目の冬の終わり頃には用の湯船が作られた*10

10年目の春の終わりから秋の間に死霊騎士が2体合流、3体での管理体制となった*11
10年目の冬に太陽城の燃料用に保温石を採掘に行ったところ、死霊騎士たちが採掘現場でライオン一家を保護していたことが発覚。
火楽が許可したため温泉地の住人となった*12
11年目の夏には宿泊用の小屋を2棟(1棟は死霊騎士たち用)を建設、近くの岩壁を削ってライオン一家が雨と日光から逃げられる場所を作成した*13

11年目の冬に太陽城から3組の転移門が発見される*14
使い道を慎重に話し合った結果、1組を実験的に大樹の村(大樹のダンジョン)と温泉地を繋ぐのに使うことになり、12年目の秋に設置された。
また、転移門の温泉地側の管理人としてアサが常駐することに*15
これまで徒歩で数日、ハクレンに乗って数時間掛かっていたのが、転移門に行くまでの時間に短縮された。
さらに家畜たちも温泉に行くようになり、特にの行き来が話題に上るようになる。
遅くとも19年目の冬までに、温泉地にも牛や用の小屋が建設されている*16

13年目の春に、アサの要望により畑と果樹園が作られた*17
同じく13年目の春に村長の屋敷と大樹のダンジョンまでの間と、大樹のダンジョン入口と転移門がある場所までの間を結ぶ乗合馬車が開通。
ますます温泉地へ行きやすくなった*18

16年目の秋に行われた武闘会の数ヶ月前、温泉地の北にある山の中腹に上半身が埋まっていた死霊魔導師を1頭のライオンが発見、死霊騎士たちに救出される。
彼女は元々人間の国にあった空に浮かぶ島で魔法の研究を行っていたが、島が落下。
原因究明に訪れた冒険者達に彼女が落下の原因と断定されてしまい、このままでは滅ぼされると慌てて未熟な転移魔法によるランダム転移を行った結果、温泉地の北にある山の中腹に上半身が埋まった状態になってしまったとのこと。
彼女はそのまま温泉地で働くことを決意、武闘会後に温泉地を訪れた火楽と顔合わせも行い、正式に働くことを許可された*19
また、研究の助手的役割を果たしていたが島が落下した時にはぐれていたインテリジェンス・ソードのクエンタンも、始祖さんとフーシュが回収して大樹の村に持ち込み、無事合流している*20
火楽は彼女のために研究小屋を建築。
彼女だけでなく、ルーやティア、フローラも利用している*21

16年目の冬にドラゴンほぼ総出で空を飛ぶクジラの間引きを行ったが、空を飛ぶクジラの護衛の空を飛ぶサメが後方で見学していたヒイチロウグラルヘルゼを急襲、ドライムの奮闘により3人は無事だったが、ドライムはドラゴン姿から戻れないほどの大怪我を追ってしまう。
そんなドライムのために、火楽は温泉地にドラゴン姿でも入れる大きな温泉を作成*22
ドラゴン姿で入るのは解放感があるそうで、ドラゴンたちが交代で使うようになった*23

17年目の春、ウルザたちがガルガルド貴族学園に入学することになり、お目付け役の1人としてアサが同行するため、代わりの温泉地の転移門の管理人としてヨルが選ばれた。
ヨルは自分は太陽城の兵装管理担当であるとそれなりにゴネたが、そもそも太陽城の兵装は過去に売り払われており、投石用の石を最終兵器と言い、石の選別を最終兵器の調整と言い張る状態では是非もなし。
だが山エルフたちが投石機と投石機用の石を見せたことでわかりあい、火楽も温泉地に投石機を置くことを許可したため、ヨルは納得して転移門の管理人の任についた*24
以降、火楽と山エルフたちが兵器的なもの(バリスタ*25・ガトリング式水鉄砲*26迫撃砲*27)を作ると温泉地に持ち込まれるようになっている。

ウルザの出発を見送ったあとハクレンが泣き暮らすようになってしまったため、死霊魔導師が教師役の代役を務めることに。
ハクレンが5日後に届いたウルザからの手紙で復活してからも教師役の続行を希望した*28ため、死霊魔導師は住居を大樹の村に変更している*29
ただ、結局温泉地の研究小屋に居る時間の方が長いようで、火楽からは「温泉地から大樹の村に通っている」と認識されている*30

19年目の春、大樹の村のパレードに死霊騎士やライオン一家と共に3メートルくらいの見慣れぬ三面六臂四脚の骨のような生物が参加*31
話によると、気づいたら地中に埋もれており動けずにいたところ地崩れが起きたため脱出、つい最近温泉地に辿りつき死霊騎士やライオン一家と一緒に生活するようになったとのこと。
火楽は定住を許可し、名前が無いとのことだったのでアシュラと名付けた*32

20年目の夏に王都グライゼンで行われたオークション(事前に出品物を発表するタイプ)で、太陽城の武装が出品されているのが判明。
褒賞メダルまで持ち出したヨルの懇願により入札することになり、落札できれば秋に試射を行うことになった*33
なお、知らない人からすれば用途のわからないオブジェだったため、出品された22点をほぼ底値で落札*34、ヨルの希望で温泉地の方に運ばれた*35

オークションではプラーダが三千年ほど前のものと思われる死の森周辺の資源分布図を落札しており*36、それを元に試掘のため各地を回ったところ、保存状態の良い10メートルほどの人型ゴーレムが廃棄されているのを発見。
大樹の村に持ち帰り、危険物かも知れないのでハイエルフたちに一応警備をしてもらっているところに、分解調査しようと大興奮した山エルフたちが集合、そこへ何かを察したヨルが来襲、ハイエルフたちと山エルフたちを蹴散らし、動かない人型ゴーレムのコックピットに立てこもるという事案が発生。
呼ばれたベルが怒鳴り込んでようやく解決した*37
火楽はヨルが人型ゴーレムに勝手につけたジークフリートという名前を認めるなど同情的で、ハイエルフたちや山エルフたちもいつもの訓練レベルの負傷だったので全く怒ってはいなかったのだが、流石にお咎めなしというわけにはいかず秋の試射が延期となった。
なお、ヨルは当初は落ち込んだものの「では、試射は冬にするということですね!」とスーパーポジティブ解釈を行い、試射の準備を行い始めている。
ちなみにベルによると人型ゴーレムは多目的人型機動重機(アーティ・ホース)と呼ばれるもので*38、ベルたちと同世代の物とのこと*39
その後の調査の結果、ジークフリートが動かないのは重要な部品が破損しているためと判明、交換すれば動くのだが交換用の部品は発見できておらず、現在の技術では自作は不可能と結論づけられている*40

オークション開催と同時期に五村麓に建設されたプラーダ美術館の展示室の入り口付近にオブジェを飾りたいと、20年目の秋の収穫前にプラーダが提案。
すり合わせの結果火楽が悪魔の像を掘ることになり、50cmほどのサンプルを作ったところプラーダや職員たちから好評だったため、そのまま8mほどの正式版を制作した*41
このとき火楽は無自覚のまま、世界に漂っていた《絶望》の悪魔の魂を像に宿らせ《美術品を守る悪魔》として生まれ変わらせている*42

その後プラーダ美術館に《美術品を守る悪魔》を見に行ったヴェルサが大樹の村を訪問。
《美術品を守る悪魔》制作時にサンプルの方にも分体が宿ってしまっており、生まれたばかりなのに動けない像に宿ったままでは哀れなので人形(ひとがた)に移して欲しいと《美術品を守る悪魔》に頼まれたとのこと。
火楽は大樹の村に持ち帰っていたサンプルをヴェルサに渡し、一緒にサンプルが誘導するまま移動したところ、何とジークフリートの元へ。
念のためヨルも呼び、一騒動あってジークフリートを吸収し5歳くらいの女の子である《希望》の悪魔クリムとして実体化した。
クリムの世話はヨルが行うことになり、死霊魔導師と一緒に大樹の村に通って勉強しつつ、温泉地で暮らし始めた*43

20年目の冬、ヨルがクリムの面倒をちゃんと見ていることもあり、約束通り試射を行っている*44

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最終更新:2026年05月24日 21:22

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