ビーゼル=クライム=クローム

【名前】 ビーゼル=クライム=クローム
【読み方】 びーぜる=くらいむ=くろーむ
【分類】 人物 / 亜人魔族
【呼ばれ方】 ビーゼル、ビー君
【備考】 魔王国四天王】【四天王の苦労人】【家族を愛するひと】【愛妻家】
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【詳細】

ガルガルド魔王国魔王国四天王の一人。
よく四天王としか書かれない上にその肩書きが目立つためにわかりづらいが伯爵の位を持っている。

ちょび髭を生やした貴族の男性。
四天王として外交を担当し、"鉄の森"のワイバーンを落とした大樹の村が魔王国にとって不利益とならないよう、交流を持つため村にやって来た。
フラウレム=クロームは彼の娘。妻の名前はシルキーネ
シルキーネからは「ビー君」と呼ばれている。もっともビーゼル当人は外でそう呼ばれたくない様子。

普段は良識のある貴族なのだがかなりの愛妻家で、シャシャートの街で妻が至るところに描かれた宣伝馬車を見た時は「買い取れないかね?」と貴族らしい事を言い出す程。
また、愛娘であるフラウの婚姻に親バカのように反対するのではなく、既に子離れを済ませて良いお相手の選定に注力するなど根っからの貴族気質で、
娘当人もその父の意向と当人の意思を挟まないお相手の選定に口を挟まないあたり、フラウの貴族気質は父譲りであることがうかがえる。
なお、孫のフラシアベルに関してはフラウの婚姻・出産に伴いクローム家の血筋が魔王国貴族とは別のレールに踏み入れたためか、貴族のしがらみから外れ、盛大に爺バカしている。

始祖さんと並んで数少ない「転移魔術」の使い手。
複数人をまとめて移動させることも可能だが、体力を大幅に消耗するためあまり大人数で移動しようとすると負担が大きい。
魔術の原理としては始祖さんとは別のものだが、この世界では使い手の数が少なく貴重らしい。
にやってきた際には目に見える範囲で細かく転移を繰り返すことで村を目指したという。
村に接近するビーゼルを発見したのは皆殺し天使の一人であるクーデル
そのままクーデルに案内され、吸血姫殲滅天使、無数のインフェルノウルフリザードマン鬼人族らと対面。ビーゼル曰く「生きた心地がしませんでした」
その後、村の代表である普通の人間と顔を合わせ、めでたく(?)大樹の村の来客者第一号として迎えられた(もっともそれなりに警戒されていたが)。

当初は村の戦力に恐怖を抱き、その情報を知り四天王を辞めようとするランダンを引き止めたり、
ラスティスムーン等のドラゴン族まで移住し始めた村の状態を重く見て娘の派遣を独断で決めるなど苦労人として描かれていた。
だが、村長(火楽)の人となりや、娘の村での暮らしを知るに連れそういった心配事は解消し、更にフラウレムが火楽との間に孫娘を産み、名実共に火楽の妻となったことで
親として娘の良縁を望んでいたこともあって大きな喜びを見せている。

将来的に自分も大樹の村に移住することを考えているようだが、魔王との熱い話し(殴り)合いの果てに少なくとも数百年後の話、として決着がついた。
一村への移住者相談の時は諜報組織の設立という建前で一村に連れてこれない他国の孤児への寄付金に
火楽からハクレンの鱗を10枚ポンと渡されるなど、相変わらず火楽や村の価値観に振り回されている。
(まだ幼いヘルゼルナークの小さな鱗1枚で魔王国の王都に豪邸を建てられることから価値は察すべし)

流石に10年以上の付き合いとなった現在ではすっかり慣れた模様。
神の敵が村に進路を向けているという端から見た一大事には流石に心配はしたものの、それが杞憂と判ったら、
ああ、いつものやつですか」で笑って済ませられる程の素晴らしいスルースキルを披露した。

現在も苦労人としての立場は変わらないが、フラウレムが村長の子を産んだ妻の一人という立場であることと、
数少なく利便性の高い転移魔術の使い手故に村での立場もかなり優遇されていると言える。

それでもユーリが付き人に唆されて大樹の村の襲撃を目論んだり、外交担当というポジション故に問題を抱え込みやすく、
苦労人体質なのは変わらない。頑張れビーゼル。

最近はビリヤードにハマっている。火楽手製のビリヤード台&球は他の貴族の羨望の的である。

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最終更新:2023年07月07日 19:01