アットウィキロゴ

Mozilla Thunderbird に関する FAQ。

初心者向けの解説はどこかにありませんか。

FAQ をまとめたサイトはありませんか

使っているディストリビューションにインストールするには?

Mozilla Support の Thunderbird を Linux にインストールする を見てください。
ディストリビューションによっては、独自のバイナリをアーカイブしたパッケージを提供している場合があります。

Ubuntu / Mint

$ sudo apt install thunderbird thunderbird-locale-ja

Debian

$ sudo apt install thunderbird thunderbird-l10n-ja

Fedora / RHEL / AlmaLinux / Rocky Linux

$ sudo dnf install thunderbird

openSUSE

$ sudo zypper install thunderbird

Arch Linux

$ sudo pacman -S thunderbird thunderbird-i18n-ja

公式インストーラー(tarball)

https://www.thunderbird.net/ja/thunderbird/all/ で「オペレーションシステム」に Linux を選択します。

Flatpak

$ flatpak install flathub org.mozilla.thunderbird

Snap

https://snapcraft.io/thunderbird で「Install」をクリックします。Snap がインストールされている必要があります。

Flatpak と tarball は Mozilla が直接メンテしているので、セキュリティアップデートが早いです。とくにマイナーなディストリの場合にはお勧めします。
インストール後 Thunderbird は、パネルメニューより [アプリケーション] > [インターネット] > [Thunderbird Email] を選択すれば起動します。

Thunderbird の最新日本語版(リリース候補を含む)はどこから入手できますか

ディストリビューションが用意したパッケージでなく、mozilla公式サイトから最新版をインストールしたい場合、
https://releases.mozilla.org/pub/thunderbird/releases/ から入手できます。

Thunderbird のメニューが日本語化されません

日本語パックがディストリビューションで用意されている場合はそれをインストールします。

  • Ubuntu の場合
    $ sudo apt install mozilla-thunderbird-locale-ja
    
  • Debian の場合
    $ sudo apt install mozilla-thunderbird-l10n-ja
    
  • Arch の場合
    $ sudo pacman -S thunderbird-i18n-ja
    
  • 日本語パックのインストール
    ディストリビューションの調整不足などで日本語パックが入ってない場合があります。mozilla公式サイトから日本語パックをインストールすると日本語化されます。
    http://releases.mozilla.org/pub/mozilla.org/thunderbird/releases/ から バージョン/linux-x86_64/xpi/ja.xpi をダウンロードしてください。

mbox形式のファイルをインポートできますか?

Thunderbird には、他のメーラーで作成されたデータを自動的にインポートするツールが備わっています。しかし現在のところ、対応可能な形式は限られています。
Thunderbird のインポート機能は、標準的な MBOX 形式(拡張子なしの単一ファイル)のローカル保存に対応しています。この条件に当てはまるメールソフト・サービスは以下のとおりです。

  • GMail のバックアップ(Google Takeout):アカウントデータの作成で、拡張子 .mbox のファイルをダウンロードできます。拡張子 .mbox を消して、拡張子なしのファイルにします。
  • Apple Mail:Mac の「メールボックスを書き出し」機能で .mbox というフォルダが作られ、その中に拡張子なしの mbox というファイルが入ってます。
  • Sylpheed / Claws Mail :Sylpheed では ~/.sylpheed-2.0/メールボックス名/Mail/ に、Claws Mail では ~/.claws-mail/ 以下に、「inbox(受信箱)」「outbox(送信箱)」「sent(送信済み)」などの拡張子のないファイルが並んでます。

Thunderbird での保存場所は、以下の場所です。ここに貼り付けるだけです。

  • 通常のインストール: ~/.thunderbird/[プロファイル名]/Mail/Local Folders/
  • Flatpak版: ~/.var/app/org.mozilla.Thunderbird/.thunderbird/[プロファイル名]/Mail/Local Folders/

Opera Mail や Becky! Internet Mail などは ImportExportTools NG アドオンによってインポートできます。左側の「ローカルフォルダ」を右クリック→「ImportExportTools NG」 > 「mbox ファイルをインポート...」を選択します。

EML形式はインポートできますか

ImportExportTools NG というアドオンによって Thunderbird のインポート機能を強化できます。とくに 1メール1ファイルの .eml 形式をスキャンして Thunderbird 用に結合してくれます。これに対応しているメールソフトやサービスは以下のものがあります。

  • Windows Live メール / Windows メーラー
  • Outlook クラシック版(eml形式で保存)
  • 各種 Webメール(「1通保存」したデータ)
  • Shuriken

左側の「ローカルフォルダ」を右クリック→「ImportExportTools NG」で、ローカルフォルダにインポートできます。

テキスト形式のみでメール作成するようにしたい

メニューより [編集] > [アカウント設定] > [編集とアドレス入力] > [HTML形式でメッセージを編集する] のチェックを外します。これで、作成画面ではプレーンテキストだけでメールの作成を行います。

メッセージをテキストだけで表示したい

メッセージをテキストのみで表示する場合は、[表示] メニューから [メッセージの表示形式] > [プレーンテキスト] を選択してください。これにより、いわゆる HTML メールは単純なテキストに変換されて表示されます。

送信メールをテキストだけにしたい

左下の歯車アイコン→「アカウント設定」→「編集とアドレス入力」→「HTML形式でメッセージを編集する」のチェックを外します。

起動時に勝手に新着メールをダウンロードしないようにしたい

Thunderbird 標準の設定は、起動すると直ちに新着メールをローカルフォルダへダウンロードします。手動でインターネットに接続するようにしたい場合は、次のとおり設定を変更します。
[メニュー] > [アカウント設定] > [サーバ設定] より「起動時に新着メッセージがないか確認する」および「新着メッセージがないか [10] 分ごとに確認する」のチェックを外してください。

OAuth2 認証で送受信したい。とくに GMail

GMail はメールソフトで受信すること自体が難関になりました。多くのメールソフトが実装していない Cookie が必須になった上に、Google がメールソフトの開発者登録と安全性審査を要求するからです。そのため、大半のメールソフトでは、OAuth2 に対応していても、ユーザー自身が開発者登録して、認証中にWebブラウザを起動して Cookie を取得することで、やっと受信できます。しかも Cookie の期限がすぐ切れるのです。
Thunderbird は cookie 機能を自前で持っていて、Mozilla 自身が GMail の公式アプリとしての開発者登録と安全性審査を済ませているので、ユーザーが開発者登録せずに送受信できます。
とはいえ Thunderbird でも GMail はトラブル多発しているので、Thunderbird は最新版を使うようにしましょう。古いバージョンでは、ログイン画面がループしたり、パスワードを拒否されたりします。

  1. Cookie とパスワードの設定
    「設定(歯車マーク)」→「プライバシーとセキュリティ」→「ウェブコンテンツ」の「サイトから送られてきた Cookie を保存する」にチェックを入れます。
    同じ画面の「保存されたパスワード」から、過去の GMail のパスワードをすべて削除します(認証方式が変わるので)。
  2. 認証方式を OAuth2 にする
    「アカウント設定」の GMail アカウントの「サーバー設定」の「認証方式」を OAuth2 にします。
    「送信(SMTP)サーバー」の GMail サーバーも、「編集」をクリックして、「認証方式」を OAuth2 にします。
  3. Google アカウントの認証
    再起動後、受信ボタンを押すと、Google のブラウザ画面が出るので、GMail のアドレスと、メールパスワードではなく Google アカウントのパスワードを入力します。SMS 認証を求められた場合はスマホなどで認証して下さい。「Mozilla Thunderbird が Google アカウントへのアクセスをリクエストしています」の画面で「許可」または「続行」をクリックすると、Thunderbird にトークンが保存されて、Thunderbird で送受信できるようになります。
最終更新:2026年07月10日 14:22